2019.8.3~8.4、子供達と立山を歩いてきました。後編の続き。雷鳥沢キャンプ場と下山のお話。
雷鳥沢キャンプ場
室堂から雄山~大汝山~富士ノ折立と歩き、大走りから雷鳥沢キャンプ場へ。テン場に着いたのは15時半過ぎ。懸念事項だった設営場所の確保は…
無事、khafrasilを設営!結構スペース残ってたという印象。もう少し見渡せば、ここじゃない場所にも張れるスペースはあったけど、疲れてたので、目に付いた場所にそのまま張った。
2013年夏購入のカフラシル(リッジラインにループがない初期タイプ)。丸6年経ったけど、変わらずに使えてる。ポリウレタンコーティングしてない生地って長持ちするよね。改めて、シルナイロンは良いね。2人なら大きすぎるけど、3人なら丁度良い広さ。設営面積を取るので、人が多い人気のテン場や狭いテン場は場所確保がネックになるので、自立式テントとの使い分け。雷鳥沢ならカフラシル一択で。
テーブルベンチで乾杯!持参ビールのぬるさたるやw。できればキンキンに冷えたビールを飲みたかったけど、買いに行くのが遠くてやめた。元気いっぱいのソウタを御遣いに…なんてことも考えたけどやめた(笑)
ゲンタがカメラでたくさん写真を撮ってくれた。小さいからなのか、下からのアングルが多かったな。ありがとう!
テーブルでのんびりとビールを飲みながら、同席の方と談笑。京都からいらした方で、山談義などを。テント場のこんな時間が楽しい。子供達は、カメラを持って遊びにいった。二人とも小学生だし、手がかからなくなって楽になったなぁー。しみじみ
夕飯はカレー。そこまで高所じゃないから、上手に炊飯もできて、子供達は美味しそうにカレーを食べてた。キウイフルーツもデザートも持参したから、それなりに充実した夕飯になったかな。それでも、もう少し食材持ってきても良かったなと反省。ソーセージとか餃子とか焼きたいね。
食後は、雷鳥沢ヒュッテで温泉に入り、汗を流す。なんという贅沢。リフレッシュしてテントに戻って、19時前に就寝。良い夜だった。テントから出るのが億劫で星空は見ていないw
Day2 下山
翌朝。6時頃起きたけど、テントはたくさん残ってたから、ベースキャンプとして使う人が多いのかな。昨日以上に晴れてて、立山もくっきり。最高だろうね。
奥の方までテント。ちょっと離れてるけど、あちらも静かで良さそう。
ゲンタは、山でのテント泊は去年の尾瀬以来2回目。キャンプは月一ペースで行ってるから、昔に比べるとテントで寝るのには慣れたと思う。ソウタは爆睡中w
三の越付近でヘリがホバリング。翌日のニュースを見たら、高齢者が倒れたみたいで死亡とのこと。病気だったのかな?下で見てるときはわからなかったんで、ソウタとゲンタに、あらためて気を付けような。って話をした。
今日は室堂に向かうだけだから、朝からのんびり。おかげで、結露してたカフラシルも、この陽射しであっという間にカラカラ。美しい曲線。
朝食にラーメンを作ろうと思ったら、ガス缶がなくなるというハプニング。最近買ったばかりの缶だと思ってたら、どうやら違ったみたい。ちゃんとチェックしなきゃダメだね。2泊とかだったら軽く絶望だよ。幸い、先に湯煎してた白米は温められたから、ごま塩ふりかけでシンプルな朝ごはん。それにパウチのフルーツ。歩くのは1時間ちょっとだし、途中で何か食べれば問題ないでしょ。
撤収を終えて、川遊び。ソウタがなぜか磁石を持っていて、砂鉄収集していた。双眼鏡も入ってるし、なんでも持ってるな、ソウタのサコッシュは。そんな便利なサコッシュは、asobitogearのASOBI-POCKETです。よろしく(笑)模倣品も見受けられましたが、地道に頑張ってます。
今日は帰るだけなので、夏らしく半袖短パンにお着替え。軽量でコンパクトなYAMA-Shortsは、着替え用に持参しても嵩張らずにGood。自分が欲しいものを作ってるけど、こういう時に良さを実感する。これからも作り続けまっせ。
パッキング前に一枚。カフラシルはフロアレスでもいけたけど、メッシュインナーも持参。寝袋はキュムラス2個とプリマロフトの化繊キルト1つで軽量コンパクト。3つで約1.2kgだから、この恩恵は大きい。雨具と保温着は必携。化繊保温パンツまで持って来てしまったけど、さすがに要らなかったね。
スタッフサックは、Dyneema compsite fabric(=DCF)のスタッフサックに小分け。これでもまだ足りてない。ボンディング加工だから防水で、ザック内で水が漏れたり、結露したテントと一緒に入れても濡れないのが有難い。ウェアが湿っぽくならないから、自宅に帰ってからそのまま片づけられるのが良い。
3人分のテント泊装備を40リットル+20リットルにパッキング。ベースウェイトは3人分で8kg弱。水4リットルに食料3kgくらいで、パックウェイトは重いんだけど、かなりコンパクトにまとまってると思うんだ。うん。
パッキングについては別記事で…まとめます。たぶん。
さて、帰りますか。雷鳥沢キャンプ場、お世話になりました。またくるね~。
石畳の歩きやすい道が続く。観光目的の人でも歩きやすいようになってるんだね。たくさん歩いた次の日は、お散歩気分で歩くくらいが丁度良いね。とは言え、意外とアップダウン、いやアップが多いかもw
こんな素晴らしい場所でキャンプしてました。帰り道なのに、また来たいなぁと思う。
お花の撮影に余念がないソウタ。見つめるゲンタw
剱岳がチラ見え。左に伸びてるのが早月尾根かな。近々…
みくりが池温泉でソフトクリーム休憩。ブルーベリーソフト、うまし。生き返る~
みくりが池で記念写真。観光モードですからw
のんびり1時間半くらい歩いて、室堂に到着!お疲れ様。黒部ダムに向かおう。
黒部ダム観光
初日に急ぎ足で通過した黒部ダムなので、約束通り観光して帰ろう。トンネル内は涼しくて天国。前日の日焼けで軽い火傷状態。日光を浴びるのがツライ…
ゲンタは初めての黒部ダム。怖そうにしつつも、興味深く覗いてた。ソウタは2回目。
前方に見える展望台までザック背負って登ったら、もうヘトヘト。立山登山より疲れるね。大好きな破砕帯の湧き水をたっぷり飲んで生き返った。やっぱり美味しいこのお水。お土産に2本持ち帰り。
扇沢まで戻って、一息ついてから帰路へ。薬師の湯に立ち寄ったけど、あまりの日焼けで入浴できず(涙)こんなの初めて。次は日焼け止めを塗る。絶対。それにしても、館内が暑すぎて、汗だく。ゆっくりご飯でもと思ったけど無理で、定番のテンホウでがっつりラーメンを食べてから帰宅。お疲れさまでした。
立山テント泊登山振り返り
初めての立山。ゲンタは初めての北アルプス。交通費のかかるセレブ?な山域なんだけど、行って良かったなぁって思う。人気あるのも頷けるし、雰囲気が抜群に良いよね。ユウタもママも連れてきてあげたいって思ったよね。
御嶽山以来の3000m峰で、ゲンタの高山病も気になったけど、慣れるもんだねー。地道に歩いてきた成果もあって、しっかり歩いてた。立山の素晴らしい景色を見せてあげることができたし、ゲンタはとても楽しんでた。良かった。
ソウタは、山歩き自体は物足りなかったけど、高山植物や氷河とか興味深いものが多くて、楽しめたみたい。次は大キレットとかハードなやつを、2人でやろうと思う。
夏のナイスな山旅だったね。夏休みの楽しい思い出になってくれてたら嬉しいな。
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