秋晴れの磐梯山を子供と日帰りハイク~福島遠征ハイクその2

山遊び

2016.10.1〜10.2、福島遠征ハイクの続き。安達太良山から下山後、磐梯山へハシゴ登山。秋晴れのナイスハイクでした。

チャレンジ!ハシゴ登山

安達太良山で午前のトレーニングを終えた後、次なるターゲット磐梯山へ移動開始。正直、安達太良山だけでは歩き足りなかったの…。ハシゴ酒ならぬハシゴ登山。チャレンジいってみよーw

安達太良山でスピードハイク〜子供と日帰り登山(福島遠征ハイクその1)

登山口となる八方台から磐梯山山頂までのピストンはコースタイムで3時間45分。下山で巻ける自信があるので、12時頃から登り始めれば16時には下山できる算段。もちろん、時間管理はしっかりと。山頂直下にある弘法清水岡部小屋を14時までに通過できなければ引き返すつもり。無理するつもりはないんだけどね…。この天気、体がジッとしてられない(笑)

12:19、八方台登山口から午後のトレーニングハイク開始。午前中は曇りがちだったけど、午後になって快晴!めちゃ暑い…。半袖短パンに衣装替えw

今回の遠征で最大の忘れ物が発覚。二人とも帽子を忘れたみたいw。ソウタは手拭いをバンダナ風に。僕は丸腰で。。樹林帯エリアが長いので、できるだけ日陰を歩くことにしよう。

お花が大好きなソウタ。午後も捜索中(笑)疲れてるかな?と思ったけど、むしろ子供の方が元気で、心配すべきは親の方だったり(涙)

緑いっぱいの登山道を、時には走りながら進む。フラットな区間が多くて走りやすい。今回、走れそうな区間は走ってみるというのが二人のテーマ。さすがに何十分も走り続けられないけど、徐々に長くしていけたら。いつか、親子でゆる〜いトレラン大会に参加するのも良いかもしれないな(ゆるい大会なんてあるのかな….)

30分ほどで中ノ湯跡に到着。右奥に磐梯山の山頂が見えた。地図には「有毒ガス発生危険立ち入らぬ事」と書いてあり、確かに硫黄臭がすごい。ソウタがいい匂い〜とか言っていたので、嗅ぐのをやめさせたw

眺望が開けた。左に桧原湖、右に西吾妻山。西吾妻山の山腹にはグランデコのスキーコースがくっきりと…蝶々の羽みたい

カメラ片手に何度も立ち止まり、花や木の実、キノコなどを撮りまくるソウタ。今一番欲しいのがカメラがみたいで、この勢いだとサンタさんにお願いしそうな予感。

樹林帯を無心で進む親子。走ったり、駆け足に近いペースで坂を登っていく。でも、不思議と辛くないんだ。お互い息のあったペースというか、うまく言えないけどシンクロしていた。

13:36、弘法清水岡部小屋に到着。

薄々気付いてはいたけど、かなり良いペース。目標の14時をクリアし、これなら安心して山頂アタックができる。出発時間が遅く、後ろには誰もいなかったので、天候が安定しているとはいえ、少し不安を感じていた。それも小屋について一瞬で吹き飛んだ。同じようにこれから山頂に向かう人が大勢いたから。意外と遅い時間に登る人いるんだね…w

美味しい弘法清水の水をがぶ飲みして、山頂へ向かう

振り返ると桧原湖。とっても気持ち良い午後のハイク。山の晴れは正義だ(笑)

山頂が近づくにつれ、徐々に色付きはじめる樹々。これから綺麗に染まるんだろうな。来年こそは、紅葉のピークに赤や黄色に染まる山を家族で歩いてみたい。

枯れかけのミネウスユキソウとキンバイ。どちらもソウタ撮影。上手に撮れてるよね?

13:56、日本百名山 磐梯山(1816m)に登頂!午前に安達太良山を登り、午後は磐梯山。タフだね〜。よく頑張った!

登山を始めた3年前は、パパの趣味に渋々付いてくる感じだったけど、今では自らの意思で山を歩いている。山を歩くこと、お花を見ること、バッジを集めること、ご褒美に図鑑を買うこと(笑)それら全てが楽しいみたい。スポーツでも登山でも勉強でもなんでもいい。楽しんで打ち込めるものがあるのって良いことだよね。これからも一緒に歩こうね。よろしく

三角点にタッチ!22座目の百名山

山頂からは猪苗代の街や猪苗代湖、桧原湖、安達太良山など360度の絶景パノラマ。晴れた山頂ってこんなにも気持ち良いなんて・・・歩いてよかった。サイコーーー!

山頂には昆虫もたくさん(ソウタ撮影)

長居してしまった。さぁ、下山しよう。

お隣の櫛ヶ峰。「東北のマッターホルン」なんて呼ばれる男前な山。冬にこの山を眺めながら雪原を歩いた記憶が蘇る。また歩きたいなぁ

※レポはこちら
イエローフォールスノーシュー(裏磐梯遠征中編)

冬季限定!イエローフォールでスノーシュー(裏磐梯遠征その2)

銅沼(あかぬま)。あそこで踏み抜いて落ちたなぁww。忠太さんに助けてもらわなければヤバかったし。

銅沼で踏み抜いた後の写真

そんな(トホホなw)思い出に浸りつつ、弘法清水まで降りてきた。

磐梯山の八方台コースはゲンタでも歩けそうなので、次は家族ハイクで来るつもり。コースの下見もしっかりできたし悔いなし(笑)一気に駆け下りますw

15:31、八方台登山口に無事下山!樹林帯に入ってからは、ジョグ+駆け足でかなりのハイペースで降りてきた。ソウタもそこそこ走れることが分かったし、本当に良いトレーニングになった。磐梯山、良いお山でした!

充実のハシゴ登山は事故なく怪我なく無事に終了。心地良い疲れを感じながら、裏磐梯方面へ向かうのでした。

まとめ

総距離;7.392km
累積標高:登りD+620m/下りD-621m
標高差:621m
山行:2時間45分/休憩29分合計:3時間14分

数値に関してはご覧の通り。コースタイムに対して73%(山行時間165min/CT225min)で歩けたという事実はとても自信になった。Runを織り交ぜた我が家にとっては新しいハイクスタイルへの挑戦。まだ準備段階だけど、これからも地道にトレーニングしていきます。

祝40歳

下山後、休暇村裏磐梯キャンプ場へ移動。夏に行った山形県の羽黒山キャンプ場と同じ休暇村の運営するキャンプ場。ここで1泊して、翌日に西吾妻山を登る予定。今回は福島の山をフルコースで満喫する計画なのだ。

山形〜夏のキャンプ旅2016(前編)

受付の人に「今日は、北アルプスに行く予定だったけど、場所を変更してこっちに来たんですという人が多いね。確か4組泊まってるよ。そっちはそんなに雨がすごいの?」って言われましたw。安達太良山でも会ったけど、同じく晴れを求めて北上した山屋さんが多い(笑)我々もそのうちの一人なんだけど、こっちに来て正解でしたね。

休暇村裏磐梯キャンプ場
サイト代(車乗り入れ不可サイトを利用):1030円/泊
施設利用料:大人410円/子供410円
※サイト代はJAF割引で10%OFF

設営に取り掛かろうとしたところ、蚊が半端なくて、長袖長ズボンなのに上からバンバン刺してくるw。久しぶりに帰ろうと思ったくらい、短時間でボッコボッコにノックアウトされた(涙)家族で利用しようと思ってたから、事前リサーチできて良かったんだけど、間違いなく奥様からはNGが出るだろうな。サイトの雰囲気は良いし、設備も綺麗だし、蚊の多さ以外は問題ないけど、第一印象って大事だよね。温泉から戻った後も、モスキート対策のため暑いけどレインウェアを羽織って完全武装(笑)

夕飯は山で食べる予定だった最近お気に入りの白米&佃煮、それと鍋焼きうどん。キャンプにしてはシンプルだけど、良いんです。寝るのが目的だからw

この日は僕の誕生日。ソウタと二人、セブンで買ったケーキを食べてお祝い(笑)家族に祝ってもらうのも良いけど、この日しか山に行けるチャンスがなかったので、我儘言って好きなことさせてもらいました。ついに大台に突入か…

さぁ、明日も歩くぞ〜!

西吾妻山編へ続く

西大顚から西吾妻山の素敵トレイルを歩く〜子供と日帰り登山(福島遠征ハイクその3)