2017.12.16、ソウタと雪の谷川岳を歩いてきました。
二年振りの谷川岳へ
相変わらずの車無し生活継続中です。それでも山には行きたい。忠太家が雪山始めをするということで、電車&バスでアクセス可能な山なら参戦します!と伝えておきました。泊りも視野にいくつか候補があるなかで、天気を考慮し土曜日帰りで谷川岳に決定。自力で登山口まで行けましたが、スタート時間が遅くなると午後から天気も崩れる予報だったので、忠太さんからお迎えに行きますよ~と、神様のような有難いご提案。我が家との距離はけっこうあるので、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、長距離移動のプロなので(笑)、お言葉に甘え、乗せていただくことにしました。本当にありがとうございます!
日曜の暴風予報は、忠太さんをワクワクさせたようですが、シーズンインということで無理せずにw。でも、ちょっとコンディション悪いくらいが楽しいというのは同感ですw。次はハードなヤツでお願いしたいです。
天神平から天神尾根で
ソウタは2回目の谷川岳。前回歩いたのは2年前だから、幼稚園最後の冬に歩いたっけ。あいにくの天気だったので、全貌もわからず、2回目なんだけど、初めて歩く感じ。実際、ソウタに聞いたところ、あまり覚えてないってw。まぁ、そんなものだよね。あの視界では、何を記憶に残せと言えばいいのか。そんな感じでしたから。
ロープウェイで一気に天神平まで。久しぶりの冬装備を身に纏い、テンションもあがります。しかも快晴!晴れボーイズ健在のようです。いや、忠太家のガス貯金が、効いているのかもしれないw。夏の南アルプスでたんまり貯めこんだようなので、しばらく連勝の予感がw
夏道を進みます。雪は膝程度。もっと積もってるイメージでした。
雪を踏む音が久しぶりで、自然と笑顔に。スノーハイク、やっぱり好きだなぁ~
谷川岳のピーク。ソウタに見せてあげることができて良かった。ちょっと早いけど決めセリフを。晴れは正義(笑)
食べすぎ注意w。練乳ミルクを忘れたのが悔やまれる。お腹冷えなくてよかったねw
冬山の好きな光景の一つが登山者の後ろ姿。スノーシューとかピッケルとか積んで、ちょっと強そうな感じが萌えポイント。
踏み抜く?親と見つめる息子と谷川岳。絵になるw
のんびりペースで熊穴沢避難小屋に到着。ここでレイヤリング調整。とにかく暑くて、12月とは思えないほど。結構な滝汗だったなぁ。日陰や、ちょっと停滞すると肌寒くはなるけど、帽子も手袋も必要ないくらいでした。ありがたいコンディションではあるけど、ちょっと物足りない面もあったりしてねw
今回はソウタのアイゼンとブーツが相性悪く、3回も脱着しました。雪が付着したまま強引に付けた僕が悪いんだけどね。焦らず、しっかり雪を払ってから装着すればまったく問題なかったです。何事も焦ると良くない。わかっちゃいるけど、実際の現場では…です。反省。
時間を取らせてしまって、申し訳なかったです。
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ここからは斜度も増した登り。アイゼン効かせてグイグイと。夏道だと岩と鎖のあるところだね。ピッケルは必要なくてストックで十分でした。我が家はストック忘れです…
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視界も開け、圧巻の雪景色。最高です。
振り返れば、ぞくぞくと登ってくる登山者の姿。他の人の装備やウェアをじっくり見てしまう。あの人、格好良いザック背負ってるな~、お洒落な服着てる~とか、色々と目移りしてしまいますw。今シーズンこそ、雪山パンツとフリースを新調したい。
天狗の溜まり場?ザンゲ岩?あたりでお菓子休憩。逞しい二人だけど、お菓子を食べる姿は、まだまだ可愛い。ギャップ萌え?
青空へと続く道。谷川岳は天候が安定しないイメージだからか、こんな良い日に歩けると思ってもいなかった。モッテル
それっぽい二人だけど、食べる雪持ってるからねw。こんなところが子供らしくて良い。
ケータ君はソウタにとってのお兄ちゃん。サングラスしてれば、本当の兄弟みたい。すれ違う人は、兄弟で歩いてると思ってたかもね。
肩の小屋に出ると、これまた絶景が。この景色を見るために来たといっても間違いじゃない。雪を纏った山々を眺めるのもスノーハイクの楽しみの一つ。
エビの尻尾の影が、なんだか動物のよう。これからもっと急成長かな
トマの耳&オキの耳
山頂まであと少し。がんばれ~って、俺かw。
実はここ数か月、僕の方がヤバくて、結構落ち込んでます。体力面ではなくて、太腿の攣り。なぜだろう、山歩きを始めた頃は攣ることなんてなかったのに、どんどん劣化してる気が…。もっとペースを落とせば、休憩回数を増やせば、もしかしたら攣ることもないのかもしれないけど、それはわからない。睡眠不足からくるものなのか、急激に筋力が低下したのか、体のどこか悪いのか?うーんという感じ。元々、代謝は良いほうだから、エネルギー消費に追いついてないのか。ソウタが絶好調なだけに、自己嫌悪w。とりあえず、いろいろ調べてみよう。そうしよう。
谷川岳(トマの耳)に到着~!二人ともよく頑張りました。ってお前が言うなみたいなw。二人とも格好良いよ。
2年前は天候不良で行けなかったオキの耳。今回はいきますよ~
ということで、オキの耳にも登頂~。
4人で記念撮影。文句なしの雪山始めでしたね。去年は黒百合ヒュッテからの天狗岳でした。今年も無事、雪山歩きが始められたことに感謝です。
万太郎山、仙ノ倉山方面。
奥にはテーブルマウンテンな苗場山。まだ歩いたことがないので、来年お邪魔したいです。
雲が広がってきたので帰りましょう。この時間でもまだまだ登ってきます。夏ほど混雑はしてないけど、人気の雪山だけに賑わってます。
オキの耳からトマの耳
白い雪の珊瑚地帯を歩く。綺麗だなぁ
エアボード・ヒップソリ下山&渾身ダイブ(笑)
恒例のエアボード下山の予定でしたが、いくつかのトホホが重なりました。肩の小屋で膨らませ、最適な斜面を滑降。しかし、ソウタがボードを離してしまい、そのまま谷底へ・・・落ちる手前で、先に降りていた忠太さんが、渾身のダイブ!!おぉぉ~、って届かなかった(涙)しかし、その風圧によるものか、なんと、その先でエアボードが裏返って停止。すげー!!奇跡!ミラクル!忠太さん、GJ!さすがに写真を撮る余裕はなかったので、渾身ダイブを皆さんにお見せできないのが残念ですw。本当に何もかも感謝です。→ご本人より訂正が入りました(笑)投げ出したストックがエアボードに触れていたとのこと!まさに渾身のダイブ。本当に感謝です!
無事、エアボードを回収したんですが、なんとアイゼンを引っ掛けたようでパンク(笑)まぁ、回収不能より、修復可能なパンクのほうがまだマシということで、エアボードを諦めてヒップソリに変更。ぶっちゃけ、雪が少なくて滑走できる場所も少なかったので、結果オーライということでw
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エアボードで戯れているとき、インスタ繋がりのタケちゃん(@h.takezawa)に遭遇。やっと山でお会いできました。またどこかの山で会いましょう~^^
雪山の楽しみ。ソウタにはこれがメインかな。貪欲に滑ってました。楽しむべし!
無事、天神平にゴーーーール。もうこの時間は曇り空なので、良い時間帯に歩けたのは、スタートが早かったおかげ。忠太さんに感謝です。
今シーズンもお世話になります。年末にあと1回、山納めに行こうと思います。
総括
ソウタは2年前と比べると、当たり前だけど大きく成長していて、子供の成長ってすごいなぁと改めて感じます。コンディションは文句なし。拍子抜けするほどの気温で、風もほぼ無風。有難いような、物足りないような。でも、久々に冬靴を履いてアイゼンを付けて雪道を歩いたので、これくらいの緩さで丁度良かったでしょう(→それはたぶん僕だけw)。のんびりと、笑顔で楽しく歩けたのが一番。良い雪山始めとなりました。
忠太さん、お迎えありがとうございました!こうやって楽しめたのも忠太家のおかげです。ケータ君にはソウタの面倒を見てもらい、お二人に感謝感謝です。またよろしくお願いします!
また一緒に歩こうね。
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