2021.2.6~2.7、子供達と初めてのバイクパッキング。あきる野にあるひだまりファームへ。
バイクパッキング
去年、ペップサイクルズを買って自転車にハマり、ソウタにもマリンのニカシオSEを買った。ハイキングを始めた頃と同じで、テントを持ってどこかへ旅をしたい。自転車だけでキャンプに行きたい。そういう気持ちになったのは言うに及ばず。
テント泊ハイクは何年もやってきたし、人の背中から自転車に乗せ替えるだけなので、重量面・収納面での不安は感じていない(1人で5kg前後、3人でも15kgには収まる装備)。ただ、自転車への積載方法、スペースや位置、そして積載用ツールなどが必要になるので、準備が必要。バックパック1つにパッキングするほうが、はるかに楽で、そのまま自転車に乗ってキャンプに行けば良いんだろうけど、背負って漕ぐのはちょっとね。
積載ツールを新たに購入。フロントフォークにパッキングできるブラックバーンのアウトポストカーゴケージを4個。僕のペップとソウタのマリンに2個ずつ。子供達分の道具も必要になるから、登山と同じで、費用が嵩む涙。
ペップ用にフロントラックも。ソウタには標準で付いてるフロントラックがあるから、買わずに済んだ。こんなことも想定して、マリンのニカシオSEを選んだのは賢明な判断だったと思う。バイクパッキングがやりたくて選んだからね。あとは、ベルト等を使ってマットを括り付けたり工夫して。パッキングについては、後程の画像で解説。
協同村ひだまりファームへ
出発は14時。遅すぎ笑。目的地の協同村ひだまりファームはあきる野市にあり、自宅から約15km。ゆっくり漕いでも1時間と近いからこその余裕ある出遅れ。日没までにはテントを張れたらいいや。
武蔵五日市駅に到着。ここで少し休憩。立ち寄ろうとした裏山ベースは、おやすみだった。
翌日の朝食用のパンを買い出し。閉店間際に駆け込んで、残り少ない在庫を買い込んだ。パン屋さんは早い時間に限るw。その後、いなげやでビールやジュースを買い出して、食材も少し追加。(家から持参してるものもあり)
目的地の協同村ひだまりファームへ到着。ひだまりファームは実に5年振り!めちゃくちゃ人気になって、予約も取れないし、人も多いので、しばらく敬遠してたけど、やっぱり近くて良いところ。近いだけじゃないメリットは後程説明。
この日は、我が家以外に2組。これならのんびりできるぞ。
ひだまりファームのメリット。それは近いことと、備え付けの設備が利用できること。綺麗な炊事場はもちろん、木のベンチとU字溝がある。これを使う前提で、テーブル・椅子・焚き火台を装備から外し、軽量化してきた。
設営を終えたら、焚き火の準備をして、飲みますよ。グラスで乾杯!
数週間前に、グラスキャリーポーチSOSO-Gが誕生し、テストを兼ねてグラスを4個キャリー。
子供達の自転車に、サドルバッグとしてキャリー。何を入れてるか伝えずに、普通に漕いでもらったんだけど、無事にグラスを自転車で運ぶことができた。自信作の保護パッドシステムが、とても良い仕事をしている。だからこそ、自信を持ってリリースできた。
保護パッドで使ってる上蓋用パッドが、コースターも兼用するので、砂利や岩場でも安心して、グラスを置くことができる。
焚き火に近づきすぎて、保護パッドに火の粉で穴をあけちゃったけど、それも味わいとして(苦笑。
グラス外周を覆うメインの保護パッドは、ちょっとした食べ物を置くスペースもあるので、ソロテーブル要らず。僕は個人的に、これで十分な人間なので、ちょっと重いグラスを持参するけど、その分テーブルは必要ないから、重量的にはイーブンかなって。
焚き火でマシュマロ焼いて、お菓子を食べて、ビールを飲んで子供達とじっくり焚き火に向き合う。
薪は現地購入。23時くらいまで、楽しい焚き火ができて、良い夜だったなぁ。ビールはいなげやで買った、クラフトビール4本。グラスに注いで飲む、その所作が加わるだけで、雰囲気が出る。注ぐ行為は、ビールの正装だと思ってる。缶飲みは味気ない、そう感じる人やメーカーも増えているようだし(オリジナルグラスを販売する動きが増え)、注ぐ文化が盛り上がると良いな。
テントはカフラシル。インナー付きで1.6kg。4人で使えば、1人当たりの重量としてはものすごく軽いので、ハイキングから今回のバイクパッキングまで使いやすいテント。これからも張り続けるつもり。
と書きながら、6年振りに新しいテントを買った。何年も在庫メールをもらいながら、悩んでは買いそびれてのループを繰り返したけど、今年ついに決断。久しぶりにワクワクしてる。
ひだまりファームの良いところ。野菜の収穫もできるけど、こんな作業も子供達に体験させてくれるのが嬉しい。この日、竹を割る作業をしていたスタッフの方が、「やってみるか」と声をかけてくれて、三人でプチ体験。ノコギリと竹割り機?みたいなの使って、お手伝い。
屋根付きの東屋には、テーブルと椅子。さらに左に、大理石調の炊事場があり、その左にベンチ付きの焚き火スペース。テントと寝袋、食料さえあれば、キャンプができる素敵な場所。バイクパッキング向きなキャンプ場でもあるのだ。また人気出ちゃうかなーw。テントサイトは、6区画のみ。
パッキングについて
まずは、僕のペップサイクルズから。
フロントラックにはasobitogearのバスケットクーラー。中に凍らせたペットボトルを保冷剤代わりにして、食材やビールにジュース、クッカー類を入れて。ペットボトルは、初日は保冷で帰りは飲料にすれば、軽くすることができるのでお勧め。
フロントフォークには、シュラフやインフレータブルの小さなマット、念の為の子供向け化繊パンツを3本。これは結局出番がなかったし、夏キャンプでは削れる装備。
大事なグラスはサドル下に鎮座。ここに大き目のサドルバッグを付ける人が多数だと思うけど、あえて贅沢にグラス1個というこだわり。リアキャリアも付けてるけど、積載ツール(バッグ)がないので、面倒だしバックパックを背負う事にした。今後はリアキャリアの左右に分散するつもり。
ソウタのマリンニカシオSE。フロントフォークにはカフラシルとインナーを左右に。フロントラックには、シュラフを2個(1つは化繊ブランケット)。サドル下にはグラスキャリーポーチSOSO-G。フレームバッグも付けてるから、そこは手袋や帽子など、小物を入れて。
僕とソウタで、4人分の最低限のテント泊装備を運搬。
ゲンタのGIOS。ハンドルバーの前に、クローズドセルマットを1つ。嵩はあるけど200gと軽量マットなので。サドル下にはグラスキャリーポーチSOSO-G。しつこいか笑
ユウタのGIOS。同じくハンドルバーの前にクローズドセルマットを1つ。こちらも軽量で180g。サドル下には…以下略w。って、グラスキャリーポーチSOSO-Gですよ~!宣伝が過ぎる。失礼しました。
グラスを自転車に積載して旅に出る、「新しいカルチャー」を作ったなと勝手に感じてる。専用設計、独自の保護パッドシステムあってこその、安心安全キャリーなのである。割れる心配をしないで、アウトドアに持ち歩けるのは、環境が変わってもマイ枕を持参して眠りにつける。それと同じこと(違
キャンプ場を出るときの坂が、一番斜度があった笑。
梅も咲き、春も近い。とってもリラックスできたバイクパッキングキャンプ。気持ちえーねー。
帰りも頑張って漕ぐよ。自宅近くのサイゼリヤでごはんを食べて帰るところまでがセット。漕いで、漕いで、焚き火して、また漕いで。楽しい週末でした。
初めてのバイクパッキングで見えた課題は、留め具としてのベルト・バンド類。マットやバッグ、クーラーバッグをスムーズにサッと留められるゴムバンドやベルトがあったら良い。そういう細かなツールが意外と重宝することを実感。サイズや荷物に合わせて、いくつか準備しなきゃ。
あとは、リアキャリア用のバッグ、GIOS用のハンドルバーバッグとか。ブラックバーンのアウトポストカーゴケージが良かったので、GIOS用にもう4個追加もあり得る。そんなことを考えながら、次の計画を立てるのも楽しいね。海沿いを漕いで、海で遊んでテントを張って。そんな遊びを子供達と一緒にやりたいな。
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