日光白根山ファミリーハイク~菅沼・五色沼周回ルート

山遊び

2021年の話。夏の終わりに家族で日光白根山を歩いた記録。

2021.8.29

2021年の夏休み。男子チームは、お盆前の平日に常念岳テント泊ハイク(前編後編)で夏山を満喫しているが、家族みんなで外遊びはできていない。

常念岳でクマさんに出会う~子連れテント泊ハイク(後編)

常念岳でクマさんに出会う~子連れテント泊ハイク(前編)

お盆中、天気が悪く長期遠征には行けず、義父の茅野ベースを使わせてもらい八ヶ岳の麓で数日だけのんびりしたのだけど、天気が悪くてずっと雨。確か8/16は、長野の安曇野や諏訪あたりで河川氾濫があったほどと記憶。そんなわけで、家族5人で山を歩くこともできず。もちろんキャンプもなし。このまま夏を終えるのはあまりにも寂しくて物足りない。そんなワケで、8月最終週の割と天気の良さそうな日曜日に家族登山に向かったのだ。

行き先は、日光白根山。僕とソウタは4年前の積雪期に登頂しているが、家族全員では登ったことがない。菅沼起点の周回コースはオススメと聞くし、ならば行くしかないわけで。

雪の日光白根山(奥白根山)へ〜子供と日帰り雪山登山

今日のルート。菅沼から弥陀ヶ池~日光白根山~五色沼避難小屋~五色沼~弥陀ヶ池~菅沼の周回コース。約8.5kmと距離も良い塩梅。

深夜に出発し、夜明け前に菅沼の有料駐車場へイン(1日1000円)。かなりガスってるけど晴れ予報なので、朝靄だろうと前向きに捉えて出発。ヘッデンがいるかいらないかくらいの、まだ薄暗い時間にスタート。

8月とは言え、朝は気温も低く肌寒さを感じたほど。長袖長ズボンでのスタートとした。暑くなれば、半袖短パンに着替えるつもり。

結局、登り始めるとすぐに汗が出て、暑い!脱ぐ~という子供達。30分も経たないうちに半袖短パンの正装に着替えてリスタート。僕?最初から短パンスタートですよ。

asobitogearのYAMA-Shorts。グレイッシュブルー(水色)でお揃いコーデ。

ガスは取れないけど、うっすらと太陽の陽射しを感じはじめる。標高を上げれば、上の方はすっきり青空パターンとみた。そうであって欲しい。

太陽キターーーーーー!神々しい。読み通り。

この先、山頂までずっと青空ハイク。晴れると気分も良い。テンションも上がる。一気に夏山感でてきた。

菅沼から黙々と登り続ける弥陀ヶ池に到着。目の前には日光白根山がデンっと構えている。序盤のガスワンダーな世界と比べれば、もう最高でしょう。

菅沼ロープウェイ方面に少し登り、この先を左に進んで日光白根山山頂へ。ここからぐっと標高を上げて行く。

山頂に雲なし!視界良好!夏の早朝ハイクは、最高に気持ち良い時間。空気が澄んで、リフレッシュできるんだよね。早起きは三文の徳。なんて言うけど、山ではそれがリアルに感じられるかも。

ママを先頭に子供達が続く。5人揃って山を歩くこの光景が好きなんだと改めて。もっと大きくなってからも、こうして一緒に歩いていたいもの。パパママも体力維持に努めなきゃですなぁ。

弥陀ヶ池を見下ろせるくらいまで登ってきた。雲は多いけど、下の方もガスが取れて、申し分のない天気。

山頂が近づくに連れ、少し風が出てきたので、ウインドシェルを着込む。足元は、割とどうにでもなるのでショーツのままで。さぁ、あと一息。

日本百名山 日光白根山(2578m)に登頂でございます。ブルー三兄弟、ナイスハイク!

4年前に長男ソウタと登った雪の日光白根山はこちらの記事を。

雪の日光白根山(奥白根山)へ〜子供と日帰り雪山登山

久しぶりの家族ショット。5月の編笠山以来のファミリーハイクでした。

編笠山でファミリーハイク

目の前の迫力ある雲海を眺め、子供達とお菓子を食べ、しばしのんびりと過ごす。出撃回数が少ないからこそ、今この時間の有難みをすごく感じてしまう。って、同じことをこの前も書いたような。

さぁ、五色沼へ向けて下山といきましょう。

こっち側(南側)は風が強い。フードを被って、強風を楽しみながら。ワーとかキャーとか良いながらw

YAMA-Shorts/グレイッシュブルー

ザレた道で滑りやすいので尻もちに注意しながら。結構な急こう配を下っていくので、膝が弱い妻は苦戦。ペースダウンして、無理せず進む。ここはコースタイム以上に時間が掛った区間。

五色沼が近くに見えてきた。山あるあるなので、見えてから遠いんだけど。もうすぐだって思ってもなかなか着かないと、精神的にまいるよね。

五色沼避難小屋の前に、焚き火の跡があったのだが、これはダメなやつだよね?ハイカー、それともロープウェイ利用の観光客?。いずれにしても、ここまで来るには、それなりの時間がかかるわけで、なぜここでこれを・・・と思う。

五色沼に着いたらランチタイム。久しぶりに食べた無印のトマトのキーマは、やっぱり美味しい。家族5人でパンを付けて食べると手軽で楽ちんなの。あとは、大福や団子などのずっしり系デザートをお腹に入れておけば、子供達のお腹は満たされる(笑)

五色沼は人も疎らで、ゆっくりランチできましたとさ。ここ目的のハイクもアリ。きっと年を重ねるとそういう緩~い山行が多くなってくるはず。時期を変えて再訪できれば。

そろそろ帰りますよ。

こんなに長かったっけ?と、登る時にはまったく気にならなかった距離も、下りだと長く感じるもの。男チームなら駆け足で降りるけど、下りに弱い奥様がいるので、時間をかけて。

怪我無く無事に駐車場へ帰還。最後のポーズもマンネリ化しつつある(笑)え?やるの?とやる気のないゲンタ。めんどくさそうにして映らないか疲れて嫌がるかどっちかのユウタ。僕のカメラでも撮ってと一番乗り気なもうすぐ中学生のソウタ。三者三様の下山ポーズなのでした。きっと、ソウタにとってこの儀式は、長年の経験で染み付いているものなんだと思う。

家族で初めての日光白根山。菅沼ルートは、距離良し、景色良しの素晴らしいコース。弥陀ヶ池から山頂~五色沼と周回もしやすく、歩きごたえもある。子連れハイクにもオススメできる素敵なコースなので、是非歩いてみて欲しい。

2021年、家族で歩いた夏の思い出。家族全員、大満足のナイスハイクでした~。