2015.3.28〜3.29
奥多摩の雲取山を歩いてきました。後編です。(前編はこちら、パッキングリストはこちら)
山バッジを求めて
避難小屋近くで年配の女性から子供達にパンとジュースを頂いたので、山頂でしばし休憩。足を休める。昼を過ぎていたからなのか、人も少なくて快適な山頂。でも暑い… (^^;;
この後、今回の目的の一つでもある山バッジを買うため、雲取山荘を目指します。
山頂に着いたことで一旦リセットされたのか、まだまだ歩くのに嫌な顔せず、むしろ軽い足取りで山荘へ向かう子供達(笑)…. テン場に戻るまであと3kmくらいあるよw
大人は山頂でチェーンスパイク装着。
山頂直下に急な坂があり、一部凍結しているので慎重に。。
山頂から20分程。雲取山荘に到着。とても綺麗な山小屋です。
トイレをお借りして、小屋の中で山バッジを物色。
奥多摩小屋には1種類しかないけど、ここには5種類くらいあった。選び放題だね(^^
さて、ここから奥多摩小屋に戻るわけだけど、来た道を登り返すか、巻き道で小雲取山まで出るか・・・小屋のご主人に聞くと、登り返したほうが安全だし早いよ。とのこと。安全策で登り返すつもりでいたけれど、、、巻き道を見るとトレースもあるし、時間もあるので・・・巻き道ルートをチョイス!
で、最初のトラバース道で軽〜く後悔しました….(汗)急斜面、凸凹したトレース、さらに雪がゆるくて踏み抜くこともしばしば。
この日のハイライトは間違いなくこのルートだと思う。かなり気を使った。それでも、歩きにく道を、しっかり歩く子供達は逞しい…
登り返しよりは良かったと思うけど、あまり無理しないのが賢明なんだろうね。あやうくエクリトリームな感じになるところだった(笑)子供もいるので無理はほどほどに…. ということか。(トホホカヨ
1時間くらい歩いたら石尾根に合流。ホッとした。
16時、無事テン場に戻ることができた。そして待ちわびた乾杯!(笑)
落ち着いたところで、マサさん達のテントを訪問。
そこには見事なNEMO村があった。山のテン場でここまで被るのも珍しいw
通り過ぎるハイカーは二度見したとか(笑)
atelierbluebottleのザック達を拝見させてもらいました。実物を見るのが一番危険だというのはわかっていたけど、カッコイイなぁ。こりゃ危険だ
※4/18-19の Off the Gridに出展されるようなので、現地で色々見せてもらおうと思います。
マサさん、またどこかの山でお会いできますように!ありがとうございました(^^)
水を汲んだ後、自分たちのテン場へ戻る。陽が差して暖かい。ビールがすすむ….3本目ぇ
ゆで卵を使って、ソウタが鳥の巣を作っていたw こういう発想は子供ならでは。
我が家の夜ご飯、金のハンバーグ+白米(MITSU家も一緒だったw)
ソウタはちょこちょこ間食していたので、もちろん全部食べられず残した。=パパの夕食w
つまみにラム肉を焼く。疲れた体に肉&ビール。最高だぁ!
のんびりとご飯を食べていたら、あっという間に日が暮れてきた。
最高の夕暮れを息子と見ながらテントに潜り込んだのでした。
陽が落ちてから一気に冷え込んで、ペラペラのランパン1枚に、上はベースレイヤー+Fireball Smockだけの僕はさすがに寒かった(笑)ダウン持って来ればよかったよ。
さらに今回のマット、KlymitのイナーティアXframe。肉抜きされた部分から地面の冷気が直に伝ってきて、ますます寒いw
気温によるけど、マイナス気温でマット1枚で寝るならこれじゃなくてクローズドセルマットだね。
とりあえず、レインウェアを着込んで、背面パッドを冷える部分に置いて眠りについた。
想定していた気温よりも下がったので、読みが甘かったということ。反省。
朝方マイナス5度。普通に寒かったw
※そういえば去年の雲取山は雪だったなぁ(前編・後編)
冬装備のソウタは、もちろん爆睡。羨ましくて何度潜り込もうと思ったか…
Locusgear ヒプノスマット
NANGA 600DX
escape Bivvy
※寝袋の中にハクキンカイロをインしています。
patagonia キャプリーン3上下
montbellのクリマエアライニングフリース+ライトスェットパンツ
montbellダウンネージュパーカ+ノーースフェイスプリマロフトパンツキッズ
朝。テントを開けると目の前に富士山が見える。晴れている。
樹林帯の向こうから陽が昇る
山の朝の始まり
6時頃、ソウタを起こして朝ごはん。簡単にフリーズドライで済ませます
7時過ぎ、撤収完了。さぁ下山するぞ〜
相変わらず富士山が綺麗に見えている。2日間とも良い意味で天気予報に裏切られたね。
石尾根縦走路は本当に気持ち良い。
ソウタは歩き始めダウンを来ていたけど、すぐに暑くて脱いでたw
しばし足を止めて綺麗な景色を心ゆくまで堪能。大満足の2日間だったなぁ
ソウタは朝ごはんを食べ過ぎて、横っ腹が痛いみたいで調子が上がらなかった様子^^;;
食べてすぐ走ったりするから。。
帰りはもちろん巻き道。七ツ石小屋にも立ち寄らず、ひたすら下る下る。
このあたりから、ソウタの調子も上向いてきた。
下りの写真が少ないのは、それだけハイペースで歩いてたってことかな。
巣箱探しや、しりとりをしながらの2時間半。あっという間に駐車場まで辿り着きました。
10時、下山完了!! お疲れ様でした。
〆は丹波山のめこい湯で温泉に入り、2日間の疲れを取ってから帰宅。
ご一緒してくれたMITSU家の皆さん、ありがとうございました。
最高の父子テン泊ハイクができて大満足です。また行きましょう!
2日間、お世話になった靴達。今年の父子ハイクはこのコンビでたくさん歩きたい。
総括
2日間で約24kmとよく歩きました。標高差は1300m。山頂まで遠い雲取山だけど、無事に歩き終えることができた。最後まで踏破できたことは本人にとっても自信になったはず。
去年から徐々に長いルートを歩いてきて、このくらいの距離も高低差も経験済み。さらにお友達も一緒。何よりバッジを集めるというモチベーションがあったからね。2日間、手間もかからず、怖いくらいにお利口さんでした(笑)
パパとしては、最後まで笑顔で楽しく歩いていたのが何よりの収穫かな。
ホント、よく頑張ったね。お疲れ様でした(^^
ソウタの宝物がまた1つ。さぁ、次はどこを歩こうかな。
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