OMM BIKE 2024参戦レポート

自転車遊び

2024.7.19-21、今年もOMM BIKEに長男ソウタと2人で参加してきました!

前夜祭

4月に松本に移住してからというもの、山やイベントに行って自宅に帰るまでがめちゃくちゃ早くて、とにかく便利に感じている。これが松本に住むという事なのか…。渋滞時間が減ることで、物理的に使える時間が増え、運転や渋滞による疲労とかストレスも減り、我が家の遊びスタイルに松本が合っているなぁと実感しまくり状態。今回のOMM BIKEも自宅から下道で1時間だから、直前まで仕事もできる。長野に移住して良かったーって、まだ3ヶ月の新参者が言うにはおかしいかもしれないけど、とにかく最高なのだ。

松本へ移住します

出発前に松本のCLAMPさんで予備のチューブを購入。初CLAMPでしたが、とても素敵なお店でした。アソビトギアもこんな雰囲気のお店作りができたら。

会場となる岩岳には19時過ぎに到着。フリーサイトにテントを張り、さっそくクラフトビールで乾杯。うちゅうブルーイングをバイシクルコーヒーのパイントグラスに注いで美味しくいただく。イベントやフェスには欠かせないパイントグラス。を運ぶ為のグラスケースは、我がアソビトギアの銘品(珍品?)

ソウタと作戦会議。明日の最高得点である70ポイントを獲りに行くというシンプルな計画。等高線では平行移動が続く場所だから問題はなさそうだけど、距離がある。去年同様、元気なうちに(脚があるうちに)山岳エリアを攻めるのが我が家の基本ルール。目標は300点後半。400を越えたらラッキーくらいな感じに。とにかく最後まであきらめずに点数を獲りに行く!これだけ。

OMM BIKE 2023に初参戦

作戦会議が終わったところで、静岡のおすぎゅんさんがコテージ泊をしているということでご挨拶。クーラーの付いた部屋での快適トークは異空間だ(笑)。ソウタも一緒に行って、フルーツをいただいたり、ホントありがとうございました!その後、大阪チームのなおっちさんと海老根さんに合流。写真の生ソーセージをいただき、ビールを飲んでまったり。

で、最後は真吾さんと快磨さんのところへ流れ、コテージに戻って日本酒をもらい・・・、結局1時過ぎまで飲んでしまったという…。まだ前夜祭なのに嫌な予感w

Day1

翌朝。予想通り、お酒が抜けないw。少しの気持ち悪さを感じ、あれ?レース大丈夫かな?と心配するくらい。酷い二日酔いではないから問題ないけど、なんだかやっちまった感。朝から大雨で、タープを張ったり、ペグが抜けてタープテントが倒れちゃって寝袋も水浸し。なんか朝からついてないし…。

OMM BIKEのパッキング

僕は去年と変わらず縦型フレームバッグ1つとステムクーラーバッグが2つだけ。ソウタは、自転車が変わり、ジェイミスのレネゲード。通学用にリアキャリアを付けているので、外さずに活かすパッキング。リアキャリアの上に載せる細いフレームバッグ(写真)を手作りして、ここに必携品と行動食を入れた。ステムクーラーバッグは前に1つ、リアキャリアのサイドに1つの計2つ。休憩・補給は最小限にするので食料は少なめ。コンパクトでスマートなパッキングになっていると思う。

⇒去年のOMM BIKEパッキングはこちらにまとめてます。「OMM BIKE 2023のパッキング

この必携品について一言!2日目に地図とボトルだけしか持参してない参加者を見かけたの(リュックもフレームバッグも無しでボトル1本と地図を袈裟掛け)。必携品とは・・・な状況。レギュレーションくらい守って遊んで欲しいよなぁと思うのです。こういう些細なことの積み重ねというか、それを許しちゃうと、変な誤解や勘違いが広まっていき、結局は参加者の質も下がっていくんじゃないかと心配している。

さぁ、1日目のスタート。雨コンディションの中でどこまで上位に食い込めるのか楽しみである。

恒例のカウントダウンからのスタート!行ってきま~す。

作戦通り、序盤に近場のポイントを3つ獲ったあとに山岳エリアへ向かった。ここで僕らは多くのチームが辿ったであろうルートとは逆から入ったんだけど、このチョイスが良かったのかどうかはわからない。とにかく誰もいないなか、ひたすら押し歩き。

登りきったら、読み通り平行移動が続くトレイル。なんとか漕ぎながら進めたけど、序盤から体力と脚を削られたのは間違いなしw。70点は無事ゲットした後、山から降りてしばらく放心状態だった。軽く脱水症状になりかけてたのかな、10分くらい長めの休憩を取り回復を待った。

OMM公式フォトより

70点ポイントから帰ってきたときの写真だ。泥だらけの自転車とシャツ&パンツがOMMらしい。

後半は、南エリアをくまなく回りポイントを加算していく。地図読みは得意なので、できるだけロスなく周り、脚力不足を補う。自販機でジュース休憩を2回して、あとは時間までひたすら漕ぎ続けた。

岩岳エリアに戻った時点で残り1時間。最後にポイントを獲ろうと向かった途中の坂で、僕の脚は痙攣を起こしてしまった。あと少しだけ、押し歩きで進んでも良かったけど、時間オーバーしそうだったので断念。またしても父が息子の足を引っ張るという形で初日が終了。最後の1時間、1ヶ所しかポイントを獲ってないのが全てを物語っている…。ほんと情けない父親だw

山岳エリアを漕いだ証。トレイルは泥濘だらけで自転車も服も泥まみれ~。ほんと楽しかったw。

初日の得点は360点で総合41位。去年よりUPしたけど、最後の1時間でもっと加算できていれば・・・目標の30位以内も見えただけに悔やまれる!悔しい!

ゼリーやナッツの補給では腹が減る。ゴールしてすぐに波田産のスイカとカレーを流し込んだ。早くビールが飲みたいぜ。

OMM公式フォトより

お風呂に入った後、来夢来人(ライムライト)でライムライダーになり(=美味しい定食屋さんでご飯を食べた)テントに帰還。前夜祭の飲み過ぎを反省し、この日はパシフィックブルーイングを1杯だけ。二日目に備えて早めに寝る。

Day2

グッドモーニングIWATAKE。僕らのテントサイトはこれだ。タープテントのレインシャドウ3に自作のタイベックタープ。穴をガムテで補修してるけど10年くらい使ってるタフなタープ。ぐっすり眠れたからDay2も頑張れそうな予感。

子連れテント泊に最適かもしれないTarptent Rainshadow3

今日も漕ぐぞ~!作戦は北エリアを攻めてから川沿いを南下し、南エリアを周り岩岳というルート。一応、今日の70点を獲りに行くつもり。

OMM公式フォトより

今日もお揃いのシャツを着る親子。シャツは無印の山っぽいシャツ。ゆったりしたシルエットで自転車を漕ぐと風を取り込んでかなりの涼しさ。ハイクより自転車に合う印象。

今日もカウントダウンからのスタート!行ってくるぜ~。二日目は4時間なのであっという間に終わってしまう。

OMM公式フォトより

ゲレンデの40点を獲った後、さらに上の70点へ向かうか悩みながら漕いでいる僕らw。初日も70点を獲ったし今日も獲りたいんだけど・・・ハードな登りの先にあるので、時間を考慮して速攻で諦めた(笑)。早々に見切りをつけることも大事なわけで、これが今日の好結果に繋がる分岐点になった。

70点を華麗にスルーしてからは、ロス無し最短距離で周れたはず。このおかげで、後半に時間的余裕が生まれ、最後のポイントゲットに結び付くことになる。

姫川添いのポイントも確実に獲って南エリアへ移動。ここまで脚の攣りもなく順調。小谷村から川沿いポイントまで全て下り。最後は緩やかな登りだけど苦にならない。僕らの脚力に合う感じで、コース取りとしては良かったんじゃないかな。

南エリアは初日に獲っているのでスムーズに移動し、岩岳へ。40分くらい残っているので、最後はどんぐり村の奥にあるポイントへ挑む。まぁ、急坂は全て押し歩きなんで、スピードは出ないけどw。なんとか押し通して40点を獲れた。欲を言えば、もう1つ上のポイントも頑張れたけど、残り時間が微妙だったのでパス。ゴール付近の2ヶ所を加算しても残り15分。結果論だけど、あと1ヶ所だけ回れたかな…。時間が残るのも悔しい!

ゴール後は、やっぱり波田産のスイカを食べ、僕はノンアルコールビール。今日もたくさん漕いでたっぷり楽しんだぜ。OMMサイコー!

2日目の結果は、初日より点数が上がり380点。なんと18位!70点に見切りをつけて、他のポイントで加算できたのが良かったんだと思う。あの時、無理して獲りに行かなくて良かった。この結果にはソウタも僕もびっくりで、「急な坂は全て押し歩きしてるのにね」って二人で首を傾げた。

もしかすると、漕げないのは僕だけじゃなく、みんな同じように苦しくて押し歩きしてるのかもしれない。道迷いがなかったことで時間のロスがなく、より多くのポイントを回れたかもしれない。コース取りが良かったのかもしれない。色々な要因はあると思うけど、「とにかく最後まであきらめなかった」のが一番かな。

そして総合成績は、なんと23位!目標だった30位に入れたことがとても嬉しい。目標達成ってのは良いものだね。来年もエントリーできたら、さらに上を目指したいのでトレーニングに励みます…。

会場をあとにして大町のテンホウで遅めのランチ。4時間ろくに食べずに行動したからお腹ペコペコ。夏は冷やしタンタンメンに限る。

16時過ぎには家に戻り、泥まみれの自転車を綺麗に洗車。洗濯もシャワーも済ませる時間まであって、やっぱり近くて良いな、松本は。松本移住生活、最高すぎるぜ!

OMM番外編

この夜、OMM BIKEに参加していた大阪チームが我が家(アソビトギア)へ遊びに来てくれた。宿泊業としてサービス予定の「あそび家梓川」。今はまだ自宅の敷地でテントを張るだけなのに、こうして立ち寄ってくれるのが何よりも嬉しい。ようこそ梓川へ!カンパイ~!みんな、OMM帰りで疲れているはずなのに、夜遅くまでお付き合いありがとうございます。

海老根さん(右)、なおっちさん、しげさん(左)、ありがとうございました!また遊びに来てくださいね~。あそび家梓川は、いつでも大歓迎です。