酒とアルプスとグラスケースSOSO-G

asobitogear

2022年11月3日、文化の日。山好き・ビール好きの人間には、魅力的過ぎるイベントが行われました。その名も「酒とアルプス2022」。

酒とアルプス2022 in 陣馬形山

酒とアルプスという名前だけで十分に魅力的なんだけど、何より共感したのは、「お酒は香りや口当たり、温度変化などの観点から、紙コップやプラカップではなく、しっかりとしたグラスで美味しく飲んでいただきたいと考えております。」という主催者のこだわりっぷり。僕自身、美味しく飲むためには、グラスに注いで飲むのが大事だと感じていて、それをイベント側が伝えてくれたことに、ものすごく共感した。

(※1)マイグラスに関して
本イベントでは、お酒は香りや口当たり、温度変化などの観点から、紙コップやプラカップではなく、しっかりとしたグラスで美味しく飲んでいただきたいと考えております。以上の理由より紙コップ、プラカップ以外のマイグラスをお持ちいただいた方に限らせていただきます。

酒とアルプス

これは、アソビトギアが作るアウトドア用グラスケースSOSO-G(ソソグ)の出番じゃないか。アウトドアでもグラスを持ち歩いて飲んで欲しいという想いで作った道具。一人でも多くの人にこの存在を知ってもらえたら。

開催場所は、絶景スポットで人気の陣馬形山(長野県中川村)。これはもう参加しないわけにはいかない。直前にみーパパさんからイベントのお誘いを受け、即答でした。

イベントは、10時~22時まで。22時までって最高じゃない?。お酒が絡むイベントなので、①陣馬形山キャンプ場でテント泊、②麓の望岳荘に宿泊(送迎バス有)、③駐車場での車中泊(無料)、という3つのプランがあるのも納得。美味しいお酒、目の前にはアルプスの絶景とくれば、もう泊まり一択だろうね。僕もできることなら泊りで参加したかったけど、子供達が翌日学校なので日帰り参加。

誤解される前に書いておくけど、ビールを飲んだのは午前中まで。その後はコーヒーを飲みつつ、足湯に浸かりつつ、アルコールを抜いて、運転前に持参したアルコールチェッカーで0mgを確認。つまり飲酒運転ではないことを正々堂々と伝えておく。

初めての陣馬形山キャンプ場

天気が良ければ、麓の公園でバドミントンとキャッチボールをやるつもりで早出したけど、朝は生憎の小雨。流石に遊べないので、飯田まで足を伸ばして朝ごはん@なか卯。少しだけ買い出しをしてから陣馬形山キャンプ場に向かった。

初めての陣馬形山。10年前、ナチュブロを始めた頃から、良く記事を読んでいた場所。いつか行きたいと思っていたけど、混雑具合を知っていたのでなかなか縁がなく。10年越しの陣馬形山は、想像以上の絶景ポイントだった。人気なのも納得。

車を降りたら目の前に広がる雲海。道理で下界は天気が悪かったわけだ。

キャンプ場の奥にある階段を登れば、そこはもう陣馬形山の山頂。

空木岳と伊那谷がドーー--ン。こんな景色がずっと堪能できるキャンプ場って…、凄いなぁ(語彙力w

池山尾根から空木岳~子供と日帰り登山

せっかくなんで登頂記念の写真を(笑)。長野市からいらしたイベント参加者の方に撮っていただきました。ありがとうございました!

中央アルプスと逆側に目をやると、南アルプスの山々が。左が仙丈ヶ岳、そして北岳間ノ岳かな。

初夏の仙丈ヶ岳〜子供と日帰り登山(後編)

日本第2位の北岳と第3位の間ノ岳へ挑む〜子供とテント泊登山(後編)

日本第2位の北岳と第3位の間ノ岳へ挑む〜子供とテント泊登山(前編)

こちらは、左に塩見岳だから、悪沢・赤石・聖だね。2023年こそは南ア南部へ入りたい。

南アルプスの中心、塩見岳に挑戦〜子供とテント泊登山(前編)

キャンプ場から飯田の街並みも見える。とにかく開放的な空間で、ただ眺めているだけで幸せな気分になれるところ。もっと早く来ていれば良かったな・・・と軽く後悔するほどに。

さぁ、イベント本番。受付でみーパパさんにご挨拶。リアルにお会いするのは、なんと槍ヶ岳以来!僕らが下山している時に、ふと目の前に登ってくるみーパパさんがいたのを今でも鮮明に覚えている。アソビトギアの商品を買ってくださったりと、オンラインのやり取りはあるのだけど、こうして顔を合わせて会うのが2回目。乾杯~!

奥に居る方は、山頂で写真を撮ってくださった長野のお二人。こういう出会いが良いね。

憧れの槍ヶ岳へ!南岳・中岳・大喰岳縦走〜子連れテント泊登山(後編)

憧れの槍ヶ岳へ!南岳・中岳・大喰岳縦走〜子連れテント泊登山(前編)

一杯目は、うちゅうブルーイングから。マイグラスに注いで・・・

絶景に乾杯~。天気も抜群で、景色も最高で、気分が良すぎる。これはお酒がすすみますわ。帰れなくなるので、飲み過ぎには注意しながら。

みーパパさんも使ってくれているグラスケースSOSO-G。こうしてグラスを持ち運んで、美味しいビールを楽しむ。無駄な道具ではあるけど、心を豊かにしてくれる道具だよ。

この環境に足湯、これも最高すぎやしませんか。湯もみしている方は、地元中川村の農家さん。

うちの子供達も湯もみのお手伝い。薪ストーブで温めてるので、かなりの高温。水を足したり、湯もみしたりして適温をキープするのがお仕事。おかげで快適な足湯&ビールを楽しめた。

この雰囲気、最高でしょ。ご一緒してるご家族は中川村に移住された方。他にも移住された方が多く、それほど魅力ある場所なんだね、中川村。僕も伊那谷が好きで、この辺りにアソビトギアのアトリエを作って二拠点生活もアリだよね。悩むなー(結構本気)

先程の農家さんと一緒に笹船を作り、浮かべて遊ぶ子供達。クロモジの木を持ってきて香り付けしてくれたりと、ホント素敵な方でした。我が家のマイブームがクロモジだったので、その辺にあるよーと一枝?持ってきてくれた。なんて嬉しい!乾燥させて潰してハーブティーにするのだ。

2杯目にグンナマッタ。お初のブルワリー(イギリス)。オススメされたので飲んでみたら、ドストライクでした。こりゃ旨い。アールグレーIPA。

これがこの日最後のビール(早いw)。思い残すことなし!やりきった(飲みきった)!クラフトビールはどれも美味しいのだけど、今日ばかりは目の前の絶景もあいまって、200%増しの美味しさだった。酒とアルプス、最高すぎるぞ。

陣馬形山キャンプ場のクラフトビール販売コーナー。キャンプ場でこれだけ充実してるのは、あまりないんじゃないかな。クラフトビール好きでキャンプ好きなら、陣馬形山キャンプ場は天国でしょう。ごちそうさまでした。

ユウタは大きな黒板に目の前の山々を描いていた。上手に描けたね。

パン屋さんのワークショップにも参加。パン生地を買って、棒に巻き付けて、焚き火で焼く。

焚き火で焼いたパンもまた美味し。外カリッ中フワッ。

来場者も増えて賑わってきた。とにかく居心地が良い!

気持ち良くて、ほとんど裸足で歩き回ってたw

屋外コタツも雰囲気抜群すぎるし、音楽も聴けて、相変わらず伊那谷と中央アルプスは絶景だし。僕はお酒を楽しむのが目的だったけど、子供達は楽しめたかな?どうだったかな?と心配してたけど、帰りの車内で、景色が凄かったーって話すくらいにインパクトがあったみたい。足湯の湯もみも楽しかったみたいだし、連れてきて良かった。酒とアルプスという名前だけども、子供も一緒に楽しめるイベント。

子供達がダンボールを使って坂滑りをしていたので、うちの子も。ユウタとゲンタはわかるんだけど・・・

中学一年のソウタまでやるとはw。中身はまだ子供なんだね(笑)。隣の小さな子との対比がヤバイw

徐々に日が暮れていき

寒くなり始めたら、足湯が大人気(笑)。一度入ると、なかなか出られないよなー。その気持ちわかるぞ。

このタイミングで、りんごの丸かじり。さ、寒くないか?

仙丈ヶ岳のアーペントロート。

飯田の街が暮れていく。そろそろ帰る時間だ。あぁ、寂しいな。

帰り際にアルコールチェッカー。念のため、5回連続で0mgになったのを確認して19時出発。予定より遅くなったけど、こればかりはしょうがない。伊那のみはらしファームで温泉に入り、箕輪のココスで夕ご飯。家に着いたのは24時前。子供達は、翌朝しっかりと学校へ。パパの予定に付き合ってくれてありがとね~。

ためしてみらっしinC.A.B Trail、出店のきろく

酒とアルプス。ロケーションも場内の雰囲気も、全てが最高で心地良かったぁ。マイグラス持参を謳っているだけあり、僕が参加したこれまでのイベントの中で、過去最高にプラカップゴミの少ないイベントだったと思う。マイグラス持参って、提供側も消費側も「面倒」な部分があるから、なかなか取り組みにくいはずなんだけど、今回の酒とアルプスは、とても上手に取り組んでいたんじゃないかと思う。持参すると500円券バックとか、受付でグラスの販売をしたりとか。あとは、買ったグラスの持ち帰りを心配しなくていいようにグラスケースも販売していると完璧じゃないかな(笑)

グラス持参の本来の目的は、口当たりだったり、しっかり味わって欲しいからだろうけど、ゴミも減らせる副次的効果もあるから、これからこういう趣旨のイベントが増えていけば良いなって。消費者に向けては、アソビトギアも積極的にグラスケースを紹介していきたい。アウトドアイベントに気軽にグラスを持ち運べるグラスケースSOSO-Gは、最高のビールギアだと思うから。

酒とアルプス。来年も開催されるようなので、週末開催ならば泊りで参加したい。山好きビール好き(日本酒もあり)には、強くオススメしたいイベント。現地でお会いしましょう~。グラスケースもお忘れなく!