2014.9.6〜9.7、上高地 Hike & Camp。1日目(前編)のつづきです。
雨あがる
前日19時過ぎから降り始めた雨は、朝方5時過ぎまで降っていました。
今回の寝床はフロアレスでしたが水没もなく安眠。シェルター内には小虫もいたけど、気温が下がるにつれて減っていったし、蚊とブヨ以外ならあまり気にならないかも(笑)ソウタはこの状況で10時間ほど爆睡。
フロアレスで雨という状況を経験できて、ほんの少しだけ経験値が上がった?ような気がしますw
場所によっては水没エリアもありますのでご注意を。川沿いの木の下に2箇所、水没してる場所があったので、天気の悪い時は避けたほうが良いでしょう。まぁ、フロアのしっかりした山岳テントなら問題ないでしょうけどw
朝の気温は9℃。涼しい朝ですw
朝ご飯は、フルーツ缶詰、カップラーメン、ホットミルクティー、菓子パンとソウタの好きなものを手当たり次第持ってきた感じw
朝食を終えて、時刻は6時。今日は蝶ヶ岳に登る予定で、5時に出発するつもりでいたのに、1時間ほどタイムロス。
CTで6時間、横尾から上高地BTまでは3時間。イワナを食べたりのんびり歩くと4時間は欲しいところ。さて、逆算してみると・・・
結論:帰りのバスまでギリギリ
現実的には厳しいけど、ソウタは登る気満々だったので、ひとまずレインウェアを着込んで蝶ヶ岳へ。雨は止んでいるけど、ガスがかかっていて眺望は望めなさそう…
歩き始めから樹林帯の急坂が続く。案外ペースも悪くなくて順調に進む。しかし、30分ほど歩いたところで、ソウタから「足が痛い」との報告。右足を伸ばしたとき、太腿あたりが痛いみたい。前日は大丈夫だったので、寝ているときに変な寝方をしたのか、それとも、前日の疲れか。※明神に付く頃には痛くないと言ってた
びっこひいているので、蝶ヶ岳は諦めることに。岩場が濡れていてコンディションも悪く、CTの6時間以上かかりそうだったので、無理はせず。帰れないと仕事に支障が出るのでねw
横尾山荘まで戻り、撤収作業をして、山荘前で記念写真。ちょっと悔しいけど、また来よう
森林浴ハイク
7時半、横尾を出発。また来ま〜す
テン場で隣だったステラリッジファミリーも、今日は涸沢まで行く予定だったようですが、道の状況が悪く小梨平でのんびり温泉に入る事にしたそうです。帰りは徳沢まで一緒でした。
鮮やかな緑色した苔
新村橋に到着。行きは寄らなかったので橋の途中まで行ってみました。
青空が出てきた。今日は間違いなく晴れだ。
徳沢着。やっぱり良い雰囲気なのでした。前日にソフトを食べてるので、今日は休憩せず、一気に明神まで進みます。ソウタが岩魚(イワナ)を食べると意気込んでいるからね。
このキノコ、昨日は傘を閉じてたのが、今日は開いてた。
ソウタが驚いてて、しばらくこの話題ばかりw。彼にはどんなことでも全てが驚きなんだね。
行きより天気が良いので、写真撮ったりのんびりと。
森の中を歩くのがとても気持ち良い。。ありふれた表現だけど、かなり癒されたw
ソウタもなぜか癒しのポーズ(笑)
9時半、明神に到着。あっという間だったな。
目的地に到着。例のものいただきましょうか。
イワナの塩焼き!
興奮を隠しきれない(笑)
頭からパクリ!美味しい?
ソウタが「この川で穫れた魚食べるんだよね?」と聞いてきたので、店員さんに確認したところ、ここは国立公園で魚は穫ってはいけないので別の場所で穫った魚を焼いているよというリアルなご説明をいただきましたw。ただ、国立公園とかよくわかっていないので、食べた魚は、お店のそばの梓川で釣った魚だと思い込んでるけどね。
河童橋・明神自然探勝路
残るは上高地BTまで1時間ちょっとの歩きだけ。
行きは梓川左岸を歩いたので、帰りは梓川右岸をあるいて戻る事にします。
河童橋・明神自然探勝路は木道が整備されていてとても歩きやすいです。
途中、河原に出るポイントがあったので、少しだけ水遊び。水が本当に綺麗だ…
岳沢への分岐。ここからいつか奥穂を目指してみたい。
天気も良くて、最高の景色ばかり。ここは岳沢湿原と六百山。撮影スポットでした
河童橋に戻ってきましたよ〜
そんなに疲れてないけど、、、ご褒美ソフトをいただきます
梓川で遊ぶ子供達。気持ち良さそうだね
焼岳
河童橋と穂高連峰
2日間、綺麗な景色を堪能することができました。上高地、ありがとう(^.^)
名残惜しいけど、帰ります…
12時過ぎ、沢渡駐車場(第2)に帰還。
天気が良いので、濡れた幕とシュラフを乾燥。10分くらいで完全乾燥^^
温泉に入って、松本の大戸屋で早めの夕食。渋滞にハマったけど20時過ぎに自宅に帰りました。
総括
初めての上高地でしたが、天気に恵まれた2日間でした。(夜は雨でしたけどw)
ピークハントはできませんでしたが、こうしてのんびりすることができたので良かった。
歩いた距離は2日間で26kmちょっと。涸沢までは往復32kmとかなり距離がありますが、2日間のソウタを見ている限りでは行けるのではないかと思います。時間もCT以上にかかると思いますが。。頑張れるはずです。蝶ヶ岳のリベンジもしないとね。もし2泊できるなら蝶〜常念と子供と一緒に縦走してみたい(燕までの表銀座コースとかね)
今回に限らず、山を一緒に歩いて感じることなんですが、
親が気がつかないうちに成長しているということ
子供の可能性ってやっぱり無限だということ
これからもいろいろなお山に挑戦してきたいと思います^o^
また来ます、上高地!
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