初秋の鹿島槍ヶ岳へ!~子供とテント泊登山(爺ヶ岳編)

爺ヶ岳

2018.9.23~9.24、秋の北アルプスでテント泊。

どうしてもテント泊

前半の三連休に予定していた2泊山行が雨の影響で流れ、裏道志でファミキャンとなったのが前週のお話。後半の三連休は初日に予定が入っているので、2泊は無理だけど、せめて1泊でもテント泊を…。そんな気持ちで天気予報と睨めっこ。うーむ、今週も微妙過ぎるんだが…涙。

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2018.09.19

中日は秋晴れ予報で、最終日の月曜もなんとか昼までは持ちそうな雲の動き。予定では、ブナ立尾根を登り、裏銀座縦走路から水晶岳・鷲羽岳を越えて三俣山荘まで。翌日は、笠ヶ岳経由で新穂高へ下山という1泊2日で裏銀座縦走という無茶な設定(笑)コースタイムの0.7で歩けば問題はなさそうだけど、余裕もなしw。どこかでペースダウンしたらテン泊装備を担いでの小屋泊となる可能性も。でも、どこまで歩けるのか試してみたい。今回は「ヘルメットを被らないハイク」が裏テーマでもあるから、その代わり、思いきり距離を伸ばして縦走したいなぁって気持ち。

計画では下山時間が16時とかになって、天気が崩れた場合は雨も覚悟しなければいけない。ふと、天気の悪い時にそこまでしなくても…という冷静な自分もいて。そう思ったら、今回は縁がなかったということで…別コースに切り替えることにした。

テント泊は譲れないので、日帰りができる山だとしても泊まりたい。下山時間も短いと精神的に楽だよね。で、調べたところ良さそうな場所が種池山荘をベースにして、百名山である鹿島槍ヶ岳に登るプラン。初日が長いけど、そこを頑張れば2日目は柏原新道で降りるだけ。天気が良さそうなら、針ノ木岳に続く稜線を歩いて扇沢に降りることもできる。なんて便利なところなんでしょ。

 

毎日あるぺん号

ヴァナゴンさんのAT不調で遠出ができない状態が続いてます(涙)早く直さなきゃなんだけど、お金もかかるし、対応できる場所も近くにないし、ちょっと放置。10月に落ち着いたらやらなきゃなぁ。

無理して扇沢まで行けなくもないけど、連休中日の駐車場問題も深刻だろうし、扇沢で駐車するのに1~2時間かかりましたという記事も見かけたので、深夜バス(新宿23時発)と電車を使ってのアプローチに変更。行きは毎日あるぺん号で柏原新道登山口まで直通。しかも4:30着という有難さ。この時間スタートで、丁度良いコース設定なので。帰りは、松本まで移動してあずさ号で最寄駅まで。中央道の大渋滞も気にしなくていいし、間違いなく帰宅時間はこっちの方が早い。

 

まずは新宿へ。旅の始まり。我が家の山ウェアは、パンツはasobitogearなので、街歩きでも違和感なし。山から街へシームレス。山ブランドでよく聞かれるフレーズだけど、公共交通機関を利用すると、より実感できる。

 

深夜バスの懸念点は眠れるかどうか。ソウタは爆睡してたので、子供には無関係か。僕はうとうとしながら、寝たような寝てないような感じのまま登山口へ。首枕は必要だな。耳栓やアイマスクなんかもあると快適になるのだろうか。運転より疲れたような…。気のせいかw

 

柏原新道

4:50、暗闇ハイクstart。バスは予定より少し遅れた程度で、ほぼ時間通り。久しぶりのヘッデンハイクだけど、他の登山者の明かりがちらほら見えて、少しホッとする。朝ごはんは登山口で食べればよかったけど、そんなにお腹も空いてなかったので、すぐスタートしたけど、15分くらい歩いたところで、ソウタがお腹空いたーってw。薄暗い山中で食べる朝ごはんも悪くないか。20分程休憩

 

天気は予報よりガスってるけど、いずれ消えるでしょ。登れば晴れるはず!

 

標高を上げれば、テント泊地の種池山荘も視界に入ってきた。いいね~、青空も広がってきてる。

 

キターー。下界にはガスが残ってるけど、上がれば上がるほどに快晴。勝利の予感。左から針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳と続く稜線。明日晴れれば、あそこを歩くつもり。アップダウンはあれど、普通の稜線歩きだし、大丈夫でしょという軽い気持ちでいた。この時はね。

 

ケルン付近に出てくる転落注意の看板。

 

こんな感じで、左側に樹木もあるので、崖という感じはしないけど…。注意喚起ということだろうから慎重に。この日は足元も濡れていなかったので問題なし。

 

柏原新道は、北アルプスの中でも、かなり歩きやすい道らしい。確かにそう思う。序盤はそこそこ登り基調で、ケルンを過ぎたあたりから、比較的緩やかなトラバースに変わっていく。

 

水平道という、名前の通りフラットな区間もあって、知らず知らずにスピードも上がる。ここは走れるボーナスステージ。

 

何度も何度も、針ノ木岳へ続く稜線を眺めながら…。最高だ。

 

振り返ると雲海。序盤は眺望のない樹林帯が続くけど、そこさえ過ぎれば、視界も開けてくるので、景色を見ながら飽きずに登れる。家族で来れるなーなんて妄想しつつ。

 

ガラ場。ちょっと岩がゴツゴツしてて、歩きにくい場所。一部、崖をトラバースしていくところがあって、鎖もあるんだけど、普通に歩けば問題ない。よそ見など不注意さえなければね。

 

柏原新道は、種池山荘までのコースタイムが3時間50分。コースタイム盛り過ぎ説もあるみたいで、種池山荘で常駐パトロールの人に聞いてみたところ、やはりコースタイムくらいかかるとの事。ただ、歩きやすいから、早い人はスピードが出るよって。確かに歩きやすかった。

 

山荘手前の登りが、地味に堪える(笑)ここまで、緩めに歩いてきたからそう感じるのだろうか。

 

小屋付近は秋が始まっていた。うーん、最高。

扇沢から2.5hと、CTに対して64%くらい(やっぱり盛り過ぎw)。貯金もできたし、この時間なら鹿島槍ヶ岳にピストンも問題なさそうだ。天気の崩れも心配ないから、のんびり歩けるかな。

 

種池山荘でテント泊

久々のテラノバレーザー。もしかして去年の南岳以来かな?7時半過ぎに到着したので、前泊組らしき数張りのみ。7月の尾瀬、8月の奥穂高岳と、場所確保で疲弊したので、今回も連休中日だし、ある程度覚悟はしていたけど、種池山荘は早めに到着できるから問題なかった。

種池山荘
テント泊:700円/一人
※小学生も大人も同料金。トイレチップ代は含まれず

憧れの槍ヶ岳へ!南岳・中岳・大喰岳縦走〜子連れテント泊登山(前編)

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鹿島槍ヶ岳に登るなら、種池山荘と冷池(つめたいけ)山荘の2つのテン場が利用できるけど、今回は手前側の種池山荘を利用。前書きでも書いたけど、早めに下山できる位置に張りたかったのと、2日目の予定も組みやすかったから。あと、冷池のテン場は絶景だけど、小屋との距離があって、なおかつ登り降りが大変そうなのでw。

初日に、扇沢から種池山荘~鹿島槍ヶ岳~種池山荘に戻るのは、時間もかかるし、体力も必要。ペースが遅い場合は明るいうちに戻れなくなるので、お子様連れの場合はご注意ください。

 

色付く爺ヶ岳へ

8:15、まずは目の前の爺ヶ岳(南峰)に向けて出発。

 

今のソウタには、今日のコースで心配することは何もない。天気も良いし、景色を楽しみながら歩けたら良いな。ヘルメットも使わないし、心にも余裕が(笑)荷物も軽いしw。

 

種池山荘と剱岳。最高かよ。これ見れただけで、もう満足かもしれない。そんな気持ちになる風景。

 

山荘と剱のコラボにうっとりしちゃったけど、目的地の鹿島槍ヶ岳も忘れちゃいけない。想像以上に大きな山というのがわかる。双耳峰だけど、けっこう離れてるのね。あの奥には五竜岳白馬岳が見えるのか。楽しみだ。

 

雷鳥が多いと地図にはあるけど、この天気なので、まったく気配なし。今回は厳しいかな。

 

まずは南峰へ駆け上がる。

 

爺ヶ岳南峰に到着~!爺ヶ岳は三百名山なんだよね。

 

これから進む道。左奥に鹿島槍ヶ岳と、真ん中の赤い屋根が冷池山荘。右が爺ヶ岳北峰。帰りは爺ヶ岳を登り返すわけだ。去年歩いた塩見岳に似てるよね。

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奥には槍ヶ岳穂高連峰が見えた。良い景色だ。

 

バテて食べられなくなる前に腹ごしらえということで、早めランチ。まだ9時だけどw。今回はフルーツ多めにキウイとリンゴを持参。山で食べるフルーツ最強説。ポーションタイプの紅茶も、水入れてすぐ飲めるので、お気に入り。

 

美味しいよねー。僕は一口しかありつけず(笑)おにぎりやパンなど食べて長めに休憩。

 

爺ヶ岳は南峰、中峰、北峰に別れていて、目の前が中峰で一番高い場所。その奥に北峰。結構離れているので、単独の山に見える。

 

色付く斜面。

 

爺ヶ岳中峰(2669m)に到着~!

爺ヶ岳は家族で歩けるなーと。手軽と言うと語弊があるけど、柏原新道から種池山荘まで上がれば、剱岳も立山も見えるし、爺ヶ岳で雷鳥に会えるかもしれない。それってすごいよね。家族で初めての北アルプスはここかな。

 

さぁ、鹿島槍ヶ岳に向かいますか。

つづく

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