2018.7.14~7.15、家族全員で尾瀬へ。前編の続き
家族でテント泊
鳩待峠からアヤメ平を経由して、ついに見晴に到着。時刻は13時。のんびり歩いたし、休憩時間も含めると予定通りと言えるかな。ただ、心配事があって、それはテン場スペース。連休とは言え、山ノ鼻ほど混雑はしてないだろうし、普通に張れるよね。なんて考えが、甘かったという現実w
適地なんてものは存在してなくて、あるのは単に張れる場所。下は岩だったりするけど、もうここを逃したら、間違いなく張れないので、迷わず張りました。場所を確保できただけなのに、ものすごくホッとした…。当初、福島側の御池から燧ヶ岳に登って、見晴新道から降りてくる計画を立てていたけど、そうなると到着時間はさらに遅くなるし、想像しただけで怖い。群馬側からで良かった。
検索しても7月連休の見晴キャンプ場の状況があまり出てこなかったので、少しでも参考になればと思います。自立テントの場合は、トイレ脇のコンクリ上に張ってました。連休期間のテン場利用は、早目到着が◎
テン場確保&灼熱の設営という一大イベントを終えた後は…生ビールっしょ。尾瀬のビールはレベルが高いのか、喫茶ひげくまの生ビールがレベル高いのかはわからないけど、ジョッキキンキン、ビールフローズンと言う、下界以上のクオリティ!@700円が安くさえ感じるほどに。これには、普段ビールなんて飲めない嫁さんも、一口飲んで「美味しい!」って唸ってましたw
子供達は、かき氷やソフトクリームを食べて、みんなでクールダウン。それにしても、昼からの暑さたるや。尾瀬と言えど、この天気ではキツイ。ただ、木陰に入ってしまえば涼しくて、快適なので、それは助かる。
木陰のベンチで、軽く飲み&お菓子タイム。子供達が大好きな芋団子を担いできたので、さっそく焼いて食べる。あまじょっぱい砂糖醤油がたまらなくうまい。甘いけど、ビールもいけるんだ。
ソウタとゲンタは疲れたのかベンチで爆睡。結局、嫁さんもダウンして、僕とユウタの2人で、ぼーっと過ごしましたとさ。熱中症とかにはなってないけど、朝も早かったし、暑かったし、疲れちゃったんだね。よく頑張った。
1時間以上寝てたのかな。起こしてから、夜ご飯は定番のカレー。子供達もモリモリお代わりしてた。18時過ぎでも食堂がやっているので、食料減らして、小屋飯というのもアリ。次があれば、お金をたくさん持ってきて、外食にしようw
食後に、燧小屋のお風呂を狙ってみたけど、入場待ちだったので諦める。さすが連休。
家族で迎える尾瀬の夕暮れ。良いものです。
さて、懸念事項の夜の部。ユウタの夜泣き、そしてたまに発動されるゲンタの夜泣きというか寝言(笑)3月の長瀞キャンプでは、ダブルパンチをくらった苦い思い出が…。できることなら、何事もなく朝を迎えたいところだけど、やっぱりそうもいかなかった(涙)
ゲンタは問題なかったけど、ユウタが夜泣き。幸い時間も早く、2回目は寝静まったテン場に響くほどだったけど、それで済んでくれてホッとした。それ以降は、朝まで爆睡。僕は少し冷や汗だったけどww。心配事もなく、気楽にテント泊できる日はまだ先かな。
5人家族のテント泊、寝具事情
5人に対して、マットもシュラフも4つで。
NANGA450×1(嫁さん)
キュムラスX-LITE200ZIP×2(ゲンタ・ユウタ&僕)
asobitogear Primaloft Quilt×1(ソウタ)
●マット
Sea to summit UltraLight Insulated Mat×1
Klymit INERTIA X-LITE×1
ローカスギア ヒプノスマット×1
Freelight マット×1
シュラフは、思い切って1つ削り、僕とユウタで1つ。寒がりの嫁さんにはナンガの450。これが一番重くて嵩張った。キュムラスもprimaloft Quiltも軽量コンパクトなので、パッキングへの貢献度大。マットは、嫁さんとソウタがインフレータブルをそれぞれ使い、クローズドセル2つで残る大人1・子供2で使用。子供が小さいこともあり、これといって困ることはなく。
改善点としては、この時期なら、ダウンシュラフの450は明らかにオーバースペックだし、これをキュムラスかasobitogearのプリマロフトに代えることで、嵩も減らせるし、重量も400gはカットできそう。しばらく自分向けの制作に時間を割けるので、秋に予定しているテント泊までに準備しよう。楽しみだなぁ。
尾瀬ヶ原ハイキング
朝は、6時半頃に起きただろうか。結露が凄くて、シュラフもしっとり。朝ごはんは菓子パンで簡単に済ませて、撤収準備。もう既に日差しがキツくて暑い。
2日目は、尾瀬の定番コースである尾瀬ヶ原横断。変わらない景色、延々と続く木道、照り付ける日差し…。良いことないじゃん(笑)アヤメ平は昨日歩いたし、登り返しはナイ。尾瀬沼に抜けて大清水まで行くと、ユウタが歩ける距離ではない。結果的には、鳩待峠に戻るのが最善策なので、予定通り尾瀬ヶ原ハイキング。距離は約10km。ユウタは2日連続でこの距離、ちょっと厳しいかもなぁ。
今日も快晴!熱中症に気を付けて、水分補給・休憩をしっかりとりながら歩こう。
これは景鶴山かな?雪のある時しか登れない山だとか。
ノアザミと蝶々。
竜宮に向けて木道歩き。もう飽きてきたかも(笑)
見晴キャンプ場のある福島県から、群馬県に戻ってきた。とりあえず、ジャンプして飛び越えるよねw
ヒオウギアヤメ
竜宮を過ぎてからが長く感じる。きっと同じような景色が続くからだろうね。
前方には至仏山がドーン。連休中日でこの天気。今日も多くの登山者が歩いてるだろうね。もう少し体力があれば、山ノ鼻に泊まって、翌朝に至仏山経由で鳩待峠。というコース取りもできた。
変わらない景色(笑)
時折出てくる池塘で植物や生き物を観察。
上空にドローン。見上げる登山者達。
若干、疲れてきたか。頑張れ、子供達!
山ノ鼻が近づいてくると、ものすごい人。尾瀬は人気なんだな。
水面に映る登山者
さっきまでいた燧ヶ岳方面。実はまだ未踏。3回目の尾瀬だけど、なかなか登る機会がなくて。
クルマユリ
この日、朝から少し熱っぽかったユウタ。元気だけど、自力で歩くのは辛そうで、少し歩いては肩車。これの繰り返しで、行程のほとんどを肩車で歩いた。後ろを歩いていた方が撮ってくれたインスタ写真を許可いただいて掲載。お気に入りの一枚となりました。Nice Pic!!
こういうリスクも想定して来ているので、さほど苦痛ではないけど、肉体的には堪えるもので…首と肩が痛くなったw
山ノ鼻
無事、山ノ鼻に到着。暑くて、すぐにソフトクリームを食べた。朝ごはんをまともに食べてないので、腹ごしらえにラーメン&カレーを注文。子供達ががっつり食べてしまって、ほとんど食べられずw。食欲があるというのは、宜しいことで。暑さに負けない子供達。
クールダウンを兼ねて、ビジターセンター内で尾瀬の自然について復習。嫁さんは少しお疲れ気味でベンチでダウン。暑さにやられたみたいで、しっかり休んでもらって、最後の登りに備えてもらう。
山ノ鼻キャンプ場。11時半でこの混雑っぷり。山の連休って、こんなに凄いのね…
鳩待峠までの登り返しは、少しだけ心配してたゲンタも絶好調で最後まで。ユウタは相変わらずで、少し歩いて、肩車してと、ゆっくりペース。ユウタを背負っての登りは、キツかったなぁー。
時間はかかったけど、無事に鳩待峠にゴーーール。子供達、頑張ったね。
家族で尾瀬テント泊の総括
2日間、しっかり歩いたゲンタ、やればできるじゃん。ユウタは、2日で20km超えはさすがに無理で、それでも初日は頑張って歩いてくれた。こうして少しづつだけど、経験積んで、来年にはもっと歩けるようになってくれると嬉しいな。これからが楽しみな2人。ソウタは、日帰り黒戸尾根明けだけど、コースも緩く、お目当ての花がたくさんあったので、とても楽しそうにしてた。
初めてのテント泊も、終わってみれば楽しい思い出になって、次はどこ行こうかなーと、北アルプスとか景色の良さそうなテン場を探したりしてる。
不安もたくさんあったけど、歩けて良かった尾瀬!次は違う季節に歩きたいな。
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