2021.2.28、長男ソウタと今シーズン初の雪山へ。シーズンインであり、登り納めでもあるという笑
あの時行けなかった唐松岳へ
あれは3年前の3月。ソウタが公園で木に登って落下し、左腕を骨折。学校の友達に付き添われて帰ってきたっけ。近所の病院で診てもらうも、骨折の具合から立川の大きな病院へ転院し、結果的には手術までした。その週末に、忠太さんやmokaさん、こはなのさん達と唐松岳で野営しましょう。という計画だったのね。ソウタが骨折したことでもちろん不参加になったのは言うまでもなく。
割と雪山初級なイメージのある唐松岳だけど、強風のイメージもあって、僕としては決して初級なんかじゃないと思ってる。距離もあるしね。だから、一度はチャレンジしてみたいなって思っていたの。どこか日帰りで雪山に登ろうと考えていたところ、あれ?唐松岳、まだ登ってなかったっけ?ってことを思い出して、行くことにした。唐松岳に登るのは約四年振り。
前置きが長くなったけど、この日が2021年雪山シーズンイン。そんでもって、登り納めでもあるという涙。
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リフトから見えた登山者の群れw。実は、ここまで辿り着くのにリフト券売り場に並び始めてから、なんと2時間以上!もかかってるのだw。ご覧のような青空快晴。人も多いだろうと思ってはいたけど、これほど混雑するとは思わず、出遅れを後悔。そしてこの遅れが、後々影響することに・・・。
でもね、逆の見方をすれば、人が多いことのメリットもあるわけで。何かトラブルがあっても、常に誰かが見ているような状況は、僕らのような初心者は気持ち的に安心できるもの。
【アクセス情報など】白馬村の八方第三駐車場(無料)を利用。徒歩でゴンドラリフトアダムへ。
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10時半頃だったか、超絶出遅れのスタートとなった。久しぶりの雪山装備を身に纏い、唐松岳に向け出発。
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去年まで履いていたコロンビアの保温材入りブーツは小さくなり、ケータ君のおさがりであるキャラバンのレディースブーツ。このブーツ、保温材も入っていてGoodなんだな。忠太さんから、たくさんの山道具をお下がりしてもらってるので、本当に感謝です。
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五竜岳とスキーヤー。
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この日のウェアについて。序盤は厚かったので、アイスブレーカーのメリノ(キッズ用)だけ。厚手のメリノなので1枚でも暖かいみたい。風がないのも良かった。手袋もなし(この後に装着)。パンツは、パタゴニアのフリースパンツにノースフェイスのレインパンツ。コロンビアの綿入りジャケット&パンツが小さくなったので新調するつもりでいたけど、今シーズンは一回だけだろうと思い、この組み合わせで。来シーズンこそ、上下共に新調しなきゃいけない。
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リュックはasobitogearのアーチ(約8リットル)。主に保温着や行動食など、自分の身を守る最低限の道具。そして、ヘルメットはKongのLeaf。ピッケルはペツルのグレイシャーライトライド50cm。アイゼンはブラックダイヤモンドのコンタクトストラップ10本爪。ニットはMHW、サングラスは、ダンシェイディーズ(DangShades)のキッズ用。
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白馬三山。歩いたのは5年前ですか…。早いものだ。
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スノーカイトボードって言うのかな?気持ち良さそうだなぁ。登山者の目線を独り占め(笑
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あれだけいた登山者もバラけてきた。って、僕らのペースが速くないのかな、きっと。。まぁ、初戦だし、足取りは重かったのは間違いない。好不調の波がほとんどないソウタも、珍しくペースが上がらず。久しぶりすぎたか。
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マイペースで進みますよ。とにかく、風もほとんどなく、春の雪山って感じのコンディション。間違いなく「良い日」に歩けてる。
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この先が野営ポイントかな。この日、テントはなかったけど、張った形跡はあったので、やっぱりここがベスト幕営地になるのかな。樹林もあるしね。
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火打山・妙高山方面。晴れ渡ってる。
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勾配がキツくなると、前との距離も詰まりやすい笑。疲れるものね。登りのソウタは、雪山でも早い方なので、僕も着いていくのが精一杯。この日は、僕が後ろから着いていけるくらいのペースだったから、やはり絶好調には程遠い感じだったんだろう。
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唐松岳って、想像よりコースタイムが長い。スタートが遅いと、帰りのリフトに間に合うようにと時間との戦いになる。始発スタートならなんら問題ないんだろうけど、+2時間のビハインドがあるから、ちょっとギリギリな感じ。今日は登頂できなくても良いや。と気楽な気持ちで来てるので、間に合わなければ引き返すだけ。丸くなったと思う(笑
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中央の尖った頂が唐松岳。あそこまでは時間的には厳しいかなぁ~、どうかなぁ。ひとまず唐松岳頂上山荘まで行って、劔岳とか眺めたいので、そこまでは予定通りに進む。
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イケメンな五竜岳。
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さて、どうしたものかと思案中。下山時間を考慮。いつもならCTの0.5~0.6くらいで下山してるけど、雪の唐松岳は初めてだし、どれだけ短縮できるか不確定要素が多いので、山と高原地図のCT通りで見積もって計算したところ、残念ながら山頂には辿り着けないと判断。山荘まで行って、引き返すことにした。
2時間のビハインド、ここで効いてきたかーw。しゃーないけどさ。
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唐松岳頂上山荘に到着。劔岳も見えて大満足。圧巻の景色。これが見れただけでも、何も言いますまい。
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山頂までは往復で1時間くらい。時間的に行けないわけじゃないんだけど、今日は無理しないことに決めたので、ここで引き返す。何人かと会話をしたけど、同じように時間が足りなくて引き返すって人がいて、だよね~なんて勝手に親近感を持ってしまった。因みに2時間のビハインドではあるけど、あと1時間くらい余裕あれば!って感じなので、そこまでカツカツなタイムスケジュールではない。これ、モチベーションの影響が大きいかもしれない(笑
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ひとまず、お疲れ!混雑状況を見誤ったパパが悪かった。すまん。当の本人は、まったく気にしてない模様。お互い、昔ほどガツガツ登る感じじゃないけど、立派に雪山を歩く小学生なの。大したもんだよ。厳冬期の赤岳も登ってるしね。この日も子供はいませんでしたw
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不帰ノ瞼。この谷に、滑り降りてく猛者達。同じ人間とは思えない(誉め言葉。
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牛首、五竜岳方面。あの夏、ここを歩いたんだよね。最高に楽しかったなぁ。
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下山開始。小屋手前のこのあたりは、ちょっと気を遣う場所。細尾根もあったり、どうしても雪山初級には思えないんだけどw。この区間は一層気を引き締めて通過。
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気を遣う区間を過ぎれば、あとはのんびりと降りるだけ。シリセードしたり、笑いながらの下山。下りは早い方だから、リフトの時間をそこまで気にする必要もなかったわけなんだけどさ。久しぶりということで、かなり余裕を持たせた時間設定だったと思う。安全第一で。
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ソリがあれば、もっと早く降りれたかも。
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想定していた下山時間より1時間も早く到着。これから山頂に向かっても問題なかったわけだけど、それはあくまで結果論。下山時に何かあるかもしれないし、今回はスムーズに降りてこれたけど、そうじゃなかったら、リフトに乗れなくなるわけだから。今日歩いたことで、時間が読めるようになったので、次回は早目にスタートさえすれば、問題なく唐松岳の頂に立てるだろう。ってことが分かったのが収穫。何より、今シーズン初だし、これくらいが丁度良かったと思う。
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天気に恵まれた唐松岳雪山登山。最高の登り初め&納めとなりましたとさ。
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