秋晴れの大山へ~日帰り家族ハイク

大山

2018.10.21、鳥取じゃない大山を家族で歩いてきた。

人気の大山へ

神奈川にあるのが大山(おおやま)。今年の冬に歩いたのは、鳥取にある大山(だいせん)。丹沢は、自宅から近いんだけど、ヒルのイメージがあって、無雪期にはなかなか足が向かなかった。過去2回はいずれも冬の時期。ユウタが歩けそうな、比較的近い山(高尾以外で)を探してたら、そういえば、大山はまだ歩いてなかったなーと。今ならちょうど良い気がしてね。家族全員では初の丹沢。

厳冬期の伯耆大山(鳥取)へ~子供と雪山登山

丹沢山で山はじめ〜子供と日帰りハイク

鍋割山ハイク〜丹沢

第二駐車場(バス停近く)は7時過ぎで満車。数台前の車がギリギリで入れてたけど、我が家は結構下のリパークへ。値段はどこも同じで、1日@1000円。5時半に自宅を出たけど、ダメだったか。

駐車場からケーブルカー駅へ。もちろん、この時間は営業していないので、必然的に歩いて登ることになるわけです。ケーブルカー駅が310mで、大山山頂が1252mで、単純な標高差は942m。実は、これだけ高低差のあるコース、ユウタには初めてだったりするw。ただ、距離も短く、コースタイムもそこまで長くないから、問題ないだろうということで。

漢は黙って男坂。ということで、我が家は男坂からケーブルカーの終点である阿夫利神社下社を目指します。女坂・男坂って、他の山でもよく見かけるけど、個人的には距離も急登具合も、さほど変わらないイメージなんだけど、どうだろうか。ここの女坂は、木の階段が多いみたいで、男坂は登山道っぽいみたいなので、歩きやすさ優先で。

子供の山歩きで、僕が感じる一番の難敵は、大きなゴロゴロした岩の道と、実は階段や石段だと思ってる。足の上げ方が変わってくるので、より疲れやすく、早めにバテる傾向。もちろん子供によって違うだろうけど、過去の経験では階段に良い思い出はない。

男坂の序盤は石段ばっかりで、嫌な予感(笑)

やっぱりこういうトレイルが歩きやすいし、山っぽい雰囲気あるよね。

石段っぽいけど、整備されたトレイルってところかな。両手両足を使って頑張るユウタ。

「パパ見て~、お尻の葉っぱ」と近寄ってきたユウタ。歩きながら、そういうの見つけるのって、良い事だと思う。他にも変わった形の小枝とかを拾って、サコッシュに入れてと。とりあえず、ご機嫌で歩いてくれるのが一番。

小さな子供にとってはエベレストだ。とはその通り。何気ない石段だって、必死に登らなきゃいけないんだ。頑張れ~

コースタイムの2倍かけて男坂を登り、阿夫利神社下社へ。いや~、4歳児との登山は忍耐力が試される。それを久しぶりに思い出したw

ここからが登山口なんだよね。90分なので、我が家は2時間みておけば良いかな。ソウタは、早くして~と、マイペースであるけなくて、少し可哀想w。

神社裏手の急な長い階段を登れば…

山っぽくなってきた。そろそろ9時だし、ケーブルカーの運行も始まるから、人が増えてきそうだ。

夫婦杉。デカすぎ

ペースは遅いんだけど、とりあえず、楽しみながら進んでる。集中力が続かなくて、STOP&GOの繰り返しだけど、まぁ4歳だから。天気も良いし、のんびりいこう。と自分に言い聞かせるw

伊豆大島が見えた。丹沢の良さは、海のある風景だよね。鳥取の大山に似てるかも。

伯耆大山から見た日本海。似てないか…

先行してたゲンタがペースダウン(笑)彼は、モチベーションの維持を上手にしてあげないと、こうなるのだw。ユウタ&パパチームに合流して、3人でゆっくり行くことに。

拾った枝をこんな感じで刺してあげれば、ツノが生えた~なんて喜んで、あっという間にご機嫌に。さらに、しりとりで追い打ちを掛ければもう問題なし(笑)。

何事もそうだけど、「楽しく」が一番かな。もちろん、キツイ時間帯や踏ん張りどころはあるけど、そんな時も一緒に乗り越えてあげるのが良いよね。我が家の尊敬する忠太家親子は、急登で掛け声かけながら、Mっ気前回で楽しそうにしてるもん(笑)

自分のペースさえ戻れば、今日のルートならゲンタにとっては余裕でしょう。この後、ソウタ&ママチームに合流しましたとさ。良かった。

再び、ユウタと2人になったところで、写真右手の土手っぽいところに、突然鹿が現れた。後ろを歩いていた人が、驚いて叫んで、初めて気が付いたんだけど。ユウタにとっては、山で鹿を見たのは大台ヶ原以来か。やっぱり、自然の中で出会う動物は、迫力あるし、興奮するよね。ユウタも元気が出て、しばらくの間は鹿の話をしながら歩けたので、鹿さんありがとう。

日本を代表する原生林、大台ヶ原を家族で歩く〜GW奈良・三重遠征その1

富士山ドーーーん!良い具合に雪が降ったみたいで、これぞ富士山な感じが良いね。

せっかくなんで記念撮影を。もう3人同時にカメラ向いてくれないw

歩いて止まっての繰り返し。もうすぐ山頂だけど、なかなか進まないのだ。グッと堪えて見守る父。

最後のひと踏ん張り。ヤビツ峠からの登山者が多くて、一気に登山者が増えた。

大山(1252m)に到着!よく頑張りました。爺ヶ岳に続き、日本三百名山をGETだね。3人の記念写真は、意思疎通が全く取れずw。ゲンタだけ、ニコニコ笑顔(笑)

家族で。みんな、よく歩いたね。おめでとう~

山頂は大賑わい。我が家も早目のランチタイム。カップ麺が3つだと、現地で沸かすより、山専ボトル900mlにお湯を入れて持参した方が楽なんだよね。時短もできるし。

遥か向こうに東京のビル群。ナイスビュー

伊豆半島方面。山頂は360℃の絶景で、人気なのも頷ける。ケーブルカー利用なら、往復3時間程度だし、お手軽だよね。子供もたくさん歩いてた。

富士山も見納め。

見晴台経由で下山

帰りは、見晴台を経由して帰ることに。遠回りになって距離が延びるけど、阿夫利神社からはケーブルカーで降りるし、総距離8kmは、ユウタも過去に歩いてる距離だから問題ないはず。こっちは、歩きやすそうだし眺めも良いし。

下りは、本人も速いと思ってるらしく、良い感じで降りていく。子供の体重なら、圧倒的に登りより楽だもんね。走れそうなところは駆けっこしながら。

徐々に街が近づいてきた。眺望もここまでで、見晴台からは森の中でした。

見晴台で小休止して、ケーブルカー駅までこのような崖の道をトラバースしていく。柵(チェーン)があって、安全ではあるけど、体が小さいと落ちそうなので、転ばないように。登りでこのルート使う人もいたけど、表参道コースより歩きやすいという印象。

デカすぎ。子供と比較してみると、その大きさが際立つ。立派な杉だ。

この後、アクシデント!子供達と走っていたら、カメラがレンズエラーとなってしまい使用不可能にw。しばらくカメラ無し生活だなんて、トホホだよ。特にぶつかったわけじゃないから、走った振動でなにか起こったのかな?車と言い、最近は壊れ物が多い。

阿夫利神社下社にゴーーール!

最後は、阿夫利神社下社からケーブルカーで下山。登りは自力で頑張って、帰りは楽ちん下山が良いね。もちろん、往復ケーブルカーもアリだし、それじゃ物足りない人は、自力で下から。今回は約8km、標高差約950mと、ユウタには、少しハードル高めのコースだったのに、最後まで自分の足で歩いたユウタ。よく頑張ったと思う。おつかれさま。

9月は天気が悪く、家族で山歩きできなかったけど、秋晴れのナイスな日に歩けたので良しとしよう。来月もまた、家族で歩けたらいいなぁ。

AbbeyRoad風な三兄弟の下山風景

ナイスハイク!