asobitogearのYAMA-Pantsを一年履いた感想。ユーザー目線で。
丈夫
丈夫だなぁというのが率直な感想。この一年、同じロングパンツを履いて山を歩いた記録をまとめてみたところ、総距離は約165km。槍ヶ岳や甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を始め、月平均で約14kmを歩き続けた。標高差だったり、岩場だったり色んな条件が付いてくるので、単純な距離以上にハードな使用環境ではある。そして、山とは別に、日々の通学でも週に3日くらい履いている。寧ろ、こっちの方が過酷かもしれないw。山で酷使し、日常でも酷使し(笑)、そんな使用状況で一年経ったパンツの状態が、下の写真。
破れやすい場所No.1かもしれない膝部分。多少の擦れは見られるけど、これだけ使ってもこの状態。過去、綿パンツは半年経たずに破いてくる男子なので、それを知っている親としては、これは本当に驚き。でも、これはasobitogearの素材が凄いわけじゃなくて、個人でも買えるナイロン生地(サプレックスナイロンとタスランナイロン)の持つ特性。もちろん、アウトドア向けに売られている生地だから、耐久性があるとかそういう根拠のあるものなんだけど、独自開発した生地とかじゃなくても、これくらい丈夫なんだよという事を、僕だけじゃなくて皆さんに知ってもらいたいなって。
破れやすい場所No.2かもしれないお尻部分は、ポケットを2度補修したけど、それはステッチの糸が耐え切れずに切れてしまっただけで、生地が破れたわけではない。糸も頑丈で太いものを使ってるけど、岩にこすり続けると、どうしてもね。
今のところ、穴も開かず、まだまだ現役。我が家は三兄弟なので、一番酷使されたこのパンツは次男へと引き継がれ、そこでまた酷使され、最後に三男へ渡り、また酷使される(笑)何年後になるかわからないけど、それだけ使っても穴一つ開かなかった。なーんて報告ができると面白いなぁ。あ、丈夫だってことは、経済的でもあるのだ。
丈夫なだけじゃなくて、他にもいっぱいオススメポイントがある。
軽い
これはもう、本当に軽い。ロングパンツでも、100~170g。比較するならば、某M社のストレッチO.D.パンツの平均重量約191g。サイズにより変わってくるけど、けっこうな重量差がある。この軽さが、意外と癖になるのか、毎日の通学で、必ず軽いasobitogearのパンツを選んでくる子供達。一度履いちゃうと、この軽さが当たり前になって、どうしても軽くて動きやすい方を選ぶんだろうね。
コンパクト
生地が薄いので、畳むと小さくなるのも良い。軽くて小さくなるから、夏場でも必ずロングパンツを携行してる。その代わり、冬期はYAMA-Pantsだと少し寒いかも。スパッツ履けば問題ないけど、学校に履いていくのは嫌がるから、どうしても裏起毛とか厚手のパンツになっちゃう。軽さとコンパクトさとのトレードオフ。ここはしょうがないと割り切って、冬は冬向けのパンツを履かせてます。いずれ冬パンツをリリースしたいなとは思ってます。(製作者目線w)
色
これは完全に親の好みになるけど、派手めの原色系のパンツじゃなくて、地味目な色で、少し落ち着いた感じのコーディネートをしたいと思う場合。オリーブとか、深緑とかデジカモ柄なんかもあるし、他で見かけないような色が選択肢にあるのは有難い。
デザイン
チャックもないし、サイドのポケットとお尻のポケットのみという超スタンダードなデザインゆえ、山っぽくないので、寧ろ日常履きの方が使用頻度が高いかもしれない。シームレスに着れるウェアってのは、重宝するもの。少し細身のシルエットも良い具合。
乾きやすい
これも大事で、前日履いて、その日の夜に洗濯。朝には乾いてるので、2日連続で履いていく。アウトドアパンツは、そもそも速乾性のあるパンツが多いけど、綿パンは、なかなか乾きにくい。YAMA-Pantsもそうだけど、YAMA-Shortsなんて、数時間で乾いちゃうので、山行中に沢遊びして濡らしても、気付けば乾いているという有難さ。登山用では当たり前かもしれないけど、乾きやすいというのは本当に大事だよね。
という感じで、良い所しか書いてないという、単なる宣伝になってしまった感は否めない(笑)でも、贔屓なしにしても、今のところ満足度の高い子供用の山パンツ(アウトドア全般)だと思う。我が子に履かせて、これは良い!と思ったパンツなので、一人でも多くの子供達に、この軽くて履きやすいパンツの存在を知ってもらいたいという気持ちがあるので、まとめてみた。
そんなロングパンツは、もうすぐ注文を受け付けます(爆)というオチw
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