2019.4.28~5.1、バンガローで雨を凌ぎながら、大分県を満喫。
バンガローでシノグ
九重山下山後の続き。今回の九州遠征は、九重山登山を目標として、それ以外は気の向くままに彷徨うプラン(笑)。まずは今日の寝床確保から。一応、無料キャンプ場や予約不可のフリーサイトのあるキャンプ場は調べしておいたので、いずれかを利用すれば大丈夫だろうと。ただ、直前予報で、天候がどんどん悪化して、1日程度の雨キャンプなら何とかなるさという気持ちは、がっつり3日間くらいの雨予報になると萎えてしまうものでw。もはや、テントを張ってキャンプという気分は微塵もなくて、バンガローでゆっくりしたいよね。みたいな。キャンプは諦めて、天気が回復するまで屋根&壁有生活。
そんなこともあるだろうと、下調べしておいてよかった。大分県の佐伯市(さいき)が管理する複数のキャンプ場施設の中に、バンガローが手頃な値段で利用できる場所が2つあって、今日はとりあえず安い方に決定。普通に空いていたので移動中に予約を入れ、到着が遅くなるので、部屋の鍵は開けておいてくれることになった。
三重町のマルミヤストアで買い出し、また竹田市へ戻って月のしずくで温泉と、かなり無駄な動きがあって、日が暮れてからキャンプ場へ再出発。道中、子供達はデリカに付いてるフリップダウンモニターでDVD鑑賞という贅沢。車でDVDが見られるだなんて…現代車って凄いww
入浴料:大人350円・小人200円
営業時間:10~22時
※豊後大野周辺の温泉は17時終了が多く、竹田市へ戻って入浴
藤河内渓谷キャンプ場
利用したのは、藤河内渓谷キャンプ場。想像以上に山奥で…(汗)、幹線道路から脇道に入ったところは、完全に登山道へのアプローチ(夏木山という登山口の手前にある)で、すれ違いのできない細い林道(一応舗装路)。最後の砂利道なんか、入り口が細くて鬱蒼としていて、入るのを躊躇ったほどww。もう、今晩は諦めよう…、そんな空気が一瞬流れたんだけど、とりあえず降りてみようと、四駆モードにして突入。すると、少し進んだところに芝生の広場が出てきて、なんと先客がいた(驚)。入口から明かりすら見えなかったから、我が家だけだろうなと覚悟を決めていたから、かなり安堵。
20時過ぎに到着し、電気のないバンガローをジェントスで照らす。少し遅めの夕食準備。と言っても、時間も遅かったからお惣菜&お弁当で済ます(笑)。お疲れビールを飲んで、子供達も2段ベッドでわいわい騒いで、一気に賑やかな雰囲気。先客も鹿児島や北九州から来ているグループのようで、毎年ここをベースにして周辺の山を歩いてるとのこと。隠れた穴場スポット的な場所で安心。グループの人達の賑やかな話声も、今夜ばかりは良いBGMに。
翌朝。明るい時に見れば、山奥にある普通のキャンプ場。我が家は、この手の施設には慣れてるから、特に問題ないんだけど、やっぱり暗闇で辿り着くと、最初のイメージが全然違う。よく見ると、対岸のキャンプ場にはテントが数張りあったし、普通に人がいたんだ…。参考までに、炊事場もトイレも照明なし。(追記)ヒルいましたw
藤河内渓谷キャンプ場は、藤河内渓谷のただなかにあるキャンプ場。バンガローとキャンプサイト(キャンプ場)があります。
佐伯キャンプ・温浴ガイドより
炊事棟・トイレなど、最低限度必要な設備のみの、渓谷が美しい、自然の中のキャンプ場です。バンガロー内には消火器も完備。
「桑の原川」沿いのキャンプサイトも、設備はトイレと水道のみ。キャンプサイトにはつり橋があり、「平家渕」などでの川遊びを気軽に楽しめます。
テント:1区画500円
注)バンガローは電気なし・照明なし。左右に2段ベッド
2つあった選択肢は、藤河内渓谷キャンプ場と小半森林公園キャンプ場。九重山下山後、竹田市方面に降りてきたので、そこから向かうなら、藤河内渓谷キャンプ場の方が少しだけ近いだろうと考え、小半森林公園キャンプ場より1000円安いし、そんな理由でここに決めたけど、うーん、アプローチが大変。どこにも行かず、場内の自然を楽しむなら良い所。そばに温泉施設もあるし、静かでのんびり寛げる場所だと思う。ただ、雨だし、何処かに出掛けたい我が家のスタイルで、ここをベースにアレコレ行き来するのは大変なので、2泊予定だったけど、一泊で切り上げることにした。
キャンプ場を管理している湯ーとぴあ。温泉は17時までと早い。夏木山を歩いて、ここで温泉に入るのがいいんだよ~と通い慣れた先客グループの方が教えてくれました。
大人420円、小人210円
営業時間:10:30~17:00
定休日:木曜
駐車場は車中泊可(湯ーとぴあ利用者)。ちなみに、ほぼ圏外でした。帰り道、明るい時間に通るとよくある林道で、確かに山奥ではあるけど、登山者目線では、特に普通というw。やっぱ暗いと思い込みも激しくなるか。
海鮮!鮮度壱番のお好み寿司
湯ーとぴあ管理人のおばあちゃんに教えてもらった佐伯港にある寿司バイキング?のお店に向かう。鮮度壱番のお好み寿司。HPには豊後水道・近海の絶対おいしいお寿司と書いてある。わくわく。
好きなお寿司を専用トレーに入れて購入する仕組み。ネタが大きくて食べ応えハンパナイって。ホウボウやアオハタはもちろん、ブリもマグロもうまい。ゲンタとユウタは生魚がダメなので、ソウタと僕でぺろりと。他にうどんなどの軽食コーナーもあるし、お惣菜も売ってるから、生魚がダメな子も大丈夫。
牧ノ戸峠で食べたブルーベリーソフトも絶品だったけど、このマリンレモンソフトも最高に美味しい。@300円(ミニもあり@230円)。九州に来て、今のところ、ソフトクリームでハズレなし。マリンレモンは佐伯市の名産とのこと。
この日は朝から雨。海鮮を食べて満足したので、ドライブ兼ねて大分市まで行き、少し早めのコインランドリー。長期遠征では、持っていく服を減らして現地で洗うスタイル。乾燥機とセットでお気楽・お手軽が良い。
濃霧の恐怖と運転酔い
今日の宿は、予定していたバンガローが満室だったので諦めて(明日は予約済み)車中泊。明日は別府と大分の間にある「うみたまご水族館」で遊ぶから、近くの別府湾SAが適地。夕食をお手軽ガストで済ませてから、別府へ移動して、ゆっくり温泉に浸かる。日本一のおんせん県とは噂通りだ。
大人520円/小人260円/幼児50円
営業時間:7時~翌2時
高速に乗ろうと別府湾SAのETC出入口に向かうも、ものすごい濃霧によりまさかの通行止めで、もちろん別府湾SAのETC入口も閉鎖中。マジか。
生まれ育った北海道の釧路も霧の街だけど、過去に経験したどんな霧よりも濃かった。視界も5mないだろうか、いや1~2mくらいかもしれない。前後の車が、ギリギリまで見えなくて、運転は危険を感じるほど。辿り着いたものの、動くこともできず、解除には相当な時間もかかりそうなので、待つわけにもいかず。下界へ降りようと車を進めるも、あまりの視界のなさ(狭さ)に、目の前がぐるんぐるんしてきて、酔い始める始末w。運転して酔ったのは塩見岳の鳥倉林道以来2回目。気持ち悪くなって吐きそうになりながらも、なんとか視界のクリアな海沿いまで降りてきて、スーパーの駐車場で休憩するという。まいっちんぐ
寝床はどうしようか。ここから距離はあるけど、国東半島の道の駅まで行って、そこで眠ることにした。子供達も寝ちゃったし、トイレがなくても困らない場合は、わざわざ道の駅まで行かずに、近くの有料パーキングに停めて寝れば良かったのかな。まだよくわからないことばかり。
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
今日も朝から雨。こんな日は屋内施設で凌ぐに限る。
そういえば、今日は平成最後の日!記念に一枚。
決して大きくはないけど、見応え十分。晴れていれば、あそビーチという屋外にある砂浜で水遊びもできる。秋田の男鹿半島にあるGAOも良かったし、その地域の水族館や博物館を巡るのは、遠征の楽しみの1つだったりする。うみたまごは、名前も憶えやすくてナイス。
昼過ぎまで、うみたまごを堪能。そこから大分市内に戻り買い出し。今夜は、しっかりと寝床があるので安心(笑)高速道路で佐伯市に戻り、キャンプ場へ。熊本県寄りの九重山、宮崎県(延岡)に一瞬だけ入る藤河内渓谷キャンプ場といい、今回は大分の端から端へ移動している感じがする。
小半森林公園キャンプ場
この日の宿は、佐伯市管理の小半(おながら)森林公園キャンプ場。アプローチは至って普通の県道。しかも明るいうちに到着できたので、管理人さんも居た。
そしてまさかの貸し切り(笑)。前日と翌日は一杯なのに、この日だけ誰も利用者がいないという奇跡ww。管理人さんも帰ってしまうから、完全に我が家のみ。GWだと、奈良県の東吉野キャンプ場の時も我が家だけだったな。群馬県の観音山キャンプパーク・ジョイナスも同じく。キャンプブームで、どこもかしこも満サイトなのは、ある一定の人気施設に集中してるってこともあるよね。
バンガロー桜。目の前に炊事場、トイレ。街灯もあって、藤河内渓谷キャンプ場とは真逆なほど快適。川沿いの車通りが少ない場所にあるキャンプ場なので、とても静かなところ。三兄弟の叫び声と笑い声がものすごく響いていた(笑)
バンガロー(中):3棟(定員10名) 6,480円(税込)
小半森林公園キャンプ場には、定員5名の小型バンガロー・ 定員10名の中型バンガロー、そして50名まで泊まることができる大型バンガローがあります。
佐伯キャンプ・温浴ガイドより
小型・中型バンガローは料金設定がお安くなっていますので、お気軽にご利用ください。
収容人数は50名の大型バンガロー(簡易宿泊施設)もあります(トイレ・シャワーは共用)。団体旅行・研修旅行などにご活用ください。
小半森林公園キャンプ場の大水車付近は、番匠川でも人気の高い遊泳スポットで。
2段ベッドが1つ。定員は5名。エアコン(有料タイプ)付き、照明付きで4320円。寝具もマットもないけど、この値段ですから。明日からはいよいよテントでキャンプが始まるし、前日は車中泊だったから、いろんな意味でリセットできそう。
外は雨。室内で楽しそうに遊んでいた。何ゲーム?してるのかな。
ご当地チューハイをぐびっと。
バンガロー脇の小川で沢ガニが大漁。短い滞在だったけど、楽しく過ごせてよかった。
結果論だけど、藤河内渓谷キャンプ場を利用せず、その日から3泊しても良かったくらい。値段もそうだけど、設備面も環境面もナイスなところだった。もちろん、藤河内渓谷キャンプ場も良さはあって、単に今回の我が家の目的には合致しなかっただけ。
チェックアウトを済ませ、今日の目的地である熊本県は阿蘇へレッツゴー!続きます。
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