南房総へ~館山でキャンプ&ライド

BikePacking

2022.1.9~1.10、三兄弟と一緒に南房総でキャンプ&ライドを楽しんだ週末。

館山ファミリーパークキャンプ場 by RECAMP

自転車にキャンプ道具を積んでバイクパッキングを計画するも、準備不足と日曜の出発時間が遅くなりそうってことで断念w。普通のキャンプに変更。せっかくだから自転車を積んで軽く走れたら良いな。そんな感じの緩い計画となった。最近はこんな感じが心地よかったりする。

バイクパッキングなら霞ケ浦一周(カスイチ)のつもりだったけど、これは来月にスライド。今回は千葉の館山にあるキャンプ場の予約が取れたので、ひっっっさしぶりの千葉へ。ユウタが生まれる前だから7年振りくらい?平砂浦にあるキャンプ場なので、白浜を起点に海沿いライドもできそうだ。

館山ファミリーパークキャンプ場はこんな雰囲気のキャンプ場(※翌朝撮ったキャンプサイトの写真)。ヤシの木があって、どこか南国を思わせる素敵な場所。2021年7月にリニューアルされたキャンプ場とのこと。(2022年3月にグランドオープン)

僕らが利用したのは、フリーヒルサイト。車は乗り入れ不可でAC電源もなし。目の前に専用駐車場があるので、空いていればご覧のように「ほぼオートサイト」となる。値段は、大人1人子供3人で3500円(税込)。下記にあるように1月・2月は平日価格?のようで有難い。

1月、2月の冬場は土日平日問わず気軽にキャンプに来れる料金設定です♪

https://www.nap-camp.com/chiba/14639

海を見にいこう

テント設営後、自転車を組み立てて(前輪を嵌めただけw)、平砂浦海岸へプチライド。

昼過ぎに自宅を出発して16時に平砂浦着だったので、もうすぐ日暮れ。直前まで仕事だったりで読めないことが多く、いつも計画的じゃない我が家の外遊び。ここの予約も当日の朝に取ったもの(笑)

グラベルライド。海へ向かう

土手を超え、海が見えた瞬間、なんだかちょっと感動的な気持ちに。キャンプ場から10分も漕いでないのにね笑。ロケーションって大事w

富士山がこんなに綺麗に見えるとは思わなかった。

サーフィンに興じる人&波をただ見つめるだけの時間。それも良し。綺麗な夕陽が見れたらもっと良かったのに。

次はもっとゆっくり遊びたいね。

夕暮れの海の雰囲気が良すぎた。1時間くらいだけど気分も良くなって、キャンプ場へ戻るとしよう。

キャンプでソソギング

夕飯の準備をしながら、ビールいただいちゃいます。千葉と言えばODOYA。館山市内のODOYAに立ち寄り、食材とビールを調達。まずは、エビスのプレミアムエールから。最近のお気に入りチューリップグラスに注いで美味しくいただく。グラスに注げば、じっくり味わえて雰囲気も良い。

2杯目は、銀河高原ビール。右奥に見えているのがクーラーバケツ「ビールノプール」。ODOYAでもらってきた氷を入れてビールをキンキンに冷やしておく。「冬だから外に置いておけば冷えるでしょ」って声も聞こえそうだけど、いやいや。氷点下ならいざ知らず、この気温(8度くらい?)では、冷やして飲む方が美味しい。

グラスケースSOSO-G(ソソグ)&ビールノプールの最強コンビ。アウトドアでビールを楽しみたい僕には欠かせない道具。こうやって飲みたいからこの2つを作ったし、それは間違いなかった。

軽量で折り畳める蓋付きクーラーバケツ「ビールノプール」

グラスを持ち歩く道具、グラスケースSOSO-G(ソソグ)

3杯目は、よなよなエール。2021年に一番飲んだビールがコレ。ほぼ毎晩飲んだ。OKストアで200円で買えるんだけど、これはもう価格破壊だと思うよ。その価格でこの味って、改めて凄いビール。

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よなよなエール
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ビールばかり飲んでたわけじゃなくて、しっかり夕飯の準備も進めていた。レトルトカレーを温めて、お米を炊くという簡単な仕事だw。食べ盛りの小学生が三人だと、お米2合とカレー2袋じゃ、もはや足りないという事を理解すべきだった。カレーにありつけなかった僕は、明日の朝用に買っておいたタマゴパンとおはぎの残りを頬張るのだった(涙)。夜食に買っておいたカップうどんすらも、ユウタの胃袋へ…。食材の発注ミスである。

そうそう、焚き火で注意して欲しいのは、ここのキャンプ場。焚き火台&焚き火シートが必須です。特に焚き火シートは持ってない場合も多いから、事前に準備するか、我が家みたくレンタルするか。300円で借りられるので有難い。(これまで使ってきたロゴスのシートにカビが生えてて捨てたばかり)

館山ファミリーパークキャンプ場の夜は静かで早い。何故かというと、21時には焚き火を消し終えなくてはならず、消灯も22時と決まっているから。我が家は20時に薪が力尽き、歯磨きをして21時前にシュラフへイン。早々に眠りについたのだった。とても静かな夜。zzzzz~♪。夜中から朝方にかけて強風…。明日も海ライド、大丈夫だろうか。

ダウン+化繊のコンビネーション

我が家のシュラフ事情はこうだ。暖かい順に、ナンガ600×2個、ナンガ450×1個、キュムラスX-LITE 200×2個、アソビトギアULブランケット×2個。というラインナップ。主に冬キャンプでは、妻がナンガ600、子供達が600と450を使用。となると残るのはキュムラスの軽量ダウンシュラフとアソビトギアで作ったプリマロフトの化繊ブランケットしかない。それを写真のように組み合わせて僕が使っている。平地のキャンプで0度前後ならばこれで問題なく眠れる(個人差あるので)。

もちろん、ばっふばっふの高級ダウンを買えれば最高なんだが、予算の問題もあるから、手持ちの道具を組み合わせて凌ぐ。新しい物を買う前に、持っているものを組み合わせて工夫してみる。それも大事だと思う。それで無理なら、その時に買えばいい。

ダウン+化繊のコンビネーション

ポーランドの老舗シュラフメーカー、キュムラス Cumulus X-LITE 200 ZIP

8時前にのんびり起きる。冬の朝は遅い(うちだけ?)。朝食にパンを頬張る、以上。カフラシルとテーブルとチェアだけなので撤収も楽ちん。

場内の写真を少し。手入れされた芝生サイト。こちらはセミオートサイトで、車は完全に横付けできないが、感覚的には「ほぼオート」。だからセミオートなんだろうけどw。

初めて利用した館山ファミリーパークキャンプ場は、とても静かで綺麗なキャンプ場だった。受付の売店に氷が売っていたのはポイント高い!夏ならクーラーバケツと相性も良くて、バイクパッキングやバックパックキャンプで利用しやすいキャンプ場になること間違いなし。スーパーは、ODOYA大神宮店が近い。安房一周ライド&キャンプのベース基地として使ってみてはどうだろうか。

白浜から館山へ~Let’s ride bikes!!

さて、2日目のメインは海沿いライド。平砂浦から白浜の野島崎灯台にある無料駐車場へ移動し、ここを利用させていただく。にしても、予想通り風が強く、海沿いが続くコースは厳しそうだ。とりあえず天気が回復してきて青空も出てるし、せっかくの白浜。Let’s ride bikes!!

序盤は、それほど風は強くなくて軽快に漕いだ。海を眺めながら走るって気持ち良いよね。去年春の浜名湖一周(ハマイチ)も湖というよりか海だったし、あそこも気持ち良かったなぁ。

子供と一緒にハマイチ(浜名湖一周)ライド

前方の天気が怪しい。風も強くなってきた。白浜周辺はそうでもなかったけど、風向きなのか平砂浦に出たらさらに風が強まる。自転車も時折あおられちゃう。一旦、ODOYAに入って補給と作戦会議。多少無理すれば、距離もそれほどないので海沿い経由で館山市内までいけるだろうけど、今日そこまでする必要ある?と自問自答。

結果、強風をモロに受ける海沿いを避けて内陸ルートで館山市内に向かう事にした。ちょうどお昼くらいに着くから、向こうでラーメンでも食べよう。そんな会話をして、再出発。子供達と無理なく楽しく乗れたら良いんだもの。

Google先生に導かれ、農道とか裏道を進む。車のナビでもそうだけど、攻めるよね、Google Mapって笑。

風は相変わらず強いまま。海沿いで強風に晒されながら進むよりかは幾分マシだろうが。こんな風の強い時はヘルメットの下に耳を隠すビーニーみたいなのを被った方が良いかもしれない。一応、雪山用のバラクラバは持参したが、流石にオーバースペックなので出番はなかったw

トンネルは冒険感があってワクワクするところ。

うさぎ家

峠を超え、館山市内に到着。目的地の「うさぎ家」へ。12時半頃で行列ができていた。せっかく来たんだし待つことにする。

想定外だったのは、入店まで1時間以上かかったこと。白浜までの戻り時間を考えても問題はないけど、館山城に行くことができなくなったのは残念だ。

ご夫婦と娘さんでやられているのかな。12席くらいのこじんまりしたアットホームなお店で、ラーメンも美味しい。お客さんとの会話を聞いていると、地元の方に愛されてる感じがした。メニューはシンプルで、ラーメンとライス(豚めし)だけ。スープは4段階で背脂の量を替えられるのでお好みで。我が家は全員大盛り(+90円)にして完食。あったまるぅ~。

帰りは県道86号から白浜へ。ただ黙々と漕ぎ続け、峠を越え、無事に白浜へ帰還。結局、35kmくらいのゆるライドであったけど、風の中を進んだり、海を眺めたり、トンネル抜けたり、短い距離ながらも楽しめるポイントはいくつかあって満足。子供達と会話しながら、のんびり漕げたのが何よりだ。

自転車を置いて、房総半島最南端の野島崎灯台を散歩して終わり。この日も夕陽は見れなかった。

自転車は、車と違い機敏性があり小回りが利く。「自転車で移動する」こと自体が楽しい遊びになる。キャンプに自転車遊びを組み合わせただけなのに、とても充実感を得られる。もっと遠く・早く・長く走ることができれば、さらに行動範囲も拡がって面白くなるはず。もっと暖かい時期に、峠を越え、県を跨いで移動できたら、それも面白そう。

来月は、予定通りカスイチ(霞ケ浦一周)。潮来キャンプサイトというところをキャンプ地として、2日に分けてゆっくり一周する予定。今回準備できなかったハンドルバーバッグも2つ試作して、一年振りのバイクパッキングをやりたいと思う。