2018.4.21~4.22、雲取山を歩いてきました。珍しく子連れではないハイクです。
子連れじゃないハイク
山もキャンプも、常に子供と一緒なので、子連れが僕の代名詞になっているかもしれません。でも今回は違います。ソウタが骨折中のため、計画していた山に行けず、悶々と過ごす日々。振り返ると、2月の西穂高岳独標以来、しっかり歩いていない状況で、これはまずいとなったわけです。身体は正直で、みるみるお腹回りが…(汗
前回の上野ディープ飲みで歩きましょうと相談してたmokaさんが、ナイスなプランを考えてくれたので、もちろん乗っかります。色々と身軽な状況で歩けることは、滅多にないので思いきり満喫しちゃいます。
縦走ハイクは電車でアプローチ
埼玉の三峯神社から雲取山を経由して奥多摩駅まで歩く縦走コースのため、電車移動。車の運転もないので、これまた楽チンなのだ。普段の移動が、夜中だったり、遠かったり、クネクネだったりするので、それらと比べると、なんて緩いんだろう。ありがとう。
西武秩父駅8:30発のバスに乗るため自宅を出発したわけですが、約4時間かかりました(汗)。乗り換え待ちで40分くらいあったとはいえ、結構かかるのね。なにせ、バスの乗車時間だけでも1時間15分だから。しかも立ち乗りと、初っ端から厳しいw。
子連れの場合、バスで座らせてあげたいなら、対策としては、8時半の始発バスに座るために、7時台に到着していれば、間違いなく座れるはずです。または、40分後の次発に乗るか。8時過ぎ着の電車では、座ることは叶いませんでした。参考までに。
久々のソロハイクは、もちろん荷物軽めで。コースに雪もないし、下界では真夏日の予報で暖かいだろうし、シュラフは夏用の薄いやつをチョイス。20~30リットルのザックが欲しいな。
雲取山へ
秩父側から雲取山は初めて歩くコース。ゴールは奥多摩駅。距離にして30km強。去年の槍ヶ岳以来の長距離に、少し不安を感じるけど、ソロなんで大丈夫でしょ。身軽ってステキ。でも、子供達がいないと、やっぱり寂しい体にもなっている現実(笑)
天気が良くて、のどかだなー。気を許すと、もうここでのんびりしようか、くらいの陽気。誘惑に負けず、進みます。
毎日激務(飲み)続きのmokaさん。お互い春ハイクの装いで、雪山の終わりを感じる…
奥多摩の雰囲気とは、どこか違う。北側からのルートのわりに、とっても明るくて、カラっとした気持ち良いトレイルが続いている。
1時間ちょっと歩いた頃に、霧藻ヶ峰休憩所。有人小屋で素泊まりで10人まで泊まれるそうです。ジュースもカップ麺も売っています。
今日の1座目、霧藻ヶ峰。テント場の奥多摩小屋まで、4つの山を越えるのかな。小刻みなアップダウンがあって、歩きごたえあります。
ギザギザの山は両神山。去年の11月に歩いた。気持ち良かったなぁ。この景色を見ながら、ちょっと早めのランチでエネルギーチャージ。
個人的には鴨沢ルートより、断然楽しくて、歩きごたえのあるルート。天気が良かったのもあるけど、奥多摩側とは、植生も違っていて、杉が少ないのかな。
2座目の前白岩山。暑いねー
廃墟となった白岩小屋。地図にはテン場マークがあったけど、どこにあったのかな?見つけられず。
小屋の先に白岩山。今日の3座目。残すは雲取山のみ。
鹿カツにされちゃうぞーw
ついに雲取山が見えた!暑さもあって、なかなかバテた。塩熱サプリとポカリのおかげで、脚の攣りはなかったけど。
mokaさんを探せ!レベル3
雲取山荘に到着。脚が…。運動不足を痛感。水分補給して最後の登りへ。
雲取山到着~!3年振り3回目の訪問となりました。
※初めての雲取山レポはこのブログへ移行してなかった…
いつ見ても気持ちよさそうな尾根。さぁ、テン場でビールだ。
奥多摩小屋テント場
GW前にも関わらず、奥多摩小屋のテン場は大混雑。小屋閉鎖のため、駆け込み的な感じだろうか。我々も同じではあるがw。軽く見積もっても100張りはあったと思います。
Locusgearのカフラシルをフロアレスで。なんとかヘリポートの側に設営できました。
今宵はmokaさんと同居です(照。昼間は虫がうざかったけど、気温低下と共にいなくなるので問題なし。シートにマット、エスケープビビィと、2人共同じ構成でした。
カンパーイ!最高の瞬間。
テントを担いだので夕食はお任せするつもりで来てます(笑)。とりあえず、鶏肉だけ焼き焼き。
メインはこちら。moka鍋によるすき焼きでございます。これは鉄板メニューで、それはもう、たくさんいただきました。テント担いだ甲斐があったなw
こちらもいただきます。まさか、缶ビールならぬ缶ポンシュが売ってるとは…。しかも西友にw。侮れない。
すき焼きを堪能し、ビール、日本酒、ワインと飲んで、隣のお洒落なハイカーとギア談義に夢中になってたら、なんと20時半を過ぎていたという…。話し声がうるさかったと思うので、ごめんなさい。(反省)
気温はそこそこ冷え込んだけど、ダウンはなしで、プリマロフトのジャケットにキュムラスのX-LITE200 ZIPで快眠。星空撮影なんて無理で、朝までシュラフから出られませんでした。
奥多摩小屋~奥多摩駅
△コラボ。今日も快晴。朝ごはんを適当に済ませて、ささっと撤収。一人って楽チンw
ベースで4kgちょっと。カフラシルをビビィに変更すれば、3kg台とコンパクトにまとまってると思う。ただ、同じくらいの食べ物と水と酒が入るから、行きは普通に重いんだけどw。でも、帰りは軽いよー。
この景色、来年の小屋&テン場閉鎖により、テントから見ることができなくなると思うと、寂しい気持ちです。何度もリピートするほど通ってるわけではないけど、子連れでちょっと長い距離をテント泊ハイクしたいって時には、良い塩梅の立地なんですよね。もう一回、ゲンタとユウタを連れて遊びに来るのも悪くないかもね。ママも一緒に家族で?
雲取山よ、またいつの日か。今日は奥多摩駅までの約17kmと、初日よりロングなので頑張らないと。
山歩きを始めた頃、このダンシングツリーを見て、興奮してたなぁ。もう4年前の話。
4年振りの七ツ石山。前回はガッスガスだったので、2回目が晴れて良かった。うん
ここから先は、まだ歩いたことのないコース。石尾根縦走路をずーっと歩いて奥多摩駅まで。
七ツ石山から鷹ノ巣山避難小屋までは、巻き道を選択。綺麗にトラバースが付けられていて、歩きやすかったです。尾根歩きも気持ち良かったのかもしれないけど、鷹ノ巣だけ登れればOKかなってw
鷹ノ巣山避難小屋。噂通り、綺麗な小屋で。小屋の前には、テントが数張り。テン場ではないけど、水場もトイレもあって、張りたくなりますよね。
鷹ノ巣山は巻かずに登ります。初めてだけど、なんだろう、とても気持ち良いアプローチでした。ここ、子連れで来ても良いなぁって。
富士山もこれが見納め。
細かなアップダウンはあるけど、ほぼ下り基調。奥多摩駅まで、黙々と下っていきます。もうひと踏ん張り。
いやー、長かった。最後は水が足りなくて、喉カラカラになりながらのゴール。コーラのうまさたるや。生き返った。
11時前に奥多摩駅に到着したので、開いてるお店がここしかなくて。カツカレーをいただき、今回の山旅も終わり。帰りも電車で楽チン帰宅となりました。
久々の長距離、テント泊、子連れじゃないハイク。たまにはこんな形でのリフレッシュもアリかもね。また次歩きたくなってきちゃいました。ソウタは、まだ腕が伸びないけど、岩場がなければ問題なさそうだし、徐々にリハビリ兼ねて歩いていきたいところ。
久しぶりだからかもしれないけど、やっぱり山歩きは楽しいなー。
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