東京都最高峰へ!子供と雲取山日帰りハイク

親子登山

2023.9.24の事。三男ユウタと2人で東京都最高峰の雲取山へ。

親子登山の初期衝動再び

2023年の9月頃から、どういう訳か2012年に始めた親子登山の初期衝動に近いモチベーションが戻ってきた。ユウタが百名山に登るのをとても楽しみにしていて(=山バッヂが増える)、もっと連れて行ってあげたいなぁって思ったのがきっかけ(実際に登山頻度は低下傾向だったので)。積極的に山に向かっていたあの頃の気持ちを少しずつ取り戻しながら、まずは近場から攻めてみようと計画したのが先週の筑波山(2023年の話)。じゃぁ次は雲取山を歩こう!と話していたので有言実行。

記憶を辿る筑波山親子ハイク

雲取山は、僕とソウタは登頂済み。ゲンタとユウタが未踏なので、2人を連れて行くつもりが、ゲンタは早起きできずに留守番。3人で歩けないのは残念だけど、ユウタは行く気マンマンだから2人で奥多摩へGO。奥多摩って近いようで遠くて、昭島の自宅から約1時間半。時間だけを比較すると丹沢の方が早いんだよね。なので、あまり行く機会もなくて、最後に歩いたのは6年前!

雲取山〜父子テント泊ハイク(後編)

雲取山〜父子テント泊ハイク(前編)

三峯神社から雲取山経由、奥多摩駅行きハイク

小袖の駐車場に夜明け前に到着し、すこしばかり仮眠をとる。他の登山者が動き出す頃、5時半に僕らも登山開始。今日は鴨沢ピストンで、片道10キロ往復20キロの行程。登山を始めた頃の僕らには「一泊する山」だった雲取山だけど、今なら十分に日帰り可能だ。三年生のユウタもCTの8掛けくらいで歩けるので問題ないでしょう。

ユウタと初めてのデュオハイク。二人で話をしながら、夢中になって進んでいたら、2枚目に撮った写真が石尾根だったというくらい集中して、良いペースで進めた。正直、石尾根手前の区間は大半が同じような景色で見所もないから…。

石尾根に出れば、退屈な樹林帯から解き放たれ、富士山なんかも目に入ってきて、それはそれは気持ちの良い尾根歩き。

石尾根手前までも歩きやすい登山道なんだけど、尾根は道幅も広くて高速道路くらい快適なトレイル。ちょっと走ったりしながらキャッキャウフフで歩いていく。

ダンシングツリーの再現度よw。

開けた尾根は贅沢極まりない。北アルプスにも丹沢にも負けない開放感がここにある。小学三年生の心も揺さぶる。

あっという間に雲取山の避難小屋が見えてきた。かなりの良いペース。

9時前に雲取山に登頂!小袖から3時間半とは想像以上のペース。逞しくなったねぇ。

雲取山には山頂標識がいくつかあったんだけど、2016年に東京と埼玉が山頂標識を統一(冒頭の画像)。山梨県は残っているので、古い標識でもそれぞれ撮ってみた。

この日は天気も良く、遠くに南アルプスがハッキリと見えた。久しぶりに北岳に登りたいけど、中々タイミングが合わず。2024年も行けず。2025年こそは北岳か仙丈ヶ岳に!

日本第2位の北岳と第3位の間ノ岳へ挑む〜子供とテント泊登山(後編)

日本第2位の北岳と第3位の間ノ岳へ挑む〜子供とテント泊登山(前編)

山頂で早めのお昼ご飯。おにぎりやパンを食べながら、ミニケルン by ユウタ。

いつも以上にのんびりと。40分くらい滞在して下山開始。それでもまだ9時40分。早出早着早帰り。山の基本である。

気持ち良い石尾根縦走路

またいつの日か!この半年後、2024年4月に松本に移住したので、遠のいてしまった雲取山。果たして次はあるのか…。未踏のゲンタは登りたいと言うのだろうか…。

松本へ移住します

下りも軽快に

小雲取山付近からの素晴らしい眺め。こうして見ると結構な高低差がある。(旧奥多摩小屋の先から小雲取山までは、そこそこ急登)。奥に見える山が七ツ石山。せっかくなのでもうひと山登ってから下山することにした。

七ツ石山の登りは急登のイメージがあったけど、それほどに感じなかったのは僕らの成長の証。

七ツ石小屋に立ち寄って、少しだけ休憩して一気に小袖までペースアップ(単調な樹林帯のトレイルなので)。

12時半に下山!七ツ石山を経由しても3時間かからずに降りてこれたのは、想定以上のペースだった。子供の成長は留まることを知らず。(一応、アラフィフの僕も頑張ってますw)

無事にユウタ未踏の百名山である雲取山を登り、ご満悦の本人。少しずつ山バッヂが増えていくのが嬉しいんだろうね。この勢いとモチベーションで、次は両神山を計画してみるものの、この秋には叶わず。またの機会に。

2023年のレポもあと1つ!やっとここまで進めた。2023年末に歩いた丹澤山親子ハイクの記事は年内にUPしたいと思います。