2016.9.25、家族で那須岳を歩いてきました。
晴れを期待して
最近の秋雨前線、仕事しすぎじゃありません?もうちょっと手を抜いても良いのにね(笑)
先週は雨でキャンプ&ハイクを中止にしたので、そのまま次週にスライド。しかし、またまた雨予報(涙)。そんな予感はあったんだけどねw。自然が相手だから、しょうがない。子供達と焚き火したかったけど…キャンプは諦めることに。雨のキャンプも楽しいとは思うんだけど、どうにも気が乗らない我が家なのでしたw。でも、家族で山歩きはしたかったので、日曜の日帰りハイクに狙いを切り替える。
行き先候補は天城山と那須岳。前日の雨で天城の登山道は泥でぐちょぐちょになっているような気がしたので、雨の影響が少なそうな(直感?)那須に決定。晴れを期待して日曜の早朝に出発!
那須岳
那須岳(なすだけ)は、栃木県那須郡那須町にある茶臼岳の別称。那須塩原市、那須郡那須町、福島県西白河郡西郷村にまたがる成層火山群の総称でもある。日本百名山の著者である深田久弥は書中に『那須岳とは那須五岳の中枢を成す茶臼岳、朝日岳および三本槍岳のこと』と記している。(wikipediaより引用)
キターーーーーー!晴れてる。7時過ぎに峠の茶屋に到着するも、一番上の駐車場は既に満車w。すぐ下の駐車場に停める。久しぶりの晴れだから、山登りする人も多かったのかな。
7:55、茶臼岳を目指して出発。ユウタは僕の背中。月山ファミリー登山以来、1ヶ月振りの家族全員での山歩き。
しばらくは樹林帯歩き。雨の影響も少なく、登山道は歩きやすかった。月山で苦しめられた大きな石や岩もない(笑)これならゲンタも大丈夫かな。今日は山頂で家族写真撮りたいな
夫婦でペアルックは恥ずかしいからやらないけど、子供とならアリかな(笑)そもそも登山ウェアで子供とお揃いコーデは案外難しいよね。でも、自分で作ったパンツさえあればそれも可能なのだ。ええ、自己満ですよw
視界が開け、前方に茶臼岳。鬼のツノみたいな所は山頂じゃないけど、目指す場所が視界に入るのは精神的にも良いw。ゲンタもここまで良いペース。子供達のシャツはコロンビアのオムニウィック。モンベルのウィックロンと比べると、毛玉ができやすいかな。個人的にはモンベルのウィックロンに軍配。地味目なカラバリがあると嬉しいな…
離れないで歩くことが今日のルール。ソウタには遅いくらいだけど、我慢してね。ゲンタはママも一緒の方が気分がノルみたいでニコニコしながら歩いてる。
なんだかいつもより良い顔してるじゃないか。このまま穏便に進んで欲しいと願う…。サコッシュからでん六豆が見えてるよw
右手に朝日岳。今回は茶臼岳のみだけど、次は三斗温泉小屋と絡めて歩いてみるつもり。
前方に峰の茶屋跡避難小屋が見えてきた。このコースはとても歩きやすく、景色も良いし、人気の理由がわかる。老若男女、たくさんの人が歩いていた。我が家を含め子供連れも多かった。
仲良く歩くソウタとゲンタ。ここまでほぼノーケアで進んでいて、この先で何かあるんじゃないかと心配になる(笑)
登山道には石や岩もたくさんあるけど、歩きやすい部類に入ると思う。小さな子供でも足の置き場がしっかりあるというか、うまく説明できないけど4歳児が苦労せず歩いてるということでイメージしていただければw
この写真がわかりやすいかな。所々に石はあるけど、うまく避ければストレスなく歩ける。月山(羽黒山コース)は石の上を渡り歩く感じで、確かにいやらしい道だった。
ユウタは降りる&歩くアピールが凄い。
パ「暴れないでちゃんと座っててね」
ユ「リョーカイ」
そんなやりとりがあった後の写真(笑)どこか寂しげw。ごめんね〜。近いうちに高尾でトレーニングしてみよっか。
振り返ると雲の切れ間に那須の街が見えた。ちょっと雲が出てきたかな。予報では午後からガスみたい。なんとか持ってほしい…
避難小屋が近づいてきた。もう一息だぞ、ゲンタ頑張れ〜
8:55、峰の茶屋跡避難小屋に到着。コースタイム通りの60分。さっそくお菓子休憩(笑)山で見る子供達の笑顔はサイコー。背負われてたユウタは、解放されてご満悦w。でん六豆を抱えて頰張る
おっと・・・ガスってきたしw。このままだと山頂からの景色は期待できそうにないけど、雨も降らず、風もないので良しとしよう。ここは強風で有名な場所みたいだけど、この日は無風に近かった。恵まれてるね。うん。
春にテン泊で行く予定だったけど雨で延期した三斗小屋温泉。ここからは1時間。ピークを踏まず温泉目的ならゲンタでも大丈夫かな。3人でテン泊するのが次の目標。
尾瀬方面。こっちは綺麗に晴れている。今のうちに景色を堪能しておこうw
茶臼岳にアタック開始。ここから山頂までコースタイムは40分。急な岩場になってきたけど、頑張りましょー。
ウラジロタデ。初めて見た。ソウタがこの日一番喜んでいたのは言うまでもない(笑)
シラタマノキ。これは白馬岳で見た。可愛いよね。
ガスがかかったり、太陽が出て晴れ間が見えたり、目まぐるしく変わる天候。ガスと晴れ間のせめぎ合い(笑)ん、どこかで聞いたような言葉w。山頂では晴れて欲しいと願うのみ…
岩場の登りが続く区間。一見、歩きにくそうに見えるけど、ゲンタでも問題なくクリア。今までの経験が活きているのかな。怪我する人も多いみたいだから焦らず慎重に。
朝日岳を背に登るゲンタ。泣くこともなく、ここまで立派に歩いてきた。いや、若干の余裕すら感じるくらい。歩きやすい道ならば、これくらいの距離は問題ないのはわかっているけど、月山のことがあるから、どうにも慎重になってしまう。本来はこれくらい歩ける子なんだよね。がんばれ!
岩場を登りきったら山頂が見えた。既にガスの中〜。無念(涙)
山頂は目の前。ゲンタのピークハントは6月の高尾縦走以来だから3ヶ月振り。ここまで来れて嬉しいなぁ
10:05、日本百名山 那須岳(茶臼岳)1915mに家族全員で登頂成功〜!ゲンタ、頑張って歩いたね〜。おめでとう!避難小屋からもコースタイム通り。あら、意外と早いじゃないのw
ソウタは那須岳で20座目の百名山。1/5か。まだまだ先は長いなw
百名山の山は情報が豊富で、登山者もたくさん歩いているし、登山道も整備されているから子連れ登山には好条件のありがたい存在。家族で歩く時、百名山が多くなるのはそういう理由。
朝作ってきたおにぎりとサンドウィッチを食べてのんびりと。山タマなんぞしてみりw。50分くらい休憩したところで、下山開始。
今日はロープウェイを使わずにピストンで帰りますよー。登りは問題なかったけど、下りはどうだろうか?いつものパターンだと、下山途中で泣き出すからねw
岩場の下りは、やはり時間がかかる。どんどん抜かれてしまうけど、マイペースで進もう。
ケルンに石を積む、とってもご機嫌なゲンタ。いや〜、今日は良い日だなぁ(笑)みんなで歩けて良かった!悔いなしw
背負う人と眠る人。重いけど、幸せ感じて背負ってます。なんつってw。背負子もあと1年くらいだと思うと、ちょっぴり寂しいなぁ。4人目?ないないw
前回の月山ハイクで、KS40の背面がムレて奥様から軽いクレームw。購入当時は背面パッドの必要性なんて考えてなくて、単に軽ければいいと思っていたからオプションを付けなかった。確かに汗を掻くと背中がムレて不快になったけど、それもしょうがない事だと割り切っていた。でも普通は嫌だよねぇ。ちょうど新しいザックが欲しかったので、これを買ったというわけ。良い買い物でした。KS40は冬山や日帰りでこれからも使っていきます。
天然のブルーベリーを摘んで食べたり、ソウタと競争しながらの楽しい下山。ゲンタもすこぶる順調で、一度も疲れたと言わず最後まで歩いてくれた。嬉しいなぁ
12:25、ゴーーーーーール!ソウタ・ゲンタ、お疲れさま!
下山後のご褒美。かき氷がちょっと寒そうだったw
今回は山バッジも忘れずに購入。那須岳と書かれた新しいバージョンをゲット。もちろん2個、お買い上げ〜w
まとめ
総距離:5.7km
累積標高:登りD+438m/下りD-442m
標高差:442m
往復で4時間、距離も約6km。今のゲンタには、これくらいの山が気持ちよく歩けるんだろうね。そういう意味では、月山の10kmはちょっと背伸びしすぎたのかもしれない。次もこれくらいのゆる〜い山を選んで、もっともっと自信をつけさせてあげたいと思う。それと、ゲンタばかりにフォーカスしちゃったけど、ソウタも頑張ったね!あなたは凄いよw。今回もナイスハイクでした!
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