2016.12.17〜12.18、厳冬期の八ヶ岳、天狗岳を歩いてきました。
冬の八ヶ岳
行こう行こうと計画し、その度に何度も中止になった冬の八ヶ岳テント泊。2年前はインフルで撤退し、去年は暴風のため山域を変更…。今年こそは!と虎視眈々とリベンジの機会を狙っていたのであります。気になるお天気は、土曜は微妙だけど、日曜は快晴の予感。当初の予定とは違うけど、土曜は荷揚げのみ。日曜に天狗岳へアタックすることにしました。
Day2 :黒百合ヒュッテ〜天狗岳〜黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉
唐沢鉱泉の駐車場は無料。7時過ぎには満車になり、路肩に停車する車が増えてきます。冬でも人気のようで、早め到着がおすすめです。桜平の分岐から先が雪道でしたが、2WDのヴァナゴン(スタッドレス)でも難なくアプローチできました。
ご一緒する、忠太さんとケータくん、こはなのさん。よろしくです!
8:30、黒百合ヒュッテに向けて出発。コースタイム2時間とかなりユルめですが、重荷だからこれくらいがちょうど良い….と30分後に実感するのであります(涙)
久しぶりのスノーハイク。やっぱり雪山はいいなぁ。寒いけど、しっかり準備して装備を整えれば、素晴らしい景色に出会える。
→子供の雪山登山装備
ソウタは山登りを始めて4年、初めてザックを背負って歩く事に(驚)。背中には先日myogったIKEAのバックパック。シュラフや保温着、それとピッケルにアイゼン、マット。3kgくらいとそこまで重くはないのだけど、なにぶん初めて背負うから、慣れない重さで歩くペースが上がらず….。この辺りで既にチェーンスパイクを装着してます。
で、30分くらいしてこの有様(笑)僕も久しぶりの重荷にやられていたんだけど、追い打ちをかけるかのように、ソウタのザックまで抱えることになるとはww。当の本人は、重荷から解放された瞬間、ペースUP(笑)わかりやすいw
1つわかったこと。やっぱり軽いって正義。「軽い」の前では、全面降伏なんです(笑)背負わないというのは、ある意味で究極のウルトラライト。その恩恵を受けて、この数年、ハードでタフなハイクをこなすことができたんだなぁって。もちろん、それは僕の狙い通りであるからOKなんだけど。これからは徐々に荷物を背負うことに慣れ、自分の荷物を背負って今まで通り歩けるようになって欲しいなと願うのでした。時間はかかりそうだけど。
渋温泉からの分岐で休憩。ケータくんはドラえもんのポケットを持っているみたいで、いつもお菓子をくれます(笑)ありがとう。
ここから先はしっかり背負ってもらいます。慣れてきたのもあって、結局、10分くらい助けただけで、黒百合ヒュッテまでしっかり背負って歩けたね。それよりも、僕のペースが上がらずに….。修行不足です。はい。
黒百合ヒュッテ
重荷に悶えながらも、何とか黒百合ヒュッテに到着。雪が想像以上に積もっていたので、まずは雪掻きをして、整地してと、極寒の中、これらの作業が大変だったりします。この時期のテント泊では避けては通れないことなんだけど。そして、テント設営も一苦労。あまりの寒さで、グロメットにポールエンドを差し込めない。力が入らない(汗
インフレータブルマットを膨らまそうとしても、顔が冷えて、思い切り息を吹き込むことができない。こっちは後で落ち着いてからやろうw。厳冬期のテント泊。ほんと、慣れが必要だと思う。
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ヒュッテに着いたら、ソウタのザックを見て声をかけてくださった方がいました。写真まで撮ってもらって。IKEAのザックにびっくりされてました(笑)
ソウタは設営中から、ショベルを離さず、遊びまくり。寒くない?と聞いても、大丈夫って返事。夢中になって体を動かしてるから寒くないんだろうね。おっさん達は耐えきれず、小屋へ避難w
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黒百合ヒュッテの中で休憩タイム。ソウタはカップケーキセット。(コケモモケーキとコケモモティー)。おはぎは売り切れてました。残念。持参したおにぎりやらサンドウィッチを食べながら、冷えた体を温めたのでした。
幸せだ。できることならば、ずっとここにいたい。動きたくないw
もう・・・ここから動けないw
ソウタが夢中になって読んでいる植物の本。この花見たいなとか言ってるから何かと思ったら、エベレストの高山植物だった。やばい、これは危険すぎる(笑)
重い腰を上げ、小屋を出たら、子供達は雪遊びの続き。結局、日暮れ近くまで遊んでいたよ。かなり寒いのに・・・子供って元気だ。一方、寒いし、やることのない大人達はテントへ。担いできたビールを1本飲んだけど、体が冷えすぎてシュラフへ避難w。こんな時は大型幕で皆でわいわい、トランプとかやるのが良いのかな。大型幕・・・みんなで分担して買いませんか?w
黒百合ヒュッテに集まった、ドMハイカーたちw。人気の場所だけに、本当に人が多かった。みなさん、好きですね〜w
テントに入り、早めの夕食を済ませ、就寝準備。明日の快晴を願い、シュラフに潜り込んだ。
天狗岳〜黒百合ヒュッテ雪山テント泊(後編)に続きます。
子供のウェアについて、気になってる方も多いみたいです。参考までにどうぞ。
→ 子供の雪山登山装備(2016年)、子供の雪山登山装備2019年最新版
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