常念岳でクマさんに出会う~子連れテント泊ハイク(後編)

親子登山

2021.8.5~8.6、子供達と夏山ハイク。常念岳登頂(前編)の続き。後半、親子テント泊ハイクの装備についても少し触れているよ。

常念岳でクマさんに出会う~子連れテント泊ハイク(前編)

常念岳の山頂で少しだけゆっくりした後に下山開始。最高の景色と青空!とはいかなかったけど、三兄弟を連れて北アルプスの山に登ったという事実が何よりも嬉しい。三人揃っての北アルプスハイクは初めてだし、ユウタの北アルプスデビューという大きな目標も達成できた。あとは担いできた美味しいクラフトビールを飲むだけ(笑)

大きな岩と高度感のある斜面に慣れてきたユウタは、下りはスイスイ進んでいく。小屋が近づいてくると、クマの話題に。まだいるかな?あれそうじゃない?とか言いながら。結局、朝とは逆方向(横通岳方面)にいて、テント場付近をウロウロとしていたw

北アルプスでソソギング

さぁ、お待ちかね。北アルプスでソソギングタイム。僕は今回、三人の子供と大人1人の4人分のテント装備を担いできたわけだけど(もちろん長男次男にも分散してる)、譲れなかったギアが、グラスキャリーポーチSOSO-Gソソグ。撮影も兼ねて、グラスはどうしても持参したかった。重いし、嵩張るしで、正直必要ない人が大半だとは思うけど、クラフトビールを美味しく飲みたいじゃない。ただそれだけの為にグラス担ぎましたわよ。馬鹿だよねぇ。

1本目は、大好きなFar Yeast Brewing(山梨県小菅村)のPeach Flower Weiß(ピーチフラワーヴァイス)。桃とホップの良い香り。アルコール5.7%でもゴクゴク飲めちゃって危険。

グラスに注ぐと、やっぱうんまい!缶で直飲みしない理由の1つに、単価が高いってのもあるw。“しっかり味わいたい”という謎心理が働いてしまう貧乏性な僕なのでした(笑)

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テン場でグラスビール。こういう光景がこれから増えていくと良いな。そう思って作ったプロダクト。アウトドアとビールのカルチャー創り、それをサポートできる存在になれたなら。

2本目は、ベヘモスブルーイング ミータイムシムコー(BEHEMOTH Brewing Me time Simcoe)。アルコール6.8%、トロピカルなニゴニゴ系。山のテン場なら量より質。2本だけでも大満足するチョイスだった。

クラフトビールへの愛情はここまでにして、夕飯の話。三兄弟の大好きな焼き鳥を20本担いだ。

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焼き番長ゲンタ。

朝のクマさんは、大天井岳方面の登山道付近をウロウロ。この付近はクマにとっての縄張り?で、僕ら登山者がそのテリトリーに入って遊んでいる。そんな感じだろうか。とにかく、何事もなく過ごせて良かった。

夕方には槍ヶ岳がチラリ。明日はもっと綺麗に見えると良いな。

ご来光

忠太さんに声を掛けてもらってご来光を堪能。危うく寝過ごすところだった我が家w。

言葉はいらない。こんな素晴らしい朝を息子達と一緒に迎えられるのがどんなに幸せなことか。毎年、こんな景色を見せてあげたいってのが、テント泊ハイクの大きなモチベーションになっている。

モルゲンロートを堪能

右から南岳~大キレット~北穂高岳。来月、ソウタと2人でここを歩くことになる。

素晴らしい1日が始まる。

まだ寝起き顔の三兄弟。ゲンタとユウタは、二日目の早朝に出発するような山行経験はなし。今年どこかで計画して、早起きを身体に染み込ませたい。

親子テント泊ハイクのパッキング

我が家のパッキング。大人1+子供3という構成で1泊2日分の装備。

背負ったのは僕とソウタとゲンタの3人で、いずれもasobitogearのバックパック(プロトタイプ含む)。30リットル+15リットル+8リットル。僕とソウタのはトップの吹き流しがあるので、もう少しだけ容量がある。ざっくり4人で60リットルってところ。

今回、テント+寝具(シュラフ&マット)は、過去最高に軽量化。それについて簡単に書き残しておく。

マット

人数4人に対して3枚としてバックパックに外付け(実はインフレータブルの軽いやつを1つ忘れただけ笑)。重量はどれも200g/枚前後。軽いので200gを切る。左から、エバニュー・フリーライト・ローカスギア。山と道はいない。ローカスギアとフリーライトは、短くカットして200g以下に。特に子供が小さい場合は、けっこう短くしても問題なかったり。ただし大人になってからも使える長さにしておきたいから、僕は150cmくらいに。

行き先やルートの状況にもよるが、クローズドセルが楽ちんなので岩場や狭い場所がないところはこれ。逆に、鎖場や狭い場所が多い岩稜帯で外付けは危険と判断した場合はインフレータブルにすることもある。使い分け。

シュラフ

キュムラスが2つ。こちらは850FPのダウンが200gの軽量シュラフ。400g/個と軽いけど暖かく、-5度まではこちらを使う(個人差あり)。残り2つは、asobitogearの化繊インサレーションULブランケット。プロトタイプなので、400gと450gだったかな。最近作ったのは、生地が30デニールになってるので、その分重く。初期タイプは10デニールなので、とても軽い。インサレーションには安定のプリマロフトゴールド。

正直、0度くらいまではダウンジャケットやダウンパンツ併用すれば問題なく使える。これも個人差あるけど、シュラフ単発なら10度くらいがベストかな。子供達は、夏でも北アにはダウン&ダウンパンツを持参してるので、それを着て寝る前提なら、このくらいの化繊インサレーションで十分だと思う。

テント

タープテントのRainshadow3で約1.3kg。去年の薬師岳も一昨年の立山もカフラシル。インナーセットで持っていくので1.6kg。それがタープテントにすることで300gの軽量化。実際には3人用を4人で使う訳だけど、現時点では小さな小学生がいるので問題なし。数年後にはキツいだろうね。

子連れテント泊に最適かもしれないTarptent Rainshadow3

まとめると、テントと寝具(シュラフ&マット)で3600g前後。つまりは1人あたり約900gということ。いやはや軽いって素晴らしい。

とは言え、他に保温着のダウンや雨具と着替え。ヘッデン、クッカー、エマージェンシーキット等を人数分。それに食料と水。水が一番重くて4~5kgくらい担いだかな。あとは嗜好品のビールとグラスを追加。最終的なバッキングウェイトは重くなるんだけど、それでも4人のテント泊装備としてみた場合、軽量だしコンパクトなのは間違いなし。

二日目は大天井岳までピストンせず下山することに。去年の薬師岳に続き、忠太家には物足りなかったテント泊山行だったと思う。来年はを計画なので、少しはハードになるかな。

北アルプス大展望の薬師岳へ~子供とテント泊登山(後編)

北アルプス大展望の薬師岳へ~子供とテント泊登山(前編)

クールダウンの為、途中の沢で水遊び。靴も服もびしょ濡れになって、身体が冷えるくらいまで浸かった。流石に靴は無理だったけど、シャツとショーツは歩きながらすぐ乾いてきた。YAMA-Shortsの速乾性能を実感。夏山はこれに限る。

恒例の下山後バンザイポーズ。一人高校生(山岳部)が混ざってるのが可笑しい。

高校生になったケータくん。こうして小学生と一緒に歩いてくれて、山行中はちびっ子たちのサポートもしてくれて、本当に良い青年(山の男)。次は、ソウタがパパの手伝いをしたり、弟達のサポートしたりと、そんな存在になって欲しいな。ケータ君、ありがとね。また来年も!ってか今年か。休みのタイミング合えば、夏山で会いましょう。

三兄弟を連れて北アルプステント泊。子供達が楽しそうに歩いてくれて(これが何より大切な事)、またどこか一緒に歩きたいなという気持ちになる。今年の夏は槍ヶ岳を予定。今から楽しみでしかたない。

おしまい。