父子テント泊パッキングリストを大公開!

パッキング

夏休みに歩いた夏の立山。その時の装備をまとめてみたので見せちゃいます。

立山テント泊一泊二日

室堂から立山(雄山・大汝山・富士ノ折立)に登り、真砂岳(の手前)から雷鳥沢に降りてテント泊。翌日は室堂までお散歩。大人1人・子供2人の装備。

子供と夏の立山へテント泊登山(テント泊~下山編)

子供と夏の立山へテント泊登山(後編)

子供と夏の立山へテント泊登山(前編)

テント・寝袋・マット

テント
Locus gear khafra-sil1800g
Locus gearkhafra-sil mesh inner 1770g
寝袋
cumulusX-LITE 200 ZIP2390g
asobiogear kids primaloft quilt (prototype)1415g
マット
Locus gearヒプノス・マット1200g
freelightTX1.81160g
sea to summitUltraLight Insulated Mat1410g
3535g
1人約1178g

テントは、7年目のカフラシルをメッシュインナーセットで1.5kgほど。1人あたり500gなら、上出来だよね。設営スペースを取るので、時期やテン場によるけど、今回の雷鳥沢ではベストチョイスだったかな。でも、3人用のもう少し設営スペースの小さな1.5kg前後のテントが欲しいのが本音。

寝袋は、キュムラスのX-LITE200が2つ。ダウン200gの軽量シュラフで、我が家では厳冬期以外はこれ一択。過去記事にも書いてるけど、-5℃までは問題なく使えてるので出番も多い(個人差有)。もう1つが、プリマロフトゴールドで作ったブランケットキルトのプロトタイプ(正式商品はこちらで販売中)。415gとキュムラスに比べて少し重いけど、それでも400gちょっとなら軽いか。3人分でも1195gだから、軽い方だとは思う。DCFのスタッフサックに小分けしてパッキング。濡れないスタッフサックなのでダウンシュラフも安心。

マットは、ローカスギアのヒプノス・マット(カットして約200g)と、フリーライトのTX1.8(カットして約160g)。それとsea to summitの410gのエアーマット。枕はなし。子供達はそもそも必要なくて、僕はスタッフサックに着替えを入れて代用。快適に寝るには専用が良いんだろうね。実は今、検討中なのだ。

Kids Primaloft Quilt/子供サイズの化繊キルトブランケット

ウェア類

テントやザックの軽量化に目がいきがちだけど、実はウェアを見直すと軽量化に繋がったりするもので。必要だと思った道具を自分で作って使ってるからなのか、asobitogear製品も多い。

予備服
長ズボンasobitogearyama-pants×2
長袖シャツpatagonia/macpacキャプリーン/メリノロンT
靴下mont-bellメリノソックス×2
保温着mont-bellダウンネージュパーカ×2
保温パンツasobitogearextreme pants& 試作品
montaneファイヤーボールスモック
雨具mont-bellレイントレッカー×2
Outdoor Researchヘリウムジャケット
montaneフェザーライトパンツ

子供用の軽量な保温パンツは、本当に少ない(重いのはある)ので、asobitogearで作ってます。サイズ160で重さ約139gって、めちゃ軽いよね。もちろん暖かい。子供の分2つ持っても280gですから。軽いし小さいし、正直これ以上のものはないと思う(笑)

軽くて暖かい!子供サイズの保温用インサレーションパンツ、Extreme-Pants

ダウンジャケットは、気温によって出番のない時もあるけど、万が一の時に身を守る道具なので省かず。時期により保温パンツを追加で。

ロングパンツも、これまたYAMA-Pantsは1本100g前後と軽くて、小さくなるので、寝る時やテン場での着替え用に重宝してる。保温パンツとかロングパンツとか、地味だけどこの積み重ねが、トータルでの軽量化に繋がっているんだと実感。

子供用山パンツの耐久性

雨具も必携。例え雨が降らないくらいの快晴だったとしても、出番がなかったとしても、雨具だけは山歩きを始めて一度も持たなかったことがない。山の天気は変わりやすいし、雨除けじゃなくて、風除けにもなるからね。子供達は定番のモンベル、レイントレッカーを。

子供のおすすめレインウェア/mont-bell レイントレッカーKids

火器類

ストーブolicamp titanium stove
鍋1グリースポット
鍋2ミニトランギアの鍋&パン
食器ネスティングボウル・マグ
カトラリーゴーバイトUNO×3

ここ数年はもっぱらガスストーブ派になってしまった僕。昔はアルストに憧れがあって使ってたけど、今は違うのだ(笑)子供達に早く食べさせたりするには、ガスが安定してるよね。ガス缶は重くなるけど、その分を他で補えばね。

鍋は2つ、フライパンが1つ、食器(ボウル)が2個。夕食と朝食なので、カレーを温めて、炊飯ができればいい。ちょっとした焼き物ができればいい。朝はパンと、暖かいスープやカップ麺で。キャンプ同様、食事に拘ってないのが一目瞭然w。山メシとか、映えそうなご飯を作りたい気持ちはないんだなw。

そんな僕だけど、今はエバニューの深型フライパン、UltraLightパンが欲しいと思ってる。久しぶりに道具を買いたい気分。

食料

毎回同じではないけど、レトルトカレー1袋、白米2~3合、生フルーツ、インスタントスープ系、カップ麺数個、パン数個、食後のデザート、予備食(カップ麺&パン)など。それに各自のサコッシュにたっぷりの行動食(お菓子など)。季節と気分によって色々ってこと。1つ言えるのは、3人いると、水(or酒)と食料でかなり重くなる。ベースウェイトは軽いんだけどね、煩悩の重さがあるよね。なので、消費できる荷物は、往路で子供達に分散すると良いのかな。

水については、遭難事例から学ぶ記事でも書いたけど、行動中でも必ずザックに水を入れてて、大抵は2ℓ背負ってる。ザックのサイドポケットにも500mlの水とポカリだから、水分だけで3kgか。食べ物や水分はどうしたって増えるから、ベースウェイトを軽量化していくのが良いよね。

その他

あとは、細かい道具。ヘッデン3個、モバイルバッテリー、エマージェンシーシート、ティッシュ、キジ撃ちセットとか。コンパス、ココヘリ、熊鈴は、ザックではなく僕のサコッシュの中に。そんな感じかな。

キジ撃ちセット

パッキング

それらの荷物を、撤収前に並べて撮影したのがこちら。

asobitogearのDCF(=Dyneema Composite Fabric)スタッフサックに小分けにしてパッキング。ボンディング処理のスタッフサックなので、結露したテントと同居させても「濡れ」を気にせず、仕舞えるのが心強い。たまに、ビール缶から垂れたり漏れたり、食材の汁が滲んできたり、ワインがこぼれたりと色々ありますもんねw。そういうことから回避するための防水スタッフサックなのだ。

僕は、小分けにしてパッキングする派。隙間に詰めやすいし、綺麗にパッキングできるから好き。

ザックは、モンテインのウルトラツアー40ℓにほとんどの荷物をパッキングして、ソウタの20ℓザックには、お菓子とか食料、自分の上着とかを入れて少し分散。ゲンタはサコッシュだけで背中はフリー。彼に距離を歩いてもらうための究極の軽量化。

小分けしたスタッフサックを隙間なく詰めていき、小物類はフロントポケットへざっくり収納。マットは外付け。3人分にしてはスマートに収まっていると思うんだ。うん。

以上が、夏の北アルプス一泊二日テント泊装備(3人分)でした。