登山における子供の持ち物をまとめてみました。
手荷物公開
今回は雨具や防寒具などの基本的な装備品ではなく、サコッシュに入れてる持ち物。TOPの写真はあくまで一例だけど、毎回こんな感じの持ち物になってます。
まず、荷物を入れるものはサコッシュは、(左)WANDERLUST EQUIPMENTのカンパラパック、(右)あそびとギア(asobitogear)のサコッシュ。どちらかを気分によって使い分けているみたい。最近はカンパラパックが優位かな。形が立体的なので荷物が出し入れしやすいんでしょうね。僕が作ったものは平面。ファスナーもダブルじゃなくてシングル。ま、試作段階だったし、見劣りしちゃうよね。近々、ビスロンファスナーでカモ柄サコッシュを作り直そうかな…
(追記)2017年より、asobitogearのASOBI-POCKETを導入。収納のしやすさ、便利なフロントポケット、お菓子や手荷物がしっかり収まる収納力、容量と軽さのバランスなど、今では欠かせない山歩き道具です。
ASOBI-POCKETはゆったり大き目フロントポケットが特徴的で、荷物の出し入れのしやすさは抜群です。内部にもポケットがあり、マチもしっかりとっているため、収納がしやすく、荷物も入ります。容量と軽さがバランス良く仕上がっています。
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植物が好きなソウタの必須アイテムは図鑑。休憩時に観たり、時には調べながら歩いたりw。単眼鏡はあまり使わないけど、遠くの物を見たりできるので。行動食は、甘い系、しょっぱい系、歩きながら食べられる系などバランスよく。ドライフルーツとトレイルミックスが彼のお気に入り。
山岳保険は過去に記事を書いたけど、僕はもちろんソウタも加入している。これのおかげで、気持ち的に安心できるというか。もちろんお世話にならないよう危機管理対策を徹底するけど、万が一ということもあるかもしれないのでね。文字通り、保険として。他には地図やコンパス、ホイッスルなどの緊急時に必要な物も持たせるようにしました。エマージェンシーキットは僕が持っているけど、絆創膏とガーゼくらいはこっちにも入れてあげようか。
コインケースにはトイレのチップや山バッジ、ジュースが買える程度の小銭を。
お札も折り畳めば入るけど、ジッパーに当たり破ける可能性が高いのでお勧めできないw。登頂後に購入する山バッジもこの中に入れておけば、帰宅まで失くすこともないのでGood!
(追記)Dyneema Composite Fabric(旧称キューベンファイバー)を使った小さなジッパーポーチを作成し、現在はそちらを使用中。山歩き中に拾ったドングリや面白い形の石とか、色々と詰め込んで帰ってきます。
登山における子供の持ち物リスト
- サングラス
- 単眼鏡
- 図鑑(高山植物・山の花etc)
- 行動食(チョコバー、塩飴、スポーツジェル、ドライフルーツ、ハイチュウ、グミetc)
- 山岳保険(JRO)会員カード・山岳遭難ピンチカード
- エマージェンシーホイッスル
- コインケース(小銭・山バッジ)
- 1/25000の地図
- SLVA レンジャー3コンパス
- モンベルマップケースM
- エマージェンシーキット(絆創膏・ガーゼetc
以上が登山における子供の持ち物。毎回、特に困ったこともないので、持ち物としては足りているのかな。もちろんこれ以外の基本装備品は僕のザックに入れています。
子供の荷物を準備している時、ふと考える事がある。僕が行動不能になった場合(例えば体調不良で倒れたり、滑落したり、骨折して歩けなくなったりetc)、ソウタが一人取り残されたらどうしよう。
行動不能でも一緒にいれば共にビバークが可能だけど、滑落して同じ場所にいない等の最悪の事態を想定すると…。我が家は、2人分(時には3人分)の基本装備をザック1つにまとめて僕が背負って、テント泊や日帰りハイクをしている。万が一この"最悪な事態"が起こった場合、基本装備を持たない手荷物だけのソウタは、危険にさらされてしまうのではないか。やはり単独でもビバーグできるくらいの最低限の装備は担いでもらう必要があるなって。もちろん前提として、道具を使いこなすスキルや知識・経験が必要になるんだけどねw。
大袈裟な話に聞こえるけど、山ではいつ何が起こるのかわからない。未然に防ぐため、注意を払い慎重に行動するのはもちろんだけど、不測の事態が起きても対応できるような装備の携行と事前準備の大事さを改めて気付かされたのでした。安全登山を目指し、これからも気を引き締めて山に向かいたいと思うのです。
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