大倉尾根から塔ノ岳ピストン~親子登山

塔ノ岳

2021.11.23(火)、子供達と一緒に塔ノ岳に登った記録。去年の秋の話だけども。

箱根ユネッサンからのガラパゴレーシング

塔ノ岳に登る前日、11/22(月)の事。平日ではあったけど小学校の振替休日で子供達がお休み。滅多にない平日休みに、翌日が祝日ときたら、どこか行くでしょ。山でも歩こうかなとなったものの、月曜は雨。ならばと思い付いたのが、何故か箱根ユネッサン(笑)。プールで遊んで、夜は車中泊して、翌日に丹澤山に登るなんてどうだろう。

箱根ユネッサンの午後券をネットで購入して準備に抜かりなし。ただ、雨はかなり強く、屋外のスライダーに乗る時、雨に打たれながらの順番待ちが一番キツかった。我が家は全員ラッシュガードを忘れ、震えるレベルw。それでも、子供達は元気に遊ぶわけなんだけど。

ゲンタは夏に行った笹川流れの海水浴で少し泳げるようになったから(去年の夏の話ねw)、ものすごく楽しそうに遊んでたな。プール終わりに温泉も入れたし、半日なんだけど満足度すごい。

笹川流れ&山形の海へ~夏の海水浴&キャンプ旅

KAISEI HANDMADE BEER

19時くらいまで目一杯遊んで箱根ユネッサンを後にして、小田原へ下山。幸楽苑で夕飯を食べた後に向かったのが開成町にあるブルワリー「ガラパゴレーシング」。〇〇ブルワリーと名乗らないのがクール。IPAなど3本テイクアウト。チューリップグラスも買ってしまったよ。醸造長ともお話できて、なんだかクラフトビール好きな人みたい(笑)

大倉の有料パーキングに移動して車中泊。さっき購入したビールとグラスで乾杯。IPAは、ブルワリーのフラッグシップ的ビールだと思っていて、必ず飲むようにしている。ガラパゴレーシングさんに立ち寄って大正解。とても美味しいビール。

どんなところだって、クラフトビールはグラスに注いで飲みたい意識高い系ですw。このグラス購入をきっかけに、グラスキャリーポーチSOSO-Gのチューリップグラス対応サイズが誕生。これも縁でしょう。

車内で寛ぐ子供達。ポテチ食べながら軽く宴会。明日は山を歩くので、ほどほどにして、寝袋に入ってお休みなさいzzzz。大勝利の前哨戦だった。

大倉尾根から丹澤山を目指す

さぁ、この日が本番。7時前に駐車場をスタートし、大倉尾根から丹澤山を目指す。まだ薄暗く、序盤30分だけヘッデン歩き。もうすぐ12月だもんねw(←去年の話)

丹沢山で山はじめ〜子供と日帰りハイク

うっすらと明るくなり、フリースを一枚脱いでレイヤリングの調整。子供達の服装について最近書いてないけど、ソウタがアイスブレーカーのメリノロングT、ゲンタとユウタがパタゴニアのキャプリーン。キャプリーン、今はハーフジッパーが無くなってるんだね。気に入ってたのに残念。ボトムは、asobitogearのロングパンツ(ナイロン)。それと手袋とニット帽。

カラフルな光景が目の前に飛び込んできた。

なるほど、ここは植樹されたエリアだったのね。

思いがけない紅葉のおかげで序盤戦は気持ち良く歩くことができた。天気も良さそうだし、このまま快晴を期待したい。

仲良く歩く三兄弟。ソウタが4歳の頃から始めた親子登山も、あっという間に9年。高校生くらいまで一緒に歩けるだろうから、あと10年くらいかな。それまで体力維持してパパも頑張らなきゃ。少しずつだけど、MTBやパックラフト、自転車を絡めた大人の遊びも始めて行こうと思う。手始めに、来年のOMMはソウタと参戦するつもり。14歳以上の年齢制限がやっとクリアできるのだ。

樹々の合間から富士山と青空が見える。ペースもいつも通りで時間的な問題はない。このまま丹澤山まで行けそうだねーなんて話を子供達としてたのに、この後まさかあんな感じになるとは・・・

はい、ガスガスでなんも見えません(涙)。塔ノ岳の手前からガスり始めて、このような感じにw。残念としか言いようがない!

ゲンタとユウタの初大倉尾根(バカ尾根)は約3時間。いつも通り登ってきたけど、案外良いタイムだったじゃない。そして、当時小1のソウタが4時間で丹澤山まで歩いたのは、振り返ると健脚だったなとw。

丹沢山で山はじめ〜子供と日帰りハイク

小屋で甘酒を飲みながら、ガスが取れるのをしばらく待ってみるものの、回復する気配なし。むしろガスが濃くなっていく。気温2℃。丹澤山まで歩く準備はしてきたし、まだ10時過ぎで時間もある・・・のだけど、ガスガスの山頂を踏んでもねぇ。ということで、僕らはここで引き返すことにした。ゲンタとユウタには山頂まで行かせてあげたかったけど、晴れてる日にまた来るさ。

花立小屋で、うどんとラーメンを食べて身体を温める。身体が冷えた時に食べるって麺類って本当にうまい。染み渡る。

なんだか下界は晴れている模様。天気が悪いのは山の上だけっぽいね。

紅葉を愛でながら

黙々と下っていくだけ。

無事に下山。想定より距離は短くなってしまったけど、それでも往復13kmあれば、それなりの満足感。皆、しばらく振りのハイクだったし、これくらいが丁度良かったのかもしれないね。

ゲンタとユウタは8月末の日光白根山以来、3ヶ月振り。ソウタと僕は9月の大キレット以来、2ヶ月振り。ソウタは左手首の負傷から回復した後のリハビリハイク。岩場とかテクニカルじゃない山を歩きたかったから丹沢の気分だったのだ。

日光白根山ファミリーハイク~菅沼・五色沼周回ルート

小学生の大キレット挑戦(後編)~親子テント泊登山

小学生の大キレット挑戦(前編)~親子テント泊登山

山頂の天気はこんな感じ。この時間まで回復してなかったから、早々に見切りをつけて正解だった。次は晴れた日に、ママも一緒に歩こうかな。

小銭が足りない!?

ここで終わらないのが、この日の山歩き。駐車場代でトラブル発生。前日から停めているので2日分になるのは分かっていたから現金を持ち歩いていたんだけど、小屋でうどんやラーメン食べたり、バッジを買ったり、自販機でジュースを買ったりしてたら、まさかの「100円不足」。本当に100円だけ足りない(涙)。なんて日だ!

近くにATMはなし。道行く人に借りるわけにもいかないw。ということで、歩き足りなかったから、郵便局まで30分くらい歩くことにした(笑)。バス代は残っていたけど、時間が合わず。

郵便局で現金をおろしてミッションコンプリート。帰りは大倉までバスで戻った。面倒なことしたよねーと子供達と笑いあって、さぁ帰ろうかと清算をしたところ・・・なんと!連泊割引?ってのがあるのかな??2日分の金額より、「100円」安い料金が表示されたというオチ(笑)。その100円の為に郵便局まで行ったのに、何も考えず駐車券を出していたら幸せだったパターンかよ。

そんなトホホもあったけど、久しぶりに山を歩けて、ちょっとすっきり。ソウタの怪我もあり、少し山から離れていたから、これを機に、徐々に山歩きを再開していこうと思えたのが何よりの収穫。メンタルとモチベーションって大事ね。

おしまい。