憧れの赤岳へ〜子供と日帰り登山

親子登山

2016.10.23、八ヶ岳の主峰 赤岳(2899m)をソウタと登ってきました。

憧れの赤岳へ

土曜日にいくつか用事があった為、この週末は自宅でのんびり過ごすつもりでいましたが、5ヶ月振りに大人ソロ活動の出撃許可をもらえたので、雨飾紅葉狩り組(Tatu&Boc)への合流を画策。しかし、その希望もソウタから始まった風邪の連鎖により一瞬で消え去ってしまうw。

ソウタ、ゲンタ、ユウタと見事に順番で発熱。最後のユウタが金曜に熱を出してしまったことで、今回の計画は消滅。日曜の日帰りに変更し、日帰りだと厳しい雨飾山は諦めることに。ゲンタは病み上がり、ユウタはまだ熱がある。ソウタだけ元気で、家に置いていくのも気の毒だったので連れて行くことに。久しぶりのソロ活動が、いつの間にかいつもの父子ハイクへ(笑)ヤマテンの最新予報を確認し、八ヶ岳の天気が良さそうだったので赤岳に登ることにした。いつか登りたいと思っていた赤岳。僕ら親子でも、そろそろ登れるだろうと。

今回のルートはこんな感じ。やまのこ村の駐車場に車を停めて、南沢ルートから行者小屋。登りは文三郎尾根を使い、赤岳山頂へ。下りは地蔵尾根から行者小屋へ。同じく南沢ルートでやまのこ村へ戻る。無難に赤岳だけを歩くプラン。横岳や硫黄岳を縦走するのは次回のお楽しみということで。

美濃戸からの林道は、比較的車高のあるヴァナゴンでもキツかったw。帰りにマフラーを擦って、物理的に凹む&気持ちも凹む(涙)もう走りたくない…

やまのこ村駐車場:1000円/日
img_7316

6時スタート。気温2度。標高の高い山はもう冬間近。ショートパンツの生足ハイクは諦めて、長ズボンでスタートw。夏が終わったことを今更だけど実感する(笑)

※デジカメが故障して絶賛修理中。会社の一眼を借りて撮影。しかも魚眼レンズw。それ以外はiPhoneで…

img_7317

この時間は陽が当たらず、ちょっと肌寒い。フリースに手袋、ニットを被る。

img_7323

コースタイム通り、2時間で行者小屋へ到着。ここまでは寝不足の僕がソウタの足を引っ張る形。とにかく眠くて、ふらふら歩いてたと思う。今日は山頂まで行けないかも…。そんな弱気発言をソウタにしていたw。ナサケナイ…。日帰りハイクの場合は、土曜夜に現着して車中泊で睡眠確保。やっぱりこれがベストだね。今回は3時出発の5時半着。自宅でも寝る時間はほとんどなかった。

それでも、小屋でちょっと一息ついて、目の前に広がる赤岳・阿弥陀岳・横岳の景色を見ていたら、いつのまにか眠気も吹っ飛び、いつも通り元気になっていた。よし、登るぞ!

img_7328

階段手前で念のためヘルメットを装着。KONGの軽量ヘルメットLEEF、ついに実践デビュー。さすがは軽量モデル。2個でも400gちょっとだから、担いでても重さはそれほど感じなかった。

コング リーフ KONG LEEF/子供の登山ヘルメット

2016-09-01

img_7327
img_7336

振り返ると行者小屋。左に阿弥陀岳、右に横岳、硫黄岳、奥には蓼科山まで綺麗に見える。文三郎尾根。それなりに急ではあるけど、そこまでキツくない印象。ただ、階段の登りはいつもより足への負担を感じた。

img_7343

これが噂のマンモス印の階段。世間ではマムート階段とか呼べれてるのね。登山道は整備されていて、感謝しかないです。

img_7348

あっという間に分岐へ。順調順調♪稜線に出たら、仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳、北岳間ノ岳もバッチリ見えた。

初夏の仙丈ヶ岳〜子供と日帰り登山(前編)

2016-07-13

日本第2位の北岳と第3位の間ノ岳へ挑む〜子供とテント泊登山(後編)

2015-08-06

日本第2位の北岳と第3位の間ノ岳へ挑む〜子供とテント泊登山(前編)

2015-08-04
img_4277

阿弥陀岳。歩きたくなる気持ちをグッと抑える…。今日は無理せず、赤岳のみ。次回の宿題ということで。

img_7352

懸念していた岩場の登り。想像していたより難しくはなく、三点支持でしっかり登れば問題なかった。構えて望んだけど、案外あっさりしてたような…。今までの経験が活きてるのかな。

img_7358

ロッククライミング感。五竜岳や塩見岳の山頂付近だったり、いずれは奥穂、劔なども登りたいので、今後はこういう岩場のトレーニングも増やしていきたいところ。

img_7360

振り返ると大キレットと権現岳、2年前に背負子で登った編笠山も。あの時はキツかったなぁとしみじみ。ソウタが覚えていてくれたのが何気に嬉しい。

南八ヶ岳の編笠山へ〜背負子ハイクde子供と日帰り登山

2014-08-20
img_7362

無事に岩場をクリア。一気に眺望も良くなり、ソウタも珍しく「綺麗〜」と連呼していた。

img_4281

富士山とご対面。今年はタイミング合わず登れなかったけど、来年こそはリベンジしたい。もちろん吉田ルートではなく、御殿場ルートから日帰りで(笑)

img_7368

9:40、百名山 八ヶ岳主峰赤岳(2899m)に登頂成功!ソウタ、おめでとう。

img_4290

イェ〜イ!念願の赤岳山頂に親子で立つ。感無量でございます。っていうほど、実は難しくはなかったけどw。積雪期にここに立つ機会があれば、そのときはきっと感動のあまり涙することでしょう….多分。

→登りました、厳冬期の赤岳に!

子供と一緒に厳冬期の赤岳に挑戦!~赤岳天望荘で年越し雪山登山(後編)

2019-01-28

子供と一緒に厳冬期の赤岳に挑戦!~赤岳天望荘で年越し雪山登山(前編)

2019-01-18
img_4292

三角点にタッチ!疲れた?と聞いたら、疲れてないと。確かに疲労度で言えば、2Dayで42km歩いた三俣蓮華岳双六岳を超える山行はそうそうないしね….。ホント、逞しくなった。

img_4302
img_4298

山頂からは360度の絶景!槍ヶ岳などの北アルプスはもちろん、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、富士山、奥秩父。ぜ〜んぶ見ることができた。サイコーです。大事なので2度言います。サイコーですw

憧れの槍ヶ岳へ!南岳・中岳・大喰岳縦走〜子連れテント泊登山(後編)

2017-10-02
img_7379
img_7372
img_7383

山の晴れは絶対正義!

img_7392

時間にゆとりもあるので、久しぶりに山頂でゆっくり景色を堪能した。我が家には珍しく50分ほど山頂に滞在。それだけ気持ち良かったということ。もっともっとのんびりしても良かったかな。

img_7399

10:30、下山開始。横岳を見ながら、赤岳天望荘まで一気に降りる。

子供と一緒に厳冬期の赤岳に挑戦!~赤岳天望荘で年越し雪山登山(後編)

2019-01-28
img_7397
img_4312

事前に聞いていた危険箇所はここかな。登るのも大変そうだけど、降りるのも大変だった。感覚的には垂直に近いかも。ソウタは終始、腰を落として手を使いながら降りた。滑って怪我したくないからね。

img_7403

赤岳天望荘。展望じゃなくて“天”望。

img_7404

赤岳と阿弥陀岳も見納め。また来るよ

img_7409

横岳。トレーニングも兼ねて、途中まで歩いて見るつもりだったけど、今日は気分が乗らないのでゆるく….。午後からガスもかかるみたいだし、早く帰りたいしw

img_7407

地蔵仏が俺たちのくまもんに…

img_7412

地蔵ノ頭にて。稜線とお別れして地蔵尾根から下山。ちょっと寂しいな…。

img_7416

地蔵尾根。急な岩場を降りていくので慎重に。行者小屋も見えて、距離にすればすぐそこなんだけど、高低差があるので、なかなか辿り着かない。横移動じゃなくて縦移動

img_7422

このハシゴ。あと3段で終わりというところで、足を滑らせて落ちるソウタ(汗)腰のちょっと上を軽く打った程度で、大きな怪我じゃなくて良かったけど、一瞬ヒヤリとした。階段が滑りやすくなっていて、ズルッといったようだ。気を抜いたわけじゃないけど、案外こういう場面で事故は起こるもの。改めて気を引き締める。

img_7423

11:42、行者小屋に到着。ふぅ、一安心。ちょうどお昼だったので、ここでランチ休憩。カップラ&おにぎりのお手軽ランチ。大同心を登る2人のPTが見えて、皆から感嘆の声。クライミングの世界は縁がないだろうなw

img_7430

帰りも同じ南沢ルートで下山。いつも通り、良い感じのペースで大人達をごぼう抜きするソウタ。おじさまおばさまから歓声を受け、それを励みに突き進むw。すれ違いで僕が滑ってコケそうになったら、「パパ、子供にカッコいいところ見せないと!」なんてツッコミも。そんな癒しの下山w

img_7436

13:37、美濃戸山荘にゴーーール!ちょっとした怪我はあったけど、無事に下山できた。頑張りました!

総括

総距離:13km累積標高:登りD+1217m/下りD-1242m
標高差:1242m
山行:6時間9分/休憩1時間43分
合計:7時間52分
CT比率:87.8%(山行時間369min/CT420min)

数値は参考までに。

img_4308

登りたい山が、=登れる山でないこともあるわけだけど、赤岳は僕ら親子にとってそんな存在。そろそろ登れるだろうと思って行ってみたところ、案外あっさりした山だったという印象…。北岳の八本歯白馬鑓の鎖場のほうが緊張感あったなぁとか。三俣山荘は遠かったなぁとか。山ってたくさん歩いて経験積んで、そんな蓄積が活きてくる世界だと改めて思ったわけでして。今まで歩いてきた様々な山経験が、この日、役に立ったんだなって思うと嬉しくなった。

いつかはと劔を。登れる日が来るために、これからも地道に歩き続けたいと思う。24座目の百名山。おめでとう