小さなサコッシュMINI-POCKET/asobitogear

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ASOBI-POCKETより、一回り小さなサコッシュ。

用途に合わせた道具の選択

asobitogearが販売しているASOBI-POCKETは、子供と山歩きする際のパパやママ、または子供自身にとって、最適なサイズであると考えています。asobitogearのブログにも書きましたが、お菓子の量が多かったり、図鑑やコンデジetc、子供の荷物は案外多いのです。でも、ザックを背負うほどの荷物ではなく、背負うよりも手元のサコッシュからすぐに取り出せるほうが便利なのです。ASOBI-POCKETは、それらの荷物を余裕を持って収納できる、軽くて使いやすいサコッシュだと思っています。

そんなASOBI-POCKETですが、ちょっとした散歩や、山歩きではない外遊びなどで荷物が少ない場合には、大きすぎると感じることはあります。そんな時、荷物の大小や場所に合わせて、サコッシュも使い分けられたら良いですよね。

小さなサコッシュで思い浮かぶのは、グラナイトギアのHIKER SATCHEL。これは、かなり理想に近いです。ただ、僕個人としては、もう少しだけ大きく、できれば、“ アレ ”が入るサコッシュが欲しいのです。

譲れないのはペットボトル収納

サイズを小さくするにあたり、基準となる部分を考えました。単に小さくして、軽くすれば良いものでもなく、子供が使う(又は大人)ことを前提に考えると、絶対的に便利なのが、「ペットボトルの収納」だと思っています。個人差あるかと思いますが、お菓子・ジュースは、小さな子供の外遊び全般におけるマストアイテムのような気がしているからです。

飲み物は、その都度、自動販売機やお店で飲む分だけを購入すれば、それで済む話ですが、持ち運びを考えた時、やはりサコッシュに収まるほうが圧倒的に助かるのです。

小型サコッシュを作るにあたり、譲れなかったのは「ペットボトルが入る」こと。ASOBI-POCKETは、ペットボトルが横にも縦にも入るサイズですが、今回新しく作るサコッシュは、横ではなく、縦に収まるサイズとしました。横収納にすると、どうしても「幅」が必要になり、ASOBI-POCKETと変わらなくなるのです。結果、高さ22cm(ペットボトルが約20.5cmで少し余裕を持って入るように)が決まり、幅は生地の裁断効率も加味して、22~23cmとしました。ほぼ、スクエア型です。

軽くてしなやかな素材を使う

小さなサコッシュということは、収納できる荷物もASOBI-POCKETより少なくなります。となると、強度があり、ハリのあるX-Pacでなくても良いのではないかと、より体に密着しやすい柔らかい素材をイメージしました。コーデュラリップが強度、肌触り、色合いなど良い塩梅でしたので、こちらを採用。表面にシリコンコーティングがされたナイロン生地、いわゆるシルナイロンと呼ばれている生地ですね。コーデュラリップは、コーデュラ糸を使用しているので強度の面でも安心できます。

以上のこだわりを反映させながら、試作しました。

MINI-POCKET(仮)

MINI-POCKET(仮)
横幅:23cm
本体高さ:22cm
フロントポケット高さ:18cm
マチ:8cm
重さ:本体 約34g+ショルダーストラップ 約20~25g
色:グレージュ(Grege)

スクエア型のサコッシュ。本体上部とフロントポケット部分にファスナー。背面にもポケットがあり、3パートに分かれています。横幅は、ASOBI-POCKETのボトム幅と同じですが、ASOBI-POCKETはTOP部分が28cmであるため、こちらの方が一回り小さくなっています。重さは、ショルダーストラップを含めて約55g前後。本体のみは約34gです。写真のカラーは、グレージュ(Grege)で、落ち着いた雰囲気です。日常生活でも問題なく使えますね。

コーデュラリップは、とても滑らかで気持ち良い手触りです。シリコンコーティングされた生地ですので防水性があります。ですが、縫い目のシーム処理をしていませんので、完全防水ではございません。マチ付きのジップロックなどを入れて対策するのもアリですね。

ポケットとマチは欠かせない

asobitogearが作るなら、やはりポケットは欠かせません。小さくても、複数のポケットがあると、荷物が整理しやすくなるからです。ASOBI-POCKETの代名詞であるゆったり大きめなフロントポケットは、出し入れがしやすいようにゴム絞り。小型サコッシュはファスナー仕様にしました。生地が薄く、しなやかなことで、オープンポケットだと荷物の落下が起こりそうなため、ファスナーでしっかり閉じる方が安全であり、結果的に使いやすさに繋がるだろうと考えました。フロントポケットはマチなしです。

フロントポケットの内部にキーフックを1つ。位置については、実際にはもう少し端になります。ファスナー横には、タブ兼キーループも1つ付いていますので、リールホルダーを活用して、温度計や小さなコンパス、ホイッスル、パスケースなどを吊るしておくと便利かもしれません。

ファスナーはアクアガードではなく、開閉のスムーズなYKKのコイルファスナーを採用。片手で開け閉めできるのはやはり便利です。もちろん、お好みでアクアガードに変更することもできます。

もう一つ外せなかったのがマチ。マチがあることで、見た目以上に収納できるのです。

新作サコッシュは、たっぷりと約8cmのマチをとっています。ASOBI-POCKETよりマチ幅があるのは、マチの取り方を変えているからです。ASOBI-POCKETは、荷物の入っていない状態でもマチがありますが(つまみマチ)、こちらは荷物を入れると、マチ部分が拡がる仕様です(折りマチ・隠しマチ)。柔らかい生地にはこの隠れマチとも呼ばれているマチの取り方が良く、見た目をスッキリさせることができます。小型の割に、収納力があり、それでいて軽い。asobitogearらしいサコッシュになっているのではないかと思います。

内部は間仕切りなし。ペットボトルを縦に収納しても、スペースは残るので、お菓子や行動食も入りますし、図鑑なども大丈夫です。両サイドは黒のグログランテープでパイピングしています。

ペットボトルを縦に収納するとこのような感じです。向かって左にボトルが縦に入ってますが、高さに少し余裕を持たせていますので、ファスナーに干渉せず、開閉はスムーズです。

背面ポケットは、地図を想定したスペースですが、荷物が増えると、サコッシュ自体が丸みを帯びてきますので、そうなると、山と高原地図を横に入れるのはキツイかもしれません。その場合は縦に入れるなどの工夫が必要になるでしょう。無くてもよい気もしますが、行動食のゴミを入れたり、チケットなどを入れておく。そんな役割になるのでしょうか。留め具は付けていませんが、スナップボタンを付けすることもできます。

ストラップと本体を繋ぐ部分は、asobitogearの定番であるDyneema生地で作ったテープで補強しております。ある程度の重さでも問題ないでしょう。このサイズのサコッシュに入る重さなので、それほど重くなることはないと思いますが。

Dリングの先には取り外し可能なショルダーストラップが付きます。ASOBI-POCKETと同じで、スタンダードタイプかラインロックタイプをお選びください。また、お好みでPadStrapに替えていただいてもOKです。

ある程度の荷物を入れると自立します。マチがあるので、ストラップを外して、シルナイロンのポーチとしてお使いいただいても良いです。パッカブル仕様ではありませんが、かなり小さく折り畳めますので、アタックザック的なサブバッグとして持ち運んでも良いですね。

小さくて軽いけれど、収納力がある

収納力はASOBI-POCKETに劣りますが、軽さは約半分になります。大きなフロントポケットがない分、見た目はスッキリとスマートな印象に。もちろん、山歩きでも使えますし、街歩きや公園遊びなど、ちょっとしたお出かけの時に、持ち出しやすいサイズと軽さ、デザインだと思います。

場面毎に使い分けていただけると嬉しいです。僕は、行動食やお菓子やたくさん必要な長いコースを歩く時は、今まで通りASOBI-POCKETを選択するでしょう。逆に、ちょっとそこまでお出かけ、といった時には、こちらを使いたいなと思います。

今回、小さなサイズのサコッシュを作りましたが、 以前作ったプールバッグが、大型サコッシュとしても有効的だったので、そちらについては、asobitogearのブログでまとめたいと思います。

重さ34gの軽くて小さくなるプールバッグ~versatileなトートバッグにリニューアル

2018-12-05

フィールドテスト中

現在、日常生活で使用しながらテスト中です。今後は、山歩きで子供達に使ってもらいながらテストを進めていく予定です。販売できる時期がきたら、改めてお知らせします!

(追記)高尾山でフィールドテストしてきました!

春間近!高尾山歩とサコッシュのフィールドテスト

2019-03-07