2019.9.14~9.16、山形県の寒河江(さがえ)市でキャンプしてきました。
下山後はキャンプ
早朝に蔵王山(熊野岳)をハイキングし、9時過ぎには下山完了。山形県側に降りて、寒河江市のキャンプ場へ向かう。いつもなら、昼過ぎまで歩いて、キャンプ場の到着も遅くなるパターン。それに比べると、今日はなんて余裕のある一日だろうか。こんな日こそ、早めにキャンプ場に着いて、のんびり過ごしたい。蔵王連峰や月山を眺めながら、寒河江まで1時間ほどのドライブ。
山形は3年前の夏休みにも鶴岡市でキャンプをしていて、お気に入りの場所。お昼に「だるまや」の冷やしラーメンを食べたかったけど、またの機会に。
寒河江市いこいの森キャンプ場
お世話になるのは、寒河江市いこいの森キャンプ場。珍しく前日に予約済み。今回は、山もキャンプもゆとりを持ったスケジュール。たまには計画的にw。
いこいの森キャンプ場は、テント1張1泊200円という破格の料金(タープも同額)。テントとタープを張っても400円/泊。2泊で800円とは、なんだか申し訳ないくらい。設備面は、炊事場とトイレが管理棟(森のいえ)にある1ヵ所だけなので、それは少し不便に感じるかもしれない。ゴミは持ち帰り。場所によっては車も横付けできるんだから驚き。写真の管理棟前の広場は車乗り入れできず。
タープも同じく、1張りにつき1泊:200円
※ゴミは持ち帰り
3日間滞在して感じたのは立地の良さ。スーパーも温泉も、どちらも近くにあるのが嬉しい。スーパーは、ヤマザワが車で5分くらい。規模的には大型店になるのかな。クレジットカードも利用可能。氷もあり。隣にドラッグストア(ツルハ)。利用はしてないけど、マックスバリュも15分くらい。
舟唄温泉 テルメ柏陵健康温泉館
温泉は、ヤマザワから5分くらいのテルメ柏陵健康温泉館。大人350円・子供150円(未就学児無料)と良心的。泉質も良い。地場野菜・果物が売っていて、スーパーより、断然こっちがオススメ。
オープンは平成7年、全国的にも珍しい高濃度な泉質として知られています。エメラルドクリーン、乳白色、透明など日によって温泉の色が変わるのが特色で、町内はもちろんのこと、県内外の多くのファンに愛されています。温泉名は舟唄温泉、成分は食塩、カルシウム、硫黄などで、「やすらぎの湯」「ぬくもりの湯」の2つの内風呂ほか、50度の低温で体に優しい「トロンサウナ」も備えています。
大江町観光物産協会HPより
先月利用した能登半島の石川県健康の森キャンプ場も格安&高規格。いこいの森キャンプ場も、安いだけのキャンプ場というわけじゃなくて、雰囲気も良いし、子供達も遊べる場所が多くて、値段以上の価値を感じる素敵なキャンプ場。地元の人もたくさん居たので、人気あるんだろうね。
キャンプサイトは、それなりに広くて、写真の左右、森の奥まで続いてる。好きなところに張ってOK。場所にもよるけど、ほとんどが車を横付けできる。一泊400円でオートフリーサイト。快適過ぎるでしょw。全体的に、ゆる~く傾斜してる。
左側のエリアは、ほどよい木陰と日向があって人気があるみたい。到着時は既に複数のテントが張られていたので、僕らは右奥の日陰が多い場所に設営(カフラシルが見えてる)。
まだまだ暑いので、カフラシルとTyvek Tarp。ちょうどフラットな区画スペースが空いていたので、そこを利用。5m×5mくらいかな。車はテントの前に停めてる。お昼過ぎでこの日陰ならタープは必要ないかもだけど、夕方は西日が射してくるので、やっぱりタープがあると良いかな。
Tyvek Tarpなんだけど、夏の海水浴で破れたと思ってたら、実は本体は無傷で、ループのグログランテープだけが引きちぎれていたということが判明。破れたループを結び直して、とりあえず張ることはできた。早急に補修して復活させよう。
自作していた大型Tarpが完成していて、本当はそれを試し張りする予定だったけど、4.5m×4mと少し大きめで、この場所では狭くて断念。来月のクラフターズヴィレッジでぶっつけ本番予定w。
場内には、遊具やアスレチックがあって、このネットは、結構な高さw。子供達は何度も登ったり降りたり。他にも小沼という大きな池があって釣りができたり、ターザンロープや雲梯、滑り台などの遊具も完備。広い運動場もあって、野球もサッカーもできる。ボールの貸し出しもあったから、遊ぶのに困らない。
この日はトンボが本当に多くて、最高に快適だった。ブヨをたくさん食べてくれたおかげなのか、誰一人被害にあうことなく。蚊は数匹見かけたけど、半袖短パンでも不快にならず過ごせるほど。こういうとこもポイント高いよね。もちろん、場内の雰囲気も良くて、喉かな感じ。
子供達が栃の実を拾ってきた。栃の実ゆべし、大好きなんだよね。これ見て、無性に食べたくなった。
夕飯前に、テルメ柏陵健康温泉館へ行き、温泉に浸かり、初日の疲れをリフレッシュ。ほぼ徹夜運転からの蔵王山ハイキングだったので、こうして温泉でゆっくりできる時間が至福。今夜は、焚き火もやらずに思いきり眠ろう。
翌日は8時過ぎまでダラダラと寝てしまった。今日も快晴。でも、木陰が涼しくてね、9月の東北はとても過ごしやすい。
森の中に、なんとGoliteのテントを発見。し、渋いw。ひっそりと佇む姿は、絵になるなぁ。
ちょっとした丘があって、眺めが良い。お気に入りなのか、大半はここで遊んでたんじゃないかな。少し離れた先にスズメバチの巣があったけど、むやみに刺激せず、離れたところで遊んでた。色々学んでるw。
尾花沢蕎麦
隣のテントの方から山形の蕎麦について情報収集。スイカで有名な尾花沢はソバの栽培も有名で、もちろんお蕎麦も美味しいらしい。地元の人でも、尾花沢まで蕎麦を食べに行くとか。オススメのお店を教えてもらったので、早速行ってみることに。尾花沢のスイカは、スーパーで売ってるスイカにシールが貼られてるから、一度は見たことあると思う。
途中、村山市にある道の駅むらやまに立ち寄ったけど、かなりの充実度。お菓子の試食もできてね。野菜と果物も安い!野菜と果物が充実してるって、やっぱり山形最高だな。
尾花沢にある、手打ち蕎麦 百笑家 姫。寒河江から1時間くらい。
板そば@1000円。コシがあって、素朴な感じで美味しい。
ゲンタとユウタは手打ちうどん@900円。サービスしてくれた?のか、標準で付いてくるのかわからないけど、ジャガイモとさやえんどうの煮つけ、キュウリの浅漬け、それとゴーヤのきんぴら。どれも絶品で、蕎麦と一緒に美味しく頂きました。
家庭的な雰囲気の店内で、子連れでも入りやすい。ごちそうさまでした。
尾花沢そば街道なるページがあって、他にも美味しそうなお店がたくさん。機会があれば、他のお店も行ってみたい。
帰路の途中、ヤマザワで買い出し、テルメ柏陵健康温泉館でお風呂 。前日と同じルーティンをこなしw、キャンプ場へ帰還。
子供達は、滞在中、夢中で遊んでて、なかなか戻ってこなかった。翌日、帰り際に聞いたら、楽しいキャンプ場だと。良かった。僕も同じ印象かな。
温泉の地場野菜コーナーで買ってきた枝豆。山盛りで200円とか、マジか。ほんと美味しくて。みんな大好きだから、あっという間になくなってしまった。枝豆の時期は、山形に住みたい。それくらい止まらない。
食べて、遊びに行って、また戻って食べて、またまた遊びに行って。そんな感じのダラダラした夕飯タイムw。食べるより遊ぶ。まぁ、その気持ちはわかる。子供の頃、屈斜路湖のほとり、砂湯キャンプ場で、ご飯も食べずに日暮れまで砂を掘って、温泉入って遊んでたっけ。
夕食は、連泊キャンプだと、毎晩何食べようか考えるのが面倒だから、家で食べるようなメニューにしてる。いつもと同じ。案外それが良かったりする。手抜きと言えばその通り。良いんだよ、楽なんだから(笑)そこに時間をかけることをやめて、子供と遊ぶ・会話する時間を確保する。そういう事だ。
凝らないから、片付けも早いしね。良いことばかりw。さ、焚き火を始めよう。
焚き火を囲んでるようで、子供達が囲んでるのはお菓子。好きなだけ食べて良いのはキャンプの日だけ。ここぞとばかりに頬張る子供達。僕も負けじとw。
焚き火が心地よい気温。子供達とお話しながら、まったり焚き火タイムは癒しの時間。薪は、スーパーにあった芋煮用のヤツで、1時間ちょっとしか持たずw。今夜はこのくらいで…
お絵描きして遊んだり、最後の夜が過ぎていく。
ちょこっとだけ場内の施設写真を。
丘に登ったり、アスレチックで遊んだり、木道を歩いたり、水遊びしたり。子供なりに楽しめる場所が多かったんだろうね。とても良いキャンプ場だと思う。
9時過ぎにキャンプ場を出発して、米沢の道の駅へ立ち寄り。米沢ラーメンを初めて食べたけど、これがまたイケてる。さっぱりスープに細いちぢれ麵。うまし。芋煮と米沢牛コロッケなんかを食べて、最後まで山形を堪能。東北道の渋滞もなくてスムーズ。まさかの18時前到着にビビる。こんなに近かったのか、山形はw。
今回の山形遠征、総距離は約950km。デリカD5は納車5ヶ月で8500km走行となった。2度目のオイル交換。良いペースw。
2泊と短い滞在だったけど、山もキャンプも大満足。山形には、本当に良い印象しかない。野菜も果物も美味しくて、歩きたい山も多いしね。これから何度も遊びに来るんだろうな。そう思える場所。また来よう。
おしまい
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