2024.7.31、三男と2人で近所の焼岳に登ってきました。
この山行、去年の登山なんだけど、もうすぐ一年経つとは思えないくらい、時間の流れが異常に早くてビビっている。ミシン・畑作業・自宅の改修や学校や地区行事etc、そして外遊び。毎日やることに溢れているから、とにかく時間の流れが人生で最速なんです。
気が付けば夏休み
松本に移住してから初めて行った登山が、2024年6月の燕岳。ブログにも書いたけど、物理的に「近い」という事が、どれほど最高で贅沢なのかを実感した出来事。「こんなに近かったら、いつでも行けるな」と思ったものの、山に行く時間がなければ、いくら近くてもどうにもならないわけで…。気が付けば、子供達は夏休みに突入。松本の地の利を活かせぬまま7月末…。なんて悲しいんだ。どこか山を歩きたい!そんなモチベーションでした。

日帰りできる近くの山で思い付いたのが焼岳。焼岳はユウタが未踏、夏休みの課題に火山を考えていたようなので、良いタイミングだったと思う。自宅から登山口まで車で約45分、朝までじっくり寝れるから今日も体調バッチリの僕です。この日は平日。ゲンタは部活、受験生のソウタは夏期講習へ。ということで僕とユウタの二人ハイク。

この日のトピックスは、ユウタが胃のトラブルで調子上がらなかったこと。移動中に買ったセブンの唐揚げ棒で胃もたれを起こしてしまったようでw、少し気持ち悪くて吐き気もあるみたい。序盤からスローペース。後ろを歩いていた愛知から来た男性と会話の中で息子の胃もたれの話をしてたところ、常備している太田胃散を分けていただきました。少し飲ませたら徐々に回復。本人も調子が戻ってきたようで、次からこの薬忘れないでねって言われたほどの信頼感。そもそも無理に食べなければ良いことなので、これ以降の山行では、朝のコンビニを控えたら胃のトラブルもなくなったのでした。そりゃそうだ。

体調が回復したら歩くペースも自然と上がるわけで、一気にペースアップ。今日の天気予報は昼にかけて晴れなんだけど、実際は、こんな感じでガスった世界が広がってます。このままだと山頂から穂高連峰は見えないかもしれないので、なんとか青空、お願いします!


徐々に標高を上げると山頂付近の噴煙が見えた。ほんの少しだけ青空も見えて晴れ間も。期待しながら急登を登っていきます。
岩場の登りって楽しい。

噴煙が近づいてきたので、念のためのヘルメット装着。御嶽山を歩いた時もそうだけど、最悪を想定し備えるのは大事。落石・滑落対策というよりも、あくまで噴火に備えたヘルメット着用。親子登山ではこういうところもしっかりしなきゃだ。
噴煙は前回歩いた時と変わらず、それなりに噴き出している。ここの通過に関しても、直接浴びるわけではないんだけど、風の流れで臭いは飛んでくるので、少しペースを上げて通過したいところ。

手拭いを口に巻いて対応。気休め程度だけどw。
噴煙がキツイところは急ぎ足で通過。山頂直下の登りは、結構臭いがキツかった。岩が生あたたかくて、不思議な感じ。

焼岳(2393m)に登頂!ユウタの百名山も30座を越えてきた。序盤の曇天から考えれば十分な天気ではあるけど、残念ながら穂高は顔を出さず。

時間もあるので穂高連峰が見えるまでしばらく待つことにした。ケルンを作って遊んだり、山頂は広いのでのんびりと過ごせた。何より平日なので人が少ないのも良い。

1時間くらい粘ってみたけど、これくらいしか顔を出さず。チラ見で終わってしまったけど、右下に梓川が見えたので、それは良かった。

中央下にポツンと見える緑の屋根が焼岳小屋。前回、ソウタと焼岳を歩いた時は、焼岳から焼岳小屋を経由して上高地の河童橋まで歩き、タクシーで駐車場まで戻る周回コースだった。


1時間も山頂にいたので、少しでも天気の良いタイミングで記念撮影を何度も(笑)。帰りの運転は1時間もかからないし、距離も近いから、こうやって山頂でのんびりする時間も取れる。松本暮らし、最高かよ。

思う存分に堪能したので下山開始。想像よりも晴れたし、山頂も気持ち良かったなぁ。

帰りはあっという間の11時に下山完了。いや~、早い早い。自宅でお昼を食べて、午後から畑仕事ができた。東京から来るとこうもいかない。日帰りでも丸1日取られちゃう。今の僕らには松本暮らしはビタっとマッチしているんだと日々感じている。登山する為に移住したわけではないんだけど、山が近くなったことによる恩恵は計り知れないなぁと。そしてこの環境を最大限に活用したいと思うのです。
気楽に、身近にアルプスが楽しめる。次はどこを歩こうか。
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