ソウタの雪山登山装備についてまとめてみました。※2019年最新版を更新しました。
子供と雪山を歩く
我が家は2013年の4月に山登りを開始。そのシーズン(2014年)に雪山歩きも始めました。最初は近場の奥多摩から。1月に三頭山で初めての雪山登山を経験しました。軽アイゼンを買って軽く興奮したのを覚えています(笑)2月に北八ヶ岳の坪庭を軽く歩き、そして3月末に北八ヶ岳の北横岳山頂へ。八子ヶ峰(やしがみね)もスノーハイクしました。ソウタはまだ4歳でしたね。写真を見返すとちっさいww
僕自身、真っ白な雪の中を歩くのは大好きです。雪が身近な存在だったというのもあります。そんな素晴らしい雪景色を子供にも見せてあげたい、体験させたい。もちろん自分も見たい。まずは、最低限の装備を整え、レベルに見合った山を選び、登り始めたのを覚えています。
それから物欲の沼にハマり・・・(笑)、それなりに装備も充実してきましたw
いつか誰かの参考になるかもしれないので、ソウタ(幼稚園6歳)の雪山登山装備をまとめてみました。忠太さんのレポと丸かぶりです。こちらもどうぞ
ウェア関連
② patagonia/KIDS’ CAPILENE® MIDWEIGHT ZIP-NECK
③ ウールセーター
④ mont-bell/クリマエア ライニングジャケット Kid’s
⑤ mont-bell/レイントレッカー Kid’s
①のジオラインをアンダーに、②のキャプリーン3をベースに。どちらも保温性と速乾性のある素材です。今までは①がなくて②だけでしたが、肌着があることでより保温力がアップしています。
③のウールセーターは念のために着せることもありますが、明らかに暑い場合はなし。時期や気温により臨機応変に変えています。一応ウールなので汗抜けは良いです。
④のフリースは必ず着せています。保温が主な目的ですが、これは内側にライニングが付いているので防風を兼ねてくれます。
アウターには⑤のレイントレッカー。中綿はありませんので、①〜④でしっかり保温して、⑤で防風・防水をするという感じです。
② patagonia/KIDS’ CAPILENE® 3 MIDWEIGHT BOTTOMS
③ mont-bell/ライトスウェットパンツ Kid’s
④ mont-bell/レイントレッカー Kid’s
トップと同じレイヤーです。①のジオラインをアンダーに、②のキャプリーン3をベースに。どちらも保温性と速乾性のある素材です。その上から③のフリースパンツを履いています。アウターに④のレイントレッカー。①〜③でしっかりと保温し、④で防風・防水する。この装備で、-10度の強風下でも寒いと言われたことがないので大丈夫のようです。
いずれ中綿入りの上下が欲しいところですが、体の小さいソウタにはこの組み合わせの方が軽くて、動きやすいかなぁと思ったり。もう少し体が大きくなって体力もつけば、そういうウェアにする方が、重ね着の枚数も減るので良いのかもしれませんね。来シーズン導入してるかもしれませんけどw
→アウターウェアを新調しました(子供の雪山登山用アウターウェアをupdate!!)
レイントレッカーは本来雨具なので、オールシーズンで活躍してます。モンベルのサイトを見ると、廃盤?っぽいですね。同じような機能&価格で別商品を出してくるのか?気になるところです。無くならないでほしいなぁ。
保温ウェア
右)The NorthFace/プリマロフトパンツキッズ
ダウンジャケットとプリマロフトパンツ。日帰りでもザックに入れてます。体が冷え切ってスタートする時にはダウンをアウターの下に着せてますが…すぐに暑いと言って脱ぎます(笑)ランチの時に羽織ったり、そんな感じです。
こちらは保険になりますが、どうしようもなく寒い場合を想定してスキーウェアの上下をザックに入れています。必要ないのかもしれませんが、念のためということで。結構心配性なんです…
→コロンビアの中綿入りアウターSlope Starを新調しました(2017.1.22)
帽子・手袋
② モンゴルで買ったカシミアのネックゲイター
③ マムート/バラクラバチルドレン
④ mont-bell/グリッパー Kid’s
⑤ mont-bell/サーマルミトン Kid’s
⑥ mont-bell/サーマルグローブ Kid’s
⑦ SWANS/子供用スキーゴーグル
③のバラクラバはスタート時から装着。風がなくとも、被ると温かいのを本人は理解しているので自ら率先して被っています。素材はポリエステルとポリウレタン。防風性は高いと思われます。
②のネックゲイターはバラクラバで足りてしまうので出番もなく、サコッシュに入れてます。
帽子は①のフリースキャップ。バラクラバの上から必ず被らせています。去年の秋まで緑色でしたが、富士山と燕岳で2つも紛失してしまい、色違いを購入w。トホホダヨ
手袋は、⑥のサーマルグローブを着用し、④と⑤はバックアップ用にザックに入れています。日帰りで6〜7時間程の行程であれば手袋がビショ濡れになることは滅多にないですが、とはいえ子供なので、無意味に雪を触ったりしますよね。袖口から雪が入らなければ良いんですが、そうもいかず。ゲンタから⑤のミトンを借りて念のため予備としています。完全防水仕様とはありますが…正直濡れます(笑)手袋は見直す必要あり。それと、停滞時に指先が少し寒いとのことだったので、もう少し保温性のある手袋に。まだ手が小さいので選択肢に限りありだけど…
手袋への雪の侵入を防ぐためにリストゲイターなるものを購入してみようと思ってます。手首の保温にもなるし、良さそうです。→導入しました。フーディニのリストゲイター
⑦のゴーグルは頂き物。強風の雪山では必須ですね。武尊山ではゴーグルに救われました。強風時、バラクラバで口と鼻をしっかり隠してゴーグルをかける。この状態だとソウタ曰く、「息ができない」そうです。できないわけじゃないと思うけど、息がしにくくなるのは間違いない。例えばなんだけど、ノーズガードにして、鼻だけ出しておけば呼吸するスペースも確保できるし有効なのではなかろうか?なんて漠然と考えてます。いっそ、ヘルメット見たくフェイスガードにしちゃうとか?
この辺りの悩みは、小さい子ならではだと思う。
靴下
② The NorthFace/ユース コンフォート トレッキング ミッドウエイト
③ mont-bell/WIC.トレッキングソックス Kid’s
④ mont-bell/WIC.トレッキングソックス Kid’s
靴下は手持ちのソックスで一番厚手の②を履いてます。③と④は予備としてザックに。今のところ1枚で問題ないですが、前回の武尊山で停滞時に足先が冷たいとソウタに言われました。(歩き出せば冷たくなくなる)
子供用でメリノウールの厚手ソックスを探しています。ウールではないけど、ノースフェイスからユースコンフォート スノーサーモ(キッズ)というものが出ているのでそれも試してみようかな。※念のため足先カイロをザックに入れています。
①のゲイターは最近購入しました。
ノースフェイスのキッズ用です。ゴアテックスなので防水性はバッチリ。長さもソウタの身長ならこれくらいで大丈夫。雪山では必須アイテムですね。
雪山登山靴
雪山ですから、普通の靴では歩けませんよね。コロンビアのユースロープトウIII WPは、防水性があって、インサレーション入りで保温性もある。とってもナイスな靴です。ただ、残念なことに廃盤なんですよね。コロンビアさん、復活をお願いします!少し大きめを購入して、保温性の期待できる羊毛の厚手インソールを入れてサイズ調整してます。
→コロンビアのバガブーツを新調しました(2017.2.14)
アイゼン
前爪のあるアイゼンはブラックダイヤモンドのコンタクトストラップ10本爪を使用。歩行の安定感が違います。登れる山の範囲も広がりました。値段は高いけど、安全のためということで購入。
*購入レポはこちら。→ 子供の前爪アイゼン/BlackDiamond Contact Strap
雪の状況によってチェーンスパイクと併用しています。 雪山登山の必須アイテム 。
*購入レポはこちら。→ 子供のアイゼン再考
ピッケル
ピッケルもストックも今のところは僕の道具と共用。ピッケルだけは、ソウタ用に欲しいところ(→ペツルグレイシャーライトライドを購入)。基本的に急登や急な下りはサポートしています。簡易ハーネスも持参しているので、危ない箇所はハーネスで繋いで確保を想定。(実際にはやったことがない)谷川岳の下山時、ピッケルをストック代わりに持地、使いやすそうにしていたので買ってあげたいなぁと。買うとしたら、軽量で短いBDのレイブンウルトラか…
スノーシュー
アトラスのスノーシューを持ってますが、ソウタは体重が軽くそこまで踏み抜かないのであまり使っていません。シューがないほうが歩きやすいらしい。今のところは、積極的に持っていくことはなくて、念のため車に積んでおく程度。体が大きくなって、ラッセル要員として役割を果たせるようになったら、持たせましょう(笑)
サコッシュ
myogしたカモフラサコッシュよりも使われています。悔しいけどしょうがないw。無雪期は植物図鑑、双眼鏡、虫眼鏡などが入ってますが、雪の時期は植物が咲いてないので行動食だけ入れています。練乳ミルクもここに入っています(笑)
→カンパラパックの購入レポはこちら
→2017、asobitogearのASOBI-POCKETに新調しました。
以上が幼稚園児(6歳)の雪山登山装備です。→2019年最新版はこちら
改めてモンベル率高し!それにパタゴニアとノースフェイス。キッズ(120cm前後)の登山ウェアになると、あまりないですからね。モンベルさん頑張ってます。個人的にはfinetrackあたりでキッズサイズがあると助かるんですけどね。
出費は相当だけど、安全に雪山を歩くということでは必要な投資だと理解してます。いや、そう思いたい自分がいる(笑)我が家は子供が3人いるので、お下がりも期待でき流ので、機能面に優れ、品質の良いものを買うようにしています。3人分だと思えるだけ、少しは気が楽かもしれないw
無理せず安全第一で。これからも気を引き締めて、雪山歩きを楽しみたいと思います。
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