蓼科山をのんびり親子登山

蓼科山

2023.6.25、ゆるゆる親子登山で蓼科山へ。

空木岳に登りたい

4年前の空木岳ハイク。僕の体調不良(序盤のみ)でタイムオーバーしてしまい、池山尾根の途中で引き返した悔しい山行。次に行くなら日照時間の長い6月~8月に計画するぞ!で、この日がまさに空木岳の予定だった。「だった」から、お察しの通り、またプチトラブルで空木岳を断念。正直、空木岳に嫌われてるレベルの運のなさ。

池山尾根から空木岳~子供と日帰り登山

駒ヶ根までの移動を考慮して、前泊で茅野へ。夕ご飯を食べ、お風呂に浸かり、リラックスして数時間の仮眠。数時間しか眠れないけど、脚を伸ばせるから車中泊より良い。深夜1時。なんだか熱っぽい僕。まさか・・・と体温計で測ったところ7度ちょい。気にするほどの熱じゃないけど、少しの寒気があり、運転は厳しそう。なにより池山尾根をピストンするには不安になるレベルなので、子供達には申し訳ないけど、空木岳は諦めることに。朝までゆっくり寝かせてもらう。ごめんね、みんな。

翌朝。8時過ぎまでじっくり寝たら、まぁ元気なこと。ウイルスによる発熱ではなく、日頃の睡眠不足による疲れで体調を崩したんだと思われる。疲れが溜まってたんだね。外を見れば快晴の八ヶ岳。今は元気だし、登るつもりで来てるから、近所の蓼科山を登ることにした。出発が遅くなりそうなので最短ルートを。

最短ルートの七合目登山口へ。車で30分、近いって素晴らしい。

AM10:00。準備を整えて、まずは蓼科山荘を目指す。

発熱明けの僕に合わせてもらい、ペースはゆっくりめで。今のところ、熱がぶり返すこともなく通常モード。この時間から歩けるなら空木岳に行ったけどさ、池山尾根を下から日帰りするには4時スタートだから。

アソビトレイル15の撮影とフィールドテストを兼ねているので、ゲンタにモデルをお願いした。15リットルのバックパックは、子供から背負えるようにとサイズを決めている。大きすぎると持て余す、でもいくつかの場面で使えるくらいの容量がないと意味はない。アソビトギアとして導き出したのが15リットル。小学3年~くらいからが丁度良いのでは。

今年のGWに鳳凰三山へテント泊に行った時も、子供達にはアソビトレイルを背負って歩いてもらった。使う度に見えてくる課題もあり、日々アップデートしている。鳳凰三山テント泊のレポはもう少しお待ちを。

アソビトギアのバックパック~アソビトレイル15

40分くらいで蓼科山荘に到着。少しだけ休憩して、すぐに山頂へ。

道中、ソウタが撮った高山植物達。正直、見慣れた部分もあって、昔程の熱意はないけど、目に入れば、やっぱり良いなぁと立ち止って眺めるくらいの愛情は持ち合わせている(笑)

蓼科山荘からの登りは、ズバリ「岩のアスレチック」。大きなゴロゴロした岩を両手足を使って登っていく。大人以上に子供達には楽しいセクション。実際、七合目登山口からはCTも短いので、小さな子連れハイカーが多数。頑張ってねーなんて、すれ違うちびっ子達に声を掛ける側になるとは…。

高いのが怖くて苦手という大人より、ちびっ子達の方がスイスイ登っていく印象。ゲンタもユウタも初めての蓼科山、楽しんでもらえたかな。

15分ほど登れば、一気に視界も開けて、目の前に広がる景色を堪能できる。あと少し進めば山頂。

日本百名山、蓼科山(2530m)に到着~!僕とソウタは実に7年振りの蓼科山。ゲンタとユウタは、初めての蓼科山。おめでとう!

北横岳・蓼科山縦走〜子供とテント泊登山(後編)

北横岳・蓼科山縦走〜子供とテント泊登山(前編)

南八ヶ岳方面。残念ながら雲がかかっているけど、八ヶ岳の最北端からの眺めは素晴らしい。

蓼科山の山頂は広く、どこかの惑星のような雰囲気。これまでの山頂の概念を覆される広さ。

いつもなら混雑する山頂には長居せず、すぐに降りちゃうけど、ここならゆっくりできるので軽食タイム。

少しお腹を満たしたところで、下山開始。

岩場の下りは、少し気を遣いつつ。怪我無く降りてこられた。

蓼科山荘でユウタがラーメンを食べたいと言い始める。最初に1杯を注文。流石に足りないようなので、もう1杯。なんだか1杯のかけそばみたいな感じになったけど(笑)、山頂で食べてるからねw

2杯は多かった…。残りは僕が頑張って完食。

のんびりしすぎて、小屋の前に誰もいなくなり、僕らも退散。下山もあっという間で…30分くらいで駐車場へ。

やっぱり最短ルートだけあり、お手軽ハイクが楽しめる。ちびっ子でも無理なく、時に楽しく歩ける素晴らしいコースだと思う。CTは短いけど、できるなら基本は早出早着で。北横岳から縦走するのも楽しいので、機会があれば、そちらのコースも是非。

帰り道。もう夏なんだなぁー。空木岳は、懲りずに近々再チャレンジ予定。三度目の正直なるか?