長男ソウタの軽アイゼンについて。
限られた選択肢
長男ソウタと冬山を歩き始めたのは2014年1月。当時まだ4歳でした。雪山を歩く上で一番悩んだのが、子供靴に合わせる軽アイゼン。なにせ靴のサイズが小さいので、選択肢が少ないし、靴に合わせるのも難しかったのを覚えています。子供向けアイゼンというカテゴリではどのメーカーも出してないと思います。当時の靴はたしか17cmだったかな…
最初に買ったのがモンベルのコンパクトスノースパイク。雪の三頭山をこれで歩いてたんですが、途中で何度も外れました。スパイクの横幅が広くて、幅の狭い子供靴には合わなかったからです…。
次に買ったのがマウンテンダックス4本爪アイゼン。これはよかったです。ハイカットブーツにワイヤーでガッチリ固定できました。スパイク幅もちょうど良くて、子供用かと思うくらいフィットしました。最近の雲取山ハイクまでこれを使っていました。
それでもデメリットはあって、所詮は4本爪。前後に爪がないため急坂では踏ん張れないのでほとんど意味がなかったりします。。雪道の急登では、いつも後ろから自分がサポートして登っていました。それともう1つ。サロモンの靴に替えたことで、装着しにくくなったというか、固定しにくくなってしまいました。
マウンテンダックス4本爪をサロモンシナプスに装着したところ。
特に問題なさそうにみえるけど…
ハイカットブーツだと気にならなかった部分が、サロモンのミッドカットブーツだと、黄色いワイヤーが徐々にズレて、足首にかかっちゃうんですよねー。キツく固定しても、ちょっとずつズレてきちゃうんです。
靴のサイズも大きくなったし(今回のサロモンは20cm)、4本爪は心細いし…ということで、チェーンスパイクを購入することにしました。
モンベル チェーンスパイク
モンベルのチェーンスパイク。サイズは一番小さいXS。先日の雲取山ハイクでMITSUさんからXSを借りる機会があって、事前に装着確認できたのはとても助かりました。
XSサイズはカタログでは20.5cm〜とあるけど、正直0.5cmは誤差の範囲だと思う(笑)実際には、ぴったりと装着できます。いや、むしろキツイくらい…。
横から。しっかり靴にフィットしています。
モンベルのチェーンスパイクは爪が短めですが、まぁ十分でしょう。何より全体に爪があるので安心感が違います。
付属の収納袋も付いています。
自作したMyog X-Pacアイゼンケースがあるので、これに入れて使います。
実際に歩いてみないとわからないけど、今のところ緩くて外れそうな部分は見当たらない。今週末に予定している父子ハイクは、凍結箇所がまだまだあるみたいで、4本爪だと不安なので間に合わせました。あとは、あのサコッシュが届けば….準備万端だな。
それにしても、チェーンスパイクって何気に高いなぁ(笑)Off the GridでULTRA HEAVYのTシャツ我慢して、今まさに必要なこれを買いました(涙)
終わりなき山の道具沼。恐るべしw
いずれ10本爪も必要になるだろうねぇ… 忠太さんに詳しく聞いてみよ
(2016.2.2追記)
ついに子供用の10本爪アイゼンを購入しました。雪の急斜面を登るには前爪が無いと無力でしたから。ようやく辿り着いた感じ。
→ブラックダイヤモンドコンタクトストラップ10本爪アイゼン
子供の雪山登山装備についてもまとめています。→子供の雪山登山装備
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