ソウタに10本爪のアイゼンを買いました。ようやく辿り着いた感じです。
子供に前爪アイゼンを
先月の谷川岳で前爪アイゼンの必要性を痛感し、ソウタの靴に合うアイゼンを探し回っていました。いくつか試着してカジタックスの10本爪でほぼほぼ決めていたんですが、ふと、ブラックダイヤモンドのコンタクトストラップを思い出して、急いでワイルド1へ行って試着。思った通りの着け心地だったので、こちらを購入することにしました。ただ、国内だと良いお値段がするので、ここは海外からの個人輸入で…
今回はtrekkinnというサイトで購入しました。送料込みで12500円程度。30日の返品・返金保証があるので、何かあれば対応してもらえます。
がしかし・・・イレギュラー品が届いて焦る。ベルトのリング位置が逆になってましたw(アメリカっぽいよね)。多分、商品そのもののイレギュラーでtrekkinnが意図してこれを販売した形跡はないです。かなり偶然だったのかと。それもあってなのか、連絡したところ返品してくださいとすぐに連絡が来ました。ただ、こちらの事情ですぐ使う予定があったのと、自分で縫って直せるレベルだったので返品はせずに、ミシンで直しました。運営会社から次回20%OFFのクーポンあげるよ!なんて連絡をもらったし、結果オーライでしょう。
(2016.2.16追記)
自分で直したから返品はしないよ。その代わり、そちらから提案された20%offのクーポンは欲しいYO。そんな感じのメールを送ったところ、なぜか80%off分の返金をいただきましたww。クレーム付けたと思われたのかなw。結果的には、ブラックダイアモンドの10本爪アイゼン、コンタクトストラップが2000円+送料でを買えたというミラクルに。大吉効果かな(笑)
子供のアイゼンについては選択肢が少なくて悩みます。4本爪の軽アイゼンから始まり、チェーンスパイク。そして今回は満を持して10本爪アイゼンです。
過去記事はこちらです。→ 子供のアイゼン再考
山仲間の忠太さんのレポもご参考に。
ブラックダイヤモンド コンタクトストラップ/BlackDiamond Contact Strap(10本爪アイゼン)
今回欲しかったのは前爪がしっかりあるアイゼン。長さがあって前に出ているもの。短いと爪が刺さりにくいのでね。
カジタックスの10本爪も悪くなかったけど、これに決めた最大のポイントはセンターバーの位置。BDのコンタクトストラップは、サイズを短くした時にセンターバーが下に突き出るのではなく、スノープレートの上をスライドする形になります。
カジタックスは、短くしすぎると、センターバーが下へ下へ行ってしまう構造なのです。それが歩行時に邪魔になるような感じがしました。
さっそく装着してみます。ブーツはColumbiaのユースロープトウⅢ WP(20cm)。保温材の入った防水ブーツです。
→子供の雪山用ブーツを新調しました
裏側。アイゼンのサイズは一番短くしています。靴のサイズは20cmでも靴底の長さは24cm以上あります。これ以上小さいと合わなかったかもしれません。
足の甲を抑える部分も、多少の隙間はありますが、バンドがブーツにしっかり当たっているので大丈夫そうです。実際に靴を履いて、キツめにバンドを締めると、この隙間は少なくなりました。
留め具はアナログなリングタイプ。少し手間だけど、ソウタ本人が着けることはないので特に問題なし。壊れにくいのでOKとしましょう。
実際に雪山で使用してみました。今月、厳冬期の武尊山を歩いた時の写真です。
この日が初めての10本爪アイゼン歩行。躓いたり、ゲイターに引っ掛けたりするかな?と心配したけど、意外と上手に歩けていたという印象。爪が雪面に刺さるように、しっかり歩けていた。
急登も前爪をうまく使って登っていたし、下りも爪を全部刺すように歩いていた。爪の浅いチェーンスパイクや前爪のない軽アイゼンではこうもいなかったでしょう。やはり安定感は抜群。本当に買ってよかった。
このアイゼンがあれば、登れる山の選択肢もかなり広がる。とはいえ、まだ幼い子供なので、雪山のリスクをしっかり考慮しつつ、無理のない安全なスノーハイクを楽しみたいと思います。自分自身も雪山の経験を積んでいかねば。
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