能登半島で海水浴&キャンプ!石川県健康の森キャンプ場~2019夏旅(前編)

キャンプ

2019.8.9~8.14、石川県の能登半島で海水浴&キャンプを満喫してきました。

海を目指して

乗鞍岳を下山した後は、海を目指す。って、この時点では、まだどこ行くか決めてなくて、とりあえず候補として2つのエリアには絞っていて、移動しながらどっちかに決めようという魂胆。

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1つは、石川県の能登半島。岐阜のほおのき平から3時間半くらい。もう1つが、福井県の敦賀&小浜。4時間超で能登より遠い。水晶浜海水浴場ってところが良さそうなので、行ってみたい。

滞在拠点となるキャンプ場も大事。できれば海沿いじゃなくて、山寄りの涼しいところ(朝晩涼しければOK)。5泊するので、できるだけ安いところ。海水浴場への距離(約30分~)、スーパーや温泉が近ければなお良し。

岐阜からの移動時間を考えると、敦賀・小浜は、やはり遠く感じてしまう。海沿いにキャンプ場はあれど、内陸にはキャンプ場が多くない。一方、能登半島で目星を付けていたキャンプ場は、料金も安くて、場所も内陸にあって涼しそうなので、直感で能登半島がベストだと判断。すぐに、奥様に電話してもらって予約を入れる。当日にもかかわらず、無事確保。平日だから空いてたのかな。

ほおのき平から東海北陸自動車道で北上すれば、富山は割と近い。イオンモールとなみでお買い物して、ついでにサイゼリヤで夜ご飯も済ませちゃう。朝から乗鞍岳に登ってるし、長距離運転もしてるってことで、初日から省エネモード(笑)テント設営してすぐに寝れるのは楽だ。

石川県健康の森キャンプ場

お世話になるのは、能登半島の北、輪島市にある石川県健康の森キャンプ場。穴水で温泉に立ち寄って、到着は19時過ぎ。気温は25℃。受付は16時に終了してるので、翌朝に変更済み。場内は程よく混雑していて賑わっている。さすが夏休み。

混雑の理由は、もしかしたら値段かもしれない。安い。いや、安すぎる(笑)オートサイトで1泊620円ってw。一人じゃなくて、一回一泊分の料金。県営(管理は民間委託かな?)だと思うし、この価格設定で維持しているんだから、僕が心配することではないんだけど、過去のどんなキャンプ場よりも、設備面含めてコスパが良すぎた。

場内も、野営地みたいなワイルドなとこじゃなくて、ものすごく広大な敷地に、ログキャビンやコテージ、バンガローが立ち並び、区画サイトとフリーサイトがある。トイレも炊事場もすごく綺麗で使いやすい。間違いなく高規格の部類に入る。それでも620円って。いいのかい?

5泊=計3200円/サイト代3100円(620円×5日)+ゴミ袋100円(50円×2枚)
石川県健康の森キャンプ場テントサイト料金
1サイト/1泊 620円

チェックイン 14:00~16:00
チェックアウト ~10:00
※輪島市指定 緑のゴミ袋1枚+半透明ゴミ袋1枚 ¥50

僕なりに感じた良い所をまとめてみる。

  • 破格の一泊620円(車横付け可。フリーも区画も同料金だから早めの予約で区画を確保するのが得策)
  • ゴミが捨てられる。45リットル袋1枚が50円と良心的
  • トイレ炊事場は綺麗。お湯は出ない、浄水器あり、洗剤備え付け
  • 場内はかなり広い
  • 管理棟内に体育館あり。卓球とかで遊べる
  • 管理棟前に、遊具施設(ハイジブランコ?等)
  • スーパーや温泉のある、穴水町や輪島市どちらへも約20分
  • 近くにコンビニあり(ファミマ)
  • 高速IC (のと里山空港IC) から5~10分くらいでアクセスできる
  • 海水浴場までの時間は、五色ヶ浜が約45分、鴨ヶ浦が約30分

因みに、僕らが行った海水浴場は、五色ヶ浜(約45分)と鴨ヶ浦(約30分)で、ものすごく近いわけじゃないけど許容範囲。穴水ならもっと手軽にアクセスできると思う。参考までに。

Locusgear Khafrasil & Tyvek Tarp

翌朝のフリーサイト。区画は満サイトだったので、フリーサイトを利用。昨晩は我が家しかいなくて貸し切りでしたw。静かだったのはこの日だけで、この後ひっきりなしに出たり入ったりと大賑わいのフリーサイトなのでした。賑わうキャンプ場って、夏らしくて好き。

五色ヶ浜海水浴場

朝ごはんの後、すぐに海水浴場へ向かう。キャンプ場から約45分。能登半島東端にある五色ヶ浜海水浴場。とても綺麗な海で、何より「遠浅」というのは、小さな子供達には優しい。駐車場は無料。トイレとシャワー室(水)もあるという快適な海水浴場。

五色に色が変わると言われている砂浜。美しい砂浜は地元でも大人気。
透明度抜群の砂浜は遠浅で子どもたちも安心して水遊びが楽しめます。7月中旬から8月中旬まで開設され、毎年多くの人がのんびり海水浴を楽しみます。小さな売店も季節限定でオープン、美味しさも楽しめます。真夏の太陽の下で思いっきり遊びましょう。

能登町観光ナビ

10時に到着して、我が家の海水浴場セットを設営。タイベックの白が海に映える。実は、去年の新潟キャンプでノルディスクの大型タープが逝ってしまったので、今の我が家にはTyvek Tarpしかない。つまり、キャンプと兼用になるから、海水浴に行くたびに撤収するというのは、とてもとても面倒くさい。早くタープを作らなきゃ…。

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五色ヶ浜海水浴場はこんな感じ。うまく伝わるかな?白浜っぽくて、透明度も高い。テトラに囲まれてるエリアは、深い所で大人の腰~くらい。評判通りの遠浅で、ゲンタ・ユウタでも楽しく遊べた。

テトラの手前でも、ソウタの膝くらいの深さw。親としては安心だけどね。魚は、テトラの岩陰に数種類。砂浜にも小魚が泳いでる。

ソウタにシュノーケリングセットを買ってあげた。水泳を習い続けて、クロール・背泳ぎ・平泳ぎときて、もうすぐバタフライだってさ。僕は自己流なんちゃってなんで、しっかり泳げるのは羨ましい。夏休みの海水浴を楽しみにしてたみたい。

リーフツアラー シュノーケルセット 【RC0205】子供用 4〜9才向け シリコン製 (RC-0205) キッズ シュノーケリング 用 マスク スノーケル 2点セット スノーケリング ゴーグル シリコーン RC0202後継機種

プカプカと。実にゲンタらしい(笑)少し水に慣れてきたのか、最後の方は浮き輪なし、ライフジャケットだけで水に浮いて遊んでた。とにかく、水に顔を付けるのが怖いゲンタ。徐々に克服できたら良いね。

前週の立山テント泊に付いていけず、とても寂しそうだったユウタ。今回の旅行、特に海水浴は、一番楽しみにしてたよね。たくさん遊ぼう。

子供と夏の立山へテント泊登山(テント泊~下山編)

子供と夏の立山へテント泊登山(後編)

子供と夏の立山へテント泊登山(前編)

テトラ付近でお魚鑑賞、時には捕まえたり。子供と一緒に海に潜って、あ~、気持ち良い。

タープの下で腹ごしらえ。定番のカップ麺。サーモスの山専ボトルにお湯を入れてきて、注ぐだけ。おにぎりとかパンも頬張って、午後に備える。山専ボトルって、冬だけじゃなくてオールシーズン活躍する便利アイテム。

Tyvek Tarp

今年もお世話になります。やっぱり海水浴にはこのタープが似合う。と勝手ながら思っている。そんな愛しきTyvek Tarpだけど、2日後に、角のループが裂けてしまった涙。正直、myog初期の製作物で、補強という補強はできてなくて、寧ろ、ここまでよく持ったな。というのが率直な感想。6年間ありがとう。

ループ部分だけ補修するのもアリだけど、裂けた部分をカットして補強してとなると、サイズが小さくなってしまうので、これを機に新しく作ろうと思う。2代目は、さらに頑丈なタープを作ろう。asobitogearを始めて2年、今なら自信がある。

タイベックタープを作る

良い感じの波が押し寄せて、波のあるプールみたい。浮き輪に乗って波遊びもまた楽し。

帰る前に、逆側のテトラへ移動。こちらも浅くて、泳いでる魚が見えるくらいの透明度。少し物足りなく感じる子もいるかもしれないけど、今の我が家には、このくらいが丁度良い。山形県の小波渡海水浴場、秋田の岩舘海水浴場、新潟の番神海水浴場に次ぐ、我が家のベスト海水浴場に認定(笑)

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浮いたり、潜ったり、魚の住処?をみつけて鑑賞したり。気が付けば14時過ぎ。明日もあるから、今日はこれでおしまい!と言えば、当然、子供達からは、えー帰りたくないとブーイングが飛んでくる。帰るぞ(笑)

片付け中の一コマ。子供達にお金を渡して、かき氷を食べて待っててもらう。他にも、焼きそばとかイカ焼きとかもあって、小腹が空いたら、ここで買うのも良いね。

穴水湯ったり館

穴水町へ戻って、買い出しとお風呂。前日に引き続き、「穴水湯ったり館」を利用。結局、滞在中毎日通い詰めることに(笑)穴水湾が見える高台にあって、浴場からの景色が抜群。それと、子供料金が安い!小学生150円、幼児(3歳以上)100円。大人は510円。キャンプ場が一泊620円なので、お風呂付きと考えたら、それでも2040円/泊だから、お得だよねぇ。おかげさまで毎日気持ち良く眠れてる。

買い出しは、穴水のスーパーどんたくがオススメ。クレジットカードも使えるよ。隣にホームセンターのコメリ、向かい側には石川県のご当地ラーメン店?の8番ラーメンもあって、便利なエリア。

今日も日が暮れてからキャンプ場へ。夜の気温は25℃。海沿いの穴水町に比べると、ここは3℃くらい低い。そこまで寝苦しくもないし、快適に過ごせてる。夜の写真はこれ一枚w。塩サイダーを飲む子供達でおやすみなさい。

鴨ヶ浦海岸と塩水プール

あっという間に3日目。乗鞍岳に登ったのが遥か昔のように感じる。この日は、朝から風が強くて、海水浴は中止にしようかと迷いながらも、輪島方面に向かうことにした。とりあえず現地について、強風なら観光に切り替えれば良いしってことで。

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行き先は、鴨ヶ浦海岸。天然の塩水プールがあるとかで、磯遊びも楽しめるところみたい。手前に袖ヶ浦海水浴場があって、こっちの方が人が多かった。

海に大きくせり出した輪島岬の突端です。「猫の地獄」、「象の鼻」、「大蛇の瀬」など、ユーモラスな名前の岩場があります。
東西400メートル、南北150メートルにわたる海蝕作用でできた白っぽい岩礁が広がる、海岸沿いを1周するコースは磯遊びや釣りに最適です。冬に訪れるとシベリアの強い季節風を受けて、真綿のように乱舞する「波の花」も楽しめます。

ほっと石川旅ねっと

輪島市街近傍の鴨ヶ浦海岸にある水泳用の屋外プール。岩礁を縦25メートル横13メートルに削孔し、縁辺部をコンクリートで整える。南北に設けた取排水口から海水が自然に流出入する仕組み。立地特性を生かした類例稀なスポーツ施設。

文化遺産オンライン
鴨ヶ浦海岸

鴨ヶ浦海岸に到着。無料の駐車場に停めて、とりあえず偵察。舗装された遊歩道があって、地元の子供達が自転車でこれちゃうところ。トイレのみでシャワーなし。ここは海水浴というより、磯遊びだね。風は強いけど、思ったほど影響なさそうで、とりあえず着替えて遊ぼう。

まずは橋の内側でお魚鑑賞。深さはなくて、ゲンタもユウタも大丈夫。ただ、足元が苔?藻?で滑りやすくて、転倒の危険あり。何度も転んで、移動しにくい。大人でも気を遣う。魚は昨日の五色ヶ浜よりたくさん泳いでる。

これが塩水プール。めちゃ深い。ソウタは泳げるのに、怖がって入らなかったw

外側の磯へ移動。こっちは、深さもあって、お魚たくさん。シュノーケリングに最適な場所。

子供達の足は付かないけど、岩に囲まれてるので、流される心配も少ないかな。ゲンタとユウタは浮き輪&ライフジャケットのダブルコンボ。ソウタは楽しそうに泳いで潜って、満喫してる。

昨日とはまた違った楽しさがあった。岩場で魚が多いから見応えあり。ソウタは網で魚を何匹か捕獲。4年生ともなると、いろいろできるようになるんだね。凄い。

連日のカップ麺wでお昼を済ませて、午後も少しだけシュノーケリング。潮が満ちてきて、風も強くなってきたので、早めに切り上げることにした。もちろん、子供達は納得いかず。海水浴は2日間と決めてたけど、今日は時間も短くて、不完全燃焼気味なので、明日も海に行こうと約束して、早めに上がってもらった。コインランドリーで洗濯もしたいしね。

輪島市内のワイプラザで洗濯と買い出し。穴水まで行って、湯ったり館でお風呂。湯ったり館は、綺麗な施設で、休憩所あり、漫画コーナーありと、充実してる。脱衣所も広くて清潔。冷房もしっかり効いていて、快適そのもの。温泉じゃないのは残念だけど、快適度重視で通ってる。

オートフリーサイトはこんな感じ

初めて明るいうちにキャンプ場に戻ってきた。暑さが心配だったけど、気温は27℃。穴水に比べると涼しいんだけど、それでも汗だくになっちゃうよね。

子供達は虫を捕まえたり、場内が広くて、木もたくさんあるので、遊ぶには困らないところ。夏休みで他の子供達も多くて、賑やかな雰囲気。

子供達はサイダー飲み比べ

輪島サイダーと富山のラボンサイダー。ご当地サイダーのコーナーがあって、そこで買ったみたい。

夕焼けが綺麗で、しばらく眺めていた。なんとなく夏の終わりを感じてしまった。

暑くて夜の焚き火はナシ。お菓子食べて、僕はお酒を飲んで、子供達と会話して夜が終わる。明日も海だ…。2日くらいなら良いけど、3日連続だと、僕らが飽きちゃう。でも、子供達の希望だし、次の海水浴は来年の夏だから、頑張って行こうw

後編につづく。

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