念願の鳥海山で親子登山(前編)

山遊び

2022.9.17、念願の鳥海山を子供達と一緒に歩いてきた。久しぶりに気持ちが高まる登山だった。

コロナ明け

二学期開始早々、ユウタが学校でもらった新型コロナに羅漢し、そこから順番に家族5人全員が感染した我が家。一家全滅とはまさにこれ…w。ユウタ・ゲンタ・ソウタが2日間で解熱(それでも40度)。3日目にはケロッとしてた。奥さんも2日くらいで回復し、僕だけが3日半。免疫力に比例した結果という感じ。個人的には、40代中盤の僕でも免疫機能が正常に作用していることがわかり、ちょっとホッとした。

幸いにも10日間の自宅療養期間が7日間に短縮されたばかり。最後に罹ったソウタの解除日翌日が三連休なので、やっと外出できる~!という妙な盛り上がりもあり、勢いで「鳥海山」まで遠征することにした。いつか歩きたいと願っていた山だから。

コロナ明けで全員-4kgくらい体重を落としたので、体力面の不安はあったけど、子供達も元気いっぱいだし、問題ないでしょ。奥さんは仕事の都合で連休にならないので遠出は控え、自宅でのんびり。男子4人で行ってきます。

鳥海山(ちょうかいさん、ちょうかいざん[2])は、山形県と秋田県に跨がる標高2,236 mの活火山。山頂は山形県側にあるが、秋田県側に山頂があると主張する秋田県民で山頂争いになることが多々ある。山頂に雪が積もった姿が富士山に類似しているため、出羽富士(でわふじ)とも呼ばれ親しまれている。山形県では庄内富士(しょうないふじ)とも呼ばれている。古くからの名では鳥見山(とりみやま)という。鳥海国定公園に属する。日本百名山[3]・日本百景の一つ。2007年(平成19年)に日本の地質百選に選定された。2009年(平成21年)に国史跡「鳥海山」として指定された。読みは、秋田県側で「ちょうかいさん」、山形県側で「ちょうかいざん」となっている。

2週間振りの運転で集中力が研ぎ澄まされていたのかわからないが、朝4時過ぎには秋田県にかほ市の鉾立(ほこだて)登山口に到着していた(かなりスムーズに現地へ移動できた)。酷道もなく、狭い林道もなく、ものすごく快適なアプローチ。遊佐(ゆざ)町から鳥海ブルーラインで一発。

本日のルート。①100分→②50分→③70分→⑤90分→⑩30分=計340分(片道5時間40分)のロングコース。予想はしてたけど、長いよね・・・。病み上がりには厳しめのコース(笑)。準備を整え、5時スタート!

9月の東北。朝は肌寒く、長袖長ズボン(下山まで長ズボンのまま)。少し雲が残っていて涼しく、コンディションは良好。特に、陽射しが和らいでるのが有難い。日陰無し。

海が近い鳥海山は、どこからでも日本海が見える。この風景、伯耆大山がかなり似ている。近所で例えるなら、丹沢の塔ノ岳もこんな雰囲気がある。

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東北の山らしい素敵な景色が目の前に広がっている。月山に登った時も感じたけど、とにかく日影がないから真夏だと熱中症がヤバそう…。7年前に登った月山から見ていたあの鳥海山に、ついにやってきたんだ。

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賽の河原

賽の河原を越えると、次の休憩ポイントは御浜小屋。そこまで一気に歩き、小休止の予定。

序盤は無口な男子チーム(笑)。黙々と歩いて、気が付けば目の前に御浜小屋が見えていた。ペースは順調そのもの。大きなトラブルもなく、計画通りに歩けている。

巷で噂?のクマ鈴論争への回答がこれw。僕も同意見。「小屋のまわりで」って書いてあるし。何事もTPOが大事。因みに、我が家は人数が多いので熊鈴は気持ち程度で。近い距離で前後に登山者がいる時は、音が鳴らないようにして歩いてる。気配というか獣の匂いが強い時は、しっかり音を鳴らすようにしている。

鳥海湖

小屋前で小休止。行動力で補給しながら、各自の体調確認。何せ全員コロナ明け。確実に体力は落ちているはずなので、無理のないペースで歩きたい。そんな僕の心配をよそに、子供達は至って順調。後遺症とか心配になるけど、コロナ前と変わらない元気な姿を見てホッとした。僕は、いつもより脚と食欲の調子がすこぶる良い感じ!

小屋の手前で一瞬ガスに覆われ鳥海山が隠れてしまったけど、数分もすればご覧の通り、太陽が顔を出す。幻想的な雰囲気で、僕らの気持ちを高めてくれる演出。にくいねーw

稜線に浮かび上がる御浜小屋。素晴らしい景色だ(語彙力…)

御浜小屋から先は鳥海山の山頂が視界に入り、ずっと見ながら歩いていける。

僕の中で鳥海山のハイライトと思える素晴らしい場所がここ。扇子森という場所から見る鳥海山が、とてもとても雄大で。思わずデカいなぁとつぶやいてしまった。

双六台地からの槍ヶ岳にそっくりの構図。何度も足を止めてしまった。

双六台地と槍ヶ岳がこちら。久しぶりに歩きたいなぁ。もう7年前のこと…。

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鳥海山が、こんなにスケールの大きな山だとは、良い意味で裏切られた。

ここでずっと眺めてても良いとさえ思えた。それくらい見飽きることのない、雄大な景色。扇子森から続いたこの景色が、僕的鳥海山の見所スポット。

常に日本海が見え、振り返ればこの稜線美。どこに目を向けても絶景ばかりの鳥海山。その魅力にどっぷり浸かってしまった。鳥海山はいいぞおじさん「鳥海山はいいぞ」

七五三掛(しめかけ)。読めた?

千蛇谷方面ではなく、外輪山から山頂へ。

ここから先は外輪山を三座(文殊岳・伏拝岳・行者岳)越えていくので、稜線歩きが楽しめる。

前半の緩やかなトレイルの雰囲気もガラッと変わり、険しさが顔を出してくる。

近づくほどに、火山の山なんだなぁと感じる。左奥に山頂。今は、右の外輪山を歩いているところ。

一座目の文殊岳(2005m)

どんどん進みます。

山頂直下にある御室小屋も視界に入ってきた。山頂に近づいてるぅ~

いや~、最高。チープな表現しか出てこない自分が嫌になるw

ハイマツの海を泳ぐユウタ。天気も申し分なく、とても楽しいハイキング。やっぱり「山の晴れは正義」それに尽きる。これ以上ない最高の復帰戦になった。鳥海山をこのコンディションで歩けたこと、本当に恵まれてると思う。

二座目の伏拝岳(ふしおがみだけ)に到着。しれっと写真に収まり、かつポーズを決めるユウタ(笑)。そういうの得意だよねw。憎めないやつだ。

ごつごつした岩場あり、梯子あり。想像してたのとは違った部分もあるけど、起伏に富んだトレイルは飽きがこなくて楽しい。メリハリ大事。少し刺激が欲しかったので良いタイミング。

三座目の行者岳を通過し、気持ち良すぎる稜線歩きを堪能する子供達。鳥海山のインパクトは、どうやら僕だけではなかったようで、子供達もかなりの好印象だったみたい。帰宅後も、また行きたいよねーって。

こうして見ると、意外とアップダウンがある稜線。とても快適に歩けたので、それほど苦にならず。天気・景色・トレイル、全てが重なり合ってハイパフォーマンスを生んだ感じ。とにかく最高だったわけ。(語彙力…)

山頂と御室小屋が、グッと近づいてきた。ここまでよく歩いたなぁ。

後編に続きます。

念願の鳥海山で親子登山(後編)