編笠山でファミリーハイク

編笠山

2021.5.4、GWは南八ヶ岳を家族で歩いた。

お久しぶりの編笠山

僕の中で編笠山といえば背負子ハイク。八ヶ岳を背負子で登った良い?ツライ?思い出(笑。当時は、幼稚園児のソウタが歩き、ちびっ子だったゲンタが背負子に。生憎の天気でガスワンダーな編笠山だったけど、そんな苦労?もあってか記憶には残っている。7年振りの編笠山、今回は家族全員で登ることに。

背負子で八ヶ岳!親子登山~編笠山

GWは関西方面に遠征登山を考えていたわけだけど、期間中の天気が微妙で、この日くらいしか登れそうな日がなかったの。そうなると時間もお金もかけて遠出するより、近場の山を歩ければいっか。となるもの。いつもの茅野を拠点にしてのんびり過ごしつつ、天気の良さそうな4日に編笠山を登ることにしよう。

下界の天気は良いんだけど、山の天気が悪くてね…。家の近くを散歩しても、八ヶ岳はご覧の通り。特に前日は、残雪状況が気になるのに、追い打ちをかけるかのような怪しい雲が八ヶ岳を覆っていた。さらに積雪してたらどうしよう・・・という心配もあったけど、家族全員分のチェーンスパイクを準備し、念の為のピッケルも持参してるし、もちろん防寒対策にも抜かりはない。当日は晴れ予報だから、気温もそこそこ上がれば、きっと気持ち良い残雪歩きができるだろう。という読み。

この時期のファミリーハイクって、行き先選定が本当に難しい。全員が厳冬期の雪山を歩ける力量なら候補の山域も拡がるけど、そうではないし。2000m超えるくらいで景色が良くて、残雪もほどほどで、何より全員がツライ思いをすることなく登って下山できる山。そんな我が儘?贅沢?な条件にピタリとハマれば嬉しくなるもの。今回の編笠山は、まさにハマった!の一言。我ながら、ベストチョイスだったと思う。

通行止めが解除されたばかりの観音平からスタート。それほど人はいないかな…と予想していたけど、車も多く、下山後は路肩に溢れるくらい。この日の晴れ狙いで登山者が集中したのかもしれないね。僕らはいつも早出早着が基本なので、この日も7時前にはスタート。

日帰りなので、荷物は僕とソウタで分担。ソウタには、防寒着と食料を約8ℓのバックパック「アーチ」に入れて背負ってもらう。普段は習い事や学校行事で使っているリュックなんだけど、日帰りハイクで子供一人の最低装備(防寒着・雨具・手袋や行動食等)なら十分に収納できるサイズ感。個人的には、身体に合わないデカザックを背負わせて歩くのが好きじゃないので…、スタイリッシュにハイキングするなら、これくらいコンパクトなのもアリだと思う。

パンツは、asobitogearの子供用UL.ロングパンツ「YAMA-Pants」。色はキャメル。リュックのコヨーテ&グレーにパンツのキャメルと、地味めのコーデ。子供達でも、こんな感じで大人っぽくハイキングできるようになったんだよ。と皆に伝えたい。注文から3ヶ月かかりますが…、YAMA-ShortsとYAMA-Pantsは、今年かなり売れています!笑

風もなく、狙い通りの晴れ。いわゆる登山日和というやつ。数日待機した甲斐があるってもんだ。

雲海テラスに着いて小休止(お菓子タイム)。

序盤に着ていたフリースを脱いでベースレイヤー1枚に。ゲンタとユウタはパタゴニアのキャプリーン。ソウタは、雪山用に買ったアイスブレーカーの子供用メリノシャツ。これ、厚手なんだけど、春も夏も着れるし、この時期にピッタリなウェア。久しぶりに良い買い物をした。もう1つ買い足そうかしら。

登山道は混雑することなく、どちらかと言えば空いている。我が家のペースで進む。今回は奥さんもいるので、ペースは落ち着いてる感じ。ユウタがしっかり歩けるようになり、ソウタとゲンタの登りに関しては、父ちゃんもついていけないのが悲しいところ笑

岩ゴロゴロエリアもあり、慣れてないと歩きにくいよね。子供達は余裕な感じで、奥さんの後ろをピタリ笑

なんだかんだと良いペースで押手川の分岐まで。氷が張っていて、やっぱり遊んじゃうよね。

分岐の先からチェンスパを装着し、歩きやすさ優先で。ペースも維持できるし、怪我防止にも繋がるから、早めの装着が、親子登山の観点からも良いと思うのです。装着を引き伸ばしても、結局どこかで付けるなら、早いほうが良いはず。

押手川の分岐からは斜度も上がり、岩も大きくなり、ちょっと歩きにくくなるエリア。無理せず安全に進みましょうね。

視界が開け、南アルプスが一望できた。左から、仙丈ケ岳甲斐駒ヶ岳、奥に北岳間ノ岳かな。最近歩いてない山域だけど、予約なしでテント泊ができるようになったら家族みんなで歩きたいな。

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チェンスパの威力。滑ると危ない傾斜でも、爪があると、本当に歩きやすくなるんだよね。もちろん下山の時もそうで、恐る恐る降りることもなくなるから、付けてない時に比べるとスピードがまったく違う。怖がりながら踏み出す一歩と、大丈夫と思って踏み出す一歩って、圧倒的な違い。

この近くで、前方を歩く爪なしの大人ハイカーが凍結した登山道で苦戦しているところ、子供達は余裕でスルーしていった。チェンスパは、重いし荷物になるし、出番はほんの一部かもしれないけど、この時期にはやっぱりあると助かる道具だなと、改めて思うのだった。

凍結した登山道を歩き慣れてない奥さんも、スパイクを付けたことで自信をもって歩けてる。

梯子はちょっとしたイベント。テンションもあがる子供達。

徐々に標高を上げてきて、麓まで綺麗に。

小学生になったユウタも、もちろん愚図ることなく。最近は疲れた~って言葉も聞かなくなったし、山で子供の成長を感じられるのは、嬉しいよね。親子登山の良さの一つでもあると思う。

初めて見た時、あとちょっとなんて山の看板は信用できんよな~って思ったけど、この看板に関して言えば、信じて良いと思う(笑)。それくらい「あとちょっと」だから。

あとちょっと登ると、視界が開け、山頂標識が見える。編笠山、登頂~!おめでと。

久しぶりの山頂での家族だと思う。いつ以来だろうか・・・と調べてみたら、年末の日の出山だから、割と最近だったというw。

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7年振りに登った編笠山。今回はバッチリ晴れた!景色が良いと印象も全然違う!笑

山頂で早めのランチのつもりが、ちょっと風があったので、青年小屋まで行こうかって話になり、ピストンを止めて青年小屋経由の巻き道で押手川の分岐まで戻ることにした。これは想定内の変更ね。一応、巻き道ルートから山頂に登られた登山者に情報収集。特に問題なさそうだったので。子供達もその方が良いというし。

たぶん一番雪が多く、かつ斜度のあるエリアがここ。かなり滑りやすい。まぁ、ハイマツあるし、滑落ってほどではないけど、やっぱり滑って転倒→怪我ってのが一番怖いから、ストックを使って慎重に。念には念をで、嫁さん用にピッケル1本あっても良かったかな(車に積んできたけど直前で置いてきた)。子供達は慣れたもので、楽しそうに下っていくw。

残雪エリアを抜ければ、大きな岩が待ち受ける。ゴーロって言うのかな。嫁さんは不慣れなので最後尾をゆっくりと。

子供達には、小屋までお先にどうぞと。ソウタなんか、あっという間に見えなくなったわ。彼はバランス感覚が良いので、こういうとこはホント得意なんだよね。

メルヘンなブランコに乗る三兄弟

青年小屋でゆっくりとランチ。気温も上がり、雪解けでぐちょぐちょになってる部分もあり。空いてるベンチで無印のキーマカレー&パンを食べ、ユウタはさらにカップ麺。大福食べたり、持ってきた食料を大解放(笑)。おかげで、かなり軽くなったよ。

巻き道から下山。雪は多かったけど、嫁さんはむしろ雪が一番歩きやすかったし、気持ち良く歩けたってさ。良かった良かった。この時期にファミリーハイクで編笠山を選んだこと、ばっちりハマった!と思った瞬間。

子供達も雪があるとテンション上がるし、天気も良くて、ノリノリで下山。しかもすれ違う登山者は1~2組だけという静かな山歩き。

押手川の分岐に到着し、チェンスパ装備を解除。少しだけ氷遊びして、もうひと踏ん張り。

家族で何気ない会話をしながら、気分良く下山できた。

暑くて半袖にもなっちゃう。子供達、楽しんでくれたみたい。こういう姿が何より嬉しい瞬間。

という感じで、無事に下山。この時期の山選びは、本当に悩むんだけど、家族みんなが景色の良い山を気持ち良く歩けた。もうそれだけで最高だよ。最近は、家族全員で行きたい山に行けないことも多かったから尚更そう感じる。頻度は少なくなってるけど、こうやってナイスハイク!って言える山歩きを、これからも続けていきたいなと思う。

編笠山、ありがとう!