アソビトギアから新商品!軽量(ウルトラライト)で、折り畳みができる、蓋付きクーラーバケツ。←情報量多めw
クラフトビールへの愛情表現プロダクト第二弾
アソビトギアのクラフトビールプロダクトは、「クラフトビールへの愛情表現」と銘打ってリリース。なぜなら、いずれのプロダクトも「ビール愛」に溢れてるから。
第一弾は、アウトドア用「グラスケースSOSO-G(ソソグ)」。グラスを持ち歩いて、クラフトビールを注いで飲む。この所作は、間違いなくビール愛がなければ無理なこと(笑)。そんなニッチなプロダクトに、想定以上の需要があったことは正直とても嬉しい。アウトドアでクラフトビールを飲む人が増えてきたことも影響していると思う。キャンプやハイク、ランやライド後の一杯にクラフトビール!という人達が増えているのは間違いないもんね。そういった層に刺さるプロダクトだと思う。
で、第二弾が「ビールノプール」。外でもキンキンに冷えたクラフトビールが飲む為に作ったプロダクト。グラスケースと同じく、「アウトドアでクラフトビールをもっと美味しく」、そんな道具。
現地で冷やす
これまでの僕の頭の中はこれ
「どうすれば冷たいまま現地に辿り着けるか=保冷」
至って普通の発想。クーラーボックスの需要を見ていると納得できるよね。保冷力は、厚さと重量に比例する・・・。保冷を維持するのは「時間」が肝。いくら保冷力が高くても、自宅を出てから現地までの時間が長くなればなるほど厳しいのは明白。目的地が山のテン場なら、流石に冷たい状態をキープし続けるのは難しい。
そこで逆転の発想。「現地で冷やせば良くない?」
そういえば、昔はバケツに氷入れてビールを冷やしてたことがあった。山小屋でも冷水の入った大きなシンクにジュースやビール、りんごやトマトなんかが冷やされている、あの光景。冷たい沢が近くにあったり、残雪があれば冷やしやすい。下界のキャンプなら心配いらず。スーパーやコンビニ、またはキャンプ場の管理棟で氷袋を買って、そこにビールを入れておけば、間違いなくキンキンに冷える。荷物を減らしても冷たいビールを飲む為には、現地で冷やせば良いんだという結論に至る。
軽量で折り畳みできる蓋付きクーラーバケツ
そこで必要な道具がバケツだ。ブリキ缶に氷を入れてコロナビールを冷やしている、あの広告のイメージ。単なるバケツなら、それこそブリキ缶がオシャレ。折り畳みなら、シアトルスポーツやスノーピーク、オルトリーブなどのバケツで良い(重量気にせず比較的安価)。超軽量にこだわるならDCFを使ったボンディングバケツとか。色々な選択肢があるんだけど、僕は欲しいバケツはそれじゃない!!
保冷機能」は欲しい、蓋も付いてたら陽射しを遮ることができて氷が長持ちする。やっぱりウルトラライトな軽さは魅力。折り畳みできてコンパクトに収納できれば持ち運びがしやすくて、活用シーンが拡がるなぁ。など、色々な考えから生まれたのが「ビールノプール」というわけ。
これが、蓋付きクーラーバケツの「ビールノプール」。外生地はECOPAK。本体内側に遮熱材のアストロフォイルを挟んでいる。取り外しできる上蓋も付けた(裏側に同じくアストロフォイルを重ねている)。インナー生地は、シリコンコーティングされた軽量防水生地コーデュラリップ。生地を縫わないようにすることで防水性を持たせたので水も汲める。そして、折り畳んで収納できて重量約155g。これがクーラーバケツ「ビールノプール」。
保冷機能
本体内側にアストロフォイルを巻いているので、単体での保冷効果もあるわけだけど、特筆すべきはこの「上蓋」の存在。ただの蓋じゃなくて裏側にアストロフォイルを重ねた蓋。取り外しもできる。ビールノプールが単なるバケツじゃないポイント。
蓋が陽射しを遮ることで、氷を溶けにくくする。開閉のしやすさを求めたので、隙間アリアリの、本当に被せるだけの蓋なんだけど、それがビールノプールの良さでもある。だってバケツだから。
防水性
インナー生地にコーデュラリップを選んだポイントは3つ。1つは防水性。コーデュラリップはシリコンコーティングされた生地なので、防水面で問題なし。2つ目が透明性。内側にあるアストロフォイルのシルバーが見える程度の透け感があること。シルバー部分が見えてると、冷えてるように感じません?。そして、3つ目が軽量性。やっぱり軽さにはこだわりたいので、安価な塩ビを使ってしまうと重量も増えるわけでして。
収納面(折り畳み)・重量
折り畳むことができるのもビールノプールのウリ。アストロフォイル自体が嵩張る素材だから、めちゃくちゃ小さくはならないけど、このサイズで重量約155gなら、持ち歩きやすくパッキングもしやすいはず。自転車のフロントフォークに括り付けたり、キャラダイスのサドルバッグに外付けしたり。バックパックのフロントメッシュポケットに入れたり。BBQやピクニックにだって使えるよ。
サイズ
サイズは一番悩んだ部分。手元に何個も試作品が転がっているのがその証拠(笑)。最終的には、22cm×22cmの正方形、高さ約13cmに落ち着いた。この画像は試作品で、高さが1cm低い12cmバージョン。高すぎてもダメ、低すぎてもダメということで、悩んだ末に350ml缶の高さを基準にして約13cmに。20×20cmバージョンも試作したんだけど、ちょい小さく感じたのでボツ。逆に、これ以上大きくすると、軽量性やコンパクトさが失われるから、今の段階ではこのサイズがベストと判断。今後、万が一ニーズがあるならば大きなサイズも検討はするけど。
ビール缶だと4~5本くらい横にして入れられる。今回使ったのはスーパーに売ってる大きめの氷なので、粒の小さい氷(無料でもらえる製氷機の氷など)なら、もっと入るんじゃないかな。ソロ~デュオで飲み物専用バケツにするなら、これくらいが丁度良いと思う。
例えばバイクパッキングでキャンプ場へ。道中、近くのスーパーかコンビニで氷や食材・ビール等を買い出し。ビールノプールに氷とビールを入れて冷やせばOK。このクーラーバケツがあれば、容量に制限のあるバイクパッキング(自転車キャンプ)でも、現地で冷たいクラフトビールが飲めるってわけ。最高じゃない。
ビールノプールについてインスタにUPしたら、取り扱いショップさんから想像以上の好反応をもらった。特にバイクパッキングや電車キャンプなどの「現地調達スタイル」とは相性抜群。家からクーラーバッグ持っていくのが大変なのは、皆分かっている。ビールノプールなら、行き帰りで邪魔にならないから。
素材にこだわり、欲しい機能も妥協せずに盛り込んだので価格は高くなってしまった(税込8140円)。が、オススメのプロダクト。興味ある方は、是非オンラインストアから。在庫販売、又は予約注文(納期は約2ヶ月)です。
ビールノプール、検証記事
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