厳冬期テント泊も冬キャンプもこれで万全!子供用の保温パンツ、キッズプリマロフトパンツ/Kids Primaloft Pants

asobitogear

プリマロフトを使った子供用の保温パンツを作りました。

子供用保温パンツは希少

保温パンツは、子供連れで冬季テント泊、または雪山でのテント泊を考える上で、あるといいなぁのアイテム(我が家ではマストアイテム)。ダウンジャケットなどの上着は、モンベルはじめ他メーカーからたくさん出ているけれど、パンツに関しては選択肢が少なすぎる。モンベルのサーマラップパンツ(キッズ)くらいしか思い浮かばない。背が大きければレディースの小さなサイズが選択肢に入ってくるけどね。小さい子供にはあまりにも選択肢がなさすぎる。

そんな状況でも、2年半前に見つけたノースフェイスのプリマロフトパンツキッズはかなり貢献してくれた。オールシーズン、ずっと出番のあるウェアだった。そんな貴重なアイテムも、ついにサイズアウト。しかも廃番。さぁ困った困った。これはもう作るしかないぞ。

 

より上のレベルを求めて

まずは、僕がプリマロフ党だということを最初に申し上げておきますw。化繊インシュレーション素材で一番好きです。個人的見解になりますが、かなり暖かいと思っているので、モンベル社のエクセロフトが入ったサーマラップパンツキッズより、できればプリマロフトが使われたものを選びたいのが本音。暖かさ・軽さ・コンパクトさ、どれも一段階上だと思っていて、限られたザックのスペースに入れるなら、「より小さいもの」を選びたいし、荷物の増える冬季登山では「より軽いもの」を選びたい。さらに、小さくて軽いのに、暖かさも上なら、申し分ないじゃないですか。サーマラップパンツでも十分役割を果たしてくれると思うし、価格もお手頃なので、さすがモンベル!なんですが・・・もう一つ上のレベルを求めちゃうと、ちょっとだけ物足りないんです。作る理由は、きっとここ。既製品で満足できれば、作る必要はないんだけど、できていないから作る。同じように考えるパパさんママさんがいるかもしれないし、だとしたら作る意味もあるかなって。

 

Insulated Pantsに初挑戦

Insulated Pantsなんて作ったこともないので、手順がわからない。一応、海外myogerのブログなんかを見て、とりあえず真似てやってみる。幸い、通常のパンツはここ数ヶ月でたくさん縫ってきたし、型もあるのでね。わからないのは手順だけ。

 

今回は、ミシン押さえをしっかり使い分けることで、とてもスムーズに縫製できた。以前、ものすごく苦労したプリマロフトを縫う作業も、ボア押さえで解決。めちゃくちゃ縫いやすいし、なぜ早くこれを使わなかったのかと後悔w。同じく苦労したシルナイロンを縫う作業も、スムース押さえで解決。押さえって重要で、asobitogearを始める時に必要な押さえを買ったことで、YAMA-ShortsやYAMA-Pantsも綺麗に縫製できてるんだよね。

 

そんなこんなで、いきなりの完成写真。無事、できましたよ。

正面から。想像以上のもこもこ感。両面にプリマロフトを縫い付けてます。ノースフェイスより、プリマロフトの厚みがあるので、保温力は間違いなく上がってるだろうね。パッと見でも明らかに厚みに違いがある(冒頭写真)

 

サイドから。サイドポケットも後ろポケットもなし。主に就寝時の着用を想定しているので、できるだけコールドスポット(縫い目)を作らないように心がけた(手抜きではないw)

 

後ろから。前後に必要のない縫い目を作ってしまったけど、そこはご愛嬌。プリマロフトがずれないように、アウターシェルの生地に縫い付けているんだけど、その縫い目は内側にあって。ただ、その縫い目を外側に見せた方が、市販のダウンパンツっぽい雰囲気になるから、そうした方がいいのかな?どうなんだろう。本当は筒状に縫える専門的なミシンがあると、より売り物っぽくできるんだけど、そんなミシンは持ってないので、ここまでが限界。それでも、良くできてると思う。(自画自賛w)

 

新旧比較

作り終えて、面白いことがわかったので新旧を比較してみる。

メーカー サイズ 重量 インシュレーション素材 アウターシェル素材
ノースフェイス 120 136g PRIMALOFT® BLACK PERTEX® Microlight
asobitogear 140 139g PRIMALOFT® GOLD ROBIC XL Hybrid

驚いた。プリマロフトの量も増えているし、サイズも2サイズ大きくしてる。それで、たった3gしか違わないなんてアメイジング(笑)いや、これは想定外の嬉しい誤算。まさかこんなに軽く出来上がるとは思ってなかった。

プリマロフトの最上位であるゴールドがかなり貢献してるのかな。アウターシェルは20Dなので、もう少し薄いものに変えれば、さらに軽くできる可能性もある。

 

収納はノースのスタッフサックを流用。問題なく収まった。スタッフサック込みで約143g。この重量と大きさで子供の下半身を確実に保温できると思えば、親としては持っていきたくなるアイテム(自画自賛)。いや、お世辞抜きでも、子供と雪山テント泊をするなら、なくてはならないアイテムだと思ってます…

これを持って雪山へ。今年もソウタと一緒に楽しめそうだ。

 

山と渓谷社に掲載されました!

2月に行った赤岳鉱泉で取材された写真が、今月号の山と渓谷に掲載されてました!これはかなり嬉しいです。何も成し遂げられなかったあの日。これで報われました(笑)

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