2022.4.2、家族で長野の里山を歩いた記録。
今年に入って山を歩いたのは1月の高尾山だけ。9年続いてるソウタとの雪山登山も、2022年は出撃ゼロ!という異常事態。これだけ間隔が空くと、そろそろ山を歩きたい・・・と自然に思えるもので、こういう気持ちになったのは久しぶり。登山を始めた頃は、モチベーション高く、山に向かってたなぁ、と懐かしんでしまった。
ファミリーハイクなので、奥さんからリクエストをもらう。「北アルプスが見れるとことか、景色の良いとこ」。ふむふむ。標高を上げればいくつか候補もあるけど、ガチの雪山装備で…という気分ではないので、手軽に登れて、景色の良いとこはないかと探してみたところ、塩尻市にある霧訪山(きりとうやま)がドンピシャだった。
霧訪山(きりとうやま)
日帰り登山で人気のある標高1305mの霧訪山。長野県を東から西へ連なる中央分水嶺の中ほどにあり、山頂からは松本、伊那、諏訪地域が一望でき、南北アルプスや御嶽山、八ヶ岳、はるか遠くは妙高山などの山々も望めます。 4月末から5月にかけて、可憐な紅紫色のオキナグサが登山者を迎えます。
塩尻市観光協会
長野県「冬の里山総選挙」の第一位の山でもある。日帰りできる距離で眺望も良し。これは行くしかないでしょ。
霧訪山の登山ルートはいくつもあり、今回は写真中央の「かっとりコース」で登る。
登山口駐車場は20台くらいのスペースあり(トイレ無し)。
う、うとう峠だと?(わかる人にしかわからないw)。漢字にすると善知鳥。
登山者心得。松茸が採れる為か、登山道脇にトラロープがあり、「入山禁止」の看板もかなりあった。
さぁ、久しぶりの登山。4月初旬の長野の朝はまだ寒く、ニット帽に手袋、フリースにロングパンツでスタート。風はないので、少し登れば暑くなるので、レイヤリングを調整しながら。
100m毎に案内板。実は、登山口から山頂まで1600mしかないのだ。短い!1時間半程度ないので、本当に手軽に登れる里山だと思う。
あっという間に残り1時間。標高を上げると雪が出てきた。前日に降っていたようなので、それなりに残ってるという予想。果たして。
期待していなかったスノーハイクにテンションがあがる。
かっとり城跡を通過。だから「かっとりコース」なんだね。
短いけど登り応えのあるコース。登山口が約800mで、山頂は1305mなので約500mの標高差。それを1.6kmで詰めるから、意外と登るよね。
4月から中学生になったソウタ。いつのまにやら大きくなって…。このブログを始めたのが、ソウタが幼稚園に入ったタイミングなので4歳。当ブログも10年目に入ったわけです。読んでくれてありがとうございます!
あと20分の標識。標識の数と内容に気遣いを感じる。流石、長野「冬の里山総選挙」第一位。
ちょっと想定外だったのは雪の量。念のため、チェンスパを持ってきたけど、登山口付近の状況を見て、車に置いてきてしまったのだ。僕と子供達は、なくても大丈夫そうだけど、奥さんの下りが少し心配。
雪の多いエリアは一部で、山頂付近は雪無し。下山時、あのエリアだけ気を付けて降れば大丈夫そうだ。
霧訪山は親切な山だ。
霧訪山(1305m)に登頂。あっという間だけど充実感あった。
そして眺望も素晴らしい。北アルプス南部から北部までずらり。美ヶ原も綺麗に見えた。
夢叶う霧訪の鐘。
奥さんがHOKAを買った。これはトレランよりもランニング寄りだけど、歩きやすかったと。
今日はピストンなので北小野登山口へ戻ります。
気になっていた雪の多い区間は、ゆっくり降りて通過。ちょっとドキドキしてたから、何もなくて良かった。
ちょっと山から遠ざかり気味だったけど、山を歩けば、やっぱり気持ち良いし、子供達と一緒に歩くのは楽しい。モチベーション的な理由よりも、時間的な理由で減ってしまったけど、徐々に昔のように山に行く機会を増やしていけたらなって思う。
大きくなったソウタ。部活はバドミントンに入ったようです。頑張れ!
中学生は、いつまで下山お疲れポーズやってくれるのかな笑。お疲れでした。
久しぶりのファミリーハイクは、眺望の良い里山で緩めのハイキング。東京にいる僕らには身近な山ではないけど、子供達と一緒に歩けるし、眺望も良いし、機会があれば登ってみてね。
【番外編】松本観光
下山後は松本城へ。最近、お城に興味のあるゲンタ。お城というか歴史全般だね。これまで行き先から除外されてた、お城とかお寺とか、そっちの選択肢も増えてきたのが嬉しい。今なら、以前行った京都をもっと楽しめるはず。
お昼は、「源智のそば」で、ざるそば(900円)を食べ
中町通りを散歩。松本ブルワリーのタップルームがあったので、迷わずクラフトビールを購入。またまたグラスを買ってしまったという笑。グラスが増えていく…。
今夜は、いつもの茅野でお泊り。松本ブルワリーで買ったIPL(インディアペールラガー)をいただく。
翌朝、近所を散歩。ザゼンソウが咲いていた。ザゼンソウは、山梨の小倉山もオススメ。
自宅に戻り、松本ブルワリーを堪能しましたとさ。おしまい。
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