安達太良山とくろがね小屋(後編)

安達太良山

2018.1.13~1.14、安達太良山とくろがね小屋で遊んできたお話。山頂アタック&宴会編です。前編はこちら

やっぱり山男

事前のやりとりで、登る気ゼロアピールが多かった割に、すんなり山頂アタックするんだから、みなさん、やっぱり山男。この天気だと、体が自然と動いちゃうから仕方ない。

アイゼンを装着し、準備を整えて、いざ乳首攻めw

いろんな意味でキラキラしてる。景色も心も。何もかもがサイコーなのであります。

シュプール。いつか自分で描いてみたい。未だ妄想段階。誰か背中を押して。あとお金もw

青空へ続く道。サイコーかよ

気持ち良くて、なかなか進まない。昨年末の谷川岳もサイコーだったけど、今日の安達太良もヤバイ。ここには「本当の空」があるからだろうか。

谷川岳で雪山始め~子供と日帰り雪山登山

峰の辻から乳首を望む。はやく踏みつけたい登りたい。

山の晴れは正義。なワンショット

おっきな歯ブラシ~とソウタ。エビの尻尾成長中。

まもなく稜線

言うことなし。

あと一歩。

安達太良山山頂にて(撮影:9bota氏)

厳冬期の安達太良山に登頂~!今回はかなりコンディションに恵まれたと思う。感謝感謝。

小学2年生にして、早くも乳首攻め(笑)いざw

1年半振りのチクビ、げっとー。おめでとう!よくがんばりました。コンディションが良かったとはいえ、この時期の安達太良山に普通に登れたのは、今までの経験というか、もっと厳しい山を歩いてるからで、毎年の成長を実感する。できれば今シーズン中に、雪の北アルプスも歩いてみたい。唐松岳か西穂独標を目標に。

安達太良山でスピードハイク〜子供と日帰り登山(福島遠征ハイクその1)

9botaさんを探せ!(レベル2)

真っ白な美しい風景を堪能し、下山開始。

恒例のエアボード下山

乳首直下から果敢に攻めるソウタ。逞しいというか、子供って純粋に楽しいかどうかで判断するから、怖さは後回しになるような。確かに急斜面ではあるけど、下まで滑ったらトレースに戻るし、親としても無謀な行為とは思わないので、どうぞ楽しんで~という感じ。

何事も楽しむ姿勢は大人も見習いたい。真剣に遊ぶっていいよね。

貪欲に滑走。ソウタにとって、雪山の楽しみの大半は滑って降りること。絶景の雪景色に心は動かされるとは思うけど、やっぱり滑るのが楽しいのかな。

下山途中、小さな子供が登ってくるなぁと思ってたら、ケータ君だった。逞しすぎて、小学生だというのを忘れることも多いけど(笑)、まだ子供なんだなと嬉しくなった。

新年会

小屋に戻って、乾杯!この日2つ目のピーク(頂)をゲット~

福島県子育てパスポート協賛

くろがね小屋は、福島県のファミたんカード、または他県の全国共通展開子育て支援パスポートを提示すれば、こどもの宿泊料金(2,780円)が無料になります(小学生以下が対象)。食事をした時は、食事料が必要になるけど、それでも有難い。こんなに居心地の良い素敵な小屋に、食事代だけで泊まれるなんて、再訪間違いなしでしょ。

※詳しくはHPでご確認ください。

東京都在住の方はこれね。くろがね小屋に限らず、全国に協賛店は多いようなのでもっと有効活用したいな。
子育て応援とうきょうパスポート

ケータ君も合流して、ソウタには、ここからが本番かな。小屋では2人だけでお風呂に入ったり、いつも以上に仲良しだったと思う。これも小屋泊の良いところ。

雪山の風物詩moka鍋
酒の肴

シイタケはultralight説(笑)

1泊2食なのに、なぜか鍋登場(笑)どうやら3食付きだったようですw。moka鍋最強!おつまみも充実していて、飲んで食べてしゃべっての楽しい時間。小屋いいねー

くろがね小屋の開放的な雰囲気が好き。こんな吹き抜けがあって、それぞれ個室に区切られてるんだけど、全体が見渡せるから、妙な一体感があるというか。初めての小屋だったけど、こういう場所なら、間違いなくリピートしちゃうなぁ。いつか家族全員で、雪の降る時期に温泉入りに来たいなぁって思う。

夕食は名物カレー。がっつり飲んで食べてるはずなのに、そっこうお代わりしていた…。カレーは飲み物です。

8名で1つ個室を割り当てられたので、部屋でも飲んでしゃべって、お風呂に入って。山小屋というか、普通に温泉街の旅館みたいな感じ。やっぱり温泉が付いてるって偉大。結局、3回もおかわりしちゃった。最高すぎる。ソウタもケータ君がいるので、手がかからなくなったし、お酒飲んでおしゃべりして、楽しかったなぁ。

*出来事メモ
・日本酒が結構なペースで空いていったが、焼酎が不人気だった(涙)次は日本酒!と誓う
・9botaさんが、持参した秘密兵器の枕を使わず、備え付けの枕で寝ていた
・寝相が悪いというケータ君。朝方みたら、噂通り布団から出ていた(笑)

だるまストーブの燃料が石炭だからなのか、温まった小屋は、朝方までさほど冷えず。毛布2枚あれば問題ないね。朝までぐっすりでした。

のんびり下山

朝食をがっつりと食べて、帰り支度。おいしゅうございました。居心地良すぎて、もう1泊したいところだけど、帰りましょう。

日曜は風が強く、歩きだしは完全防備でスタート。ダイヤモンドダスト?的な光景も。

ソウタとケータ君は遊びながら、埋もれながら、滑りながらの下山。ソリはボブスレー並みにスピードが出るので楽しそうだったなぁ。

無事にあだたら高原スキー場に下山。おつかれさまー

岳温泉&成駒

下山後は、岳の湯へ。大人350円・子供150円!ありがたやー。くろがね小屋で源泉に近い温泉に入ったから、ついつい比べてしまうけど、熱くて気持ち良いお湯でした。

3年振りの成駒。前回はソースかつ丼だったので、今回はカツカレー!安達太良カレーが何気に美味しいです。満腹。

フォレストパークあだたらCamp(裏磐梯遠征その3)

デザートに、くろがね焼き。「くろがね」三昧の山行を締めるにふさわしいエンディング。

安達太良山をイラストで表すと、やっぱりこうなるんだーという発見も。愛されてるんだね、チクビw

まとめ

初の山小屋泊。くろがね小屋は、雰囲気よし、食事よし、温泉よし!で、人気の理由がよーくわかりました。皆さんの溢れ出る煩悩もすごかったし、最高に贅沢で幸せな2日間を過ごせて、良い思い出になりました。毎年行きたいな~と思うのは僕だけじゃないはず。

みなさま、またご一緒しましょう。でも、次はテン泊でw

個人的には、2人のこんな姿が見れて良かった。おんぶはどうかと思うけどw。ケータ君はソウタにとってのお兄ちゃん。今まで以上に仲良しになれた気がする。同時に、ソウタが少しずつパパから離れていくような気もして、ちょっぴり寂しかったような…


アウトドア用グラスケースSOSO-G(ソソグ)

グラスを持ち歩く為に開発した無駄な遊び道具。グラスケースSOSO-Gがあれば、アウトドアでも美味しいグラスビールが飲めます。


8 件のコメント

  • >焼酎が不人気だった(涙)
    最近はいつも焼酎ばっかりだったので、ついつい日本酒に惹かれてしまいました。すいません。つぎは両方お願いします。ていうか、夜はもっと起きてられるようにがんばります。いい小屋でしたね。

    • 9botaさんが焼酎飲みだと思ってたので、一緒に減らせるかなと期待してたんですが
      日本酒に浮気してて、ショックでした(笑)

      まずは、飲める体制作りから。
      でも、激務なのでこればかりはしょうがないですね。
      次は眠くなる前に、一気飲みする勢いでやりましょうw

      素敵な小屋でした。

  • >焼酎が不人気だった(涙)
    いやいや、軽量化を考えると日本酒を飲んだほうが量的に減りが早いからです。あくまで軽量化を優先的に考えたからに違いありません(キリリ 日本酒ラブ。

    「今日、ピーク行きたい人いますかね」「無理しなくていいんじゃないですかね」「ここがピークです」的な流れだった気がするのに、みんなしっかり用意してましたねw 

    ほんと最高な新年会でした!何と言っても一泊三食モカ鍋付きは最高でした。こんな雪山なら病みつきになりますね。雪山テン泊とか考えられないなー(棒
    ナイスプランニングありがとうございましたー。

    • こはなのさん

      なるほど。軽量化の波は、お酒にまで波及していたんですね。
      煩悩会のエースは、日本酒でしたか!

      山小屋を山頂とする 的な発言もありましたが
      まったくそんな素振りも見せずに、普通に準備してましたねw
      あそこで登らない、ある意味で強い意志を持ちたいです。

      最高でしたね。
      また行きたいけど、その最高を味わうために、一旦テン泊で過酷系やりましょう。

  • ナイスな企画ありがとうございました!
    毎年新年会は、ここにしますか。なべを担いでw

    次のテン泊は、どこにしましょうかね〜

    • mokaさん

      楽しかったですね~
      宴会含めると、山の魅力は増しますね。

      テン泊、どこいきましょうか
      西穂山荘が候補ですが、どこは良さそうなとこあるかなー

  • のんびりまったり、良い新年会でしたね^^

    くろがね小屋、良い小屋でした。
    が、ここを基準にしてしまうと他の小屋に泊まった時軽くショックを受けるかもしれませんよ(笑
    あっ、u10家はテン泊メインだからいらぬ心配ですね(^^;

    子供達、仲良く遊んで?ましたね~
    確かに今回の山行でだいぶ仲が深まったように思えます。
    ケータにとってソウタ君は弟のような存在、思いっきり甘えちゃっていいんです^^
    卒業前にもう一度お願いしたいです!

    • 忠太さん

      最高でしたね。
      そして、くろがね小屋のレベルはやはり高いですか。
      今年は何回か小屋泊も検討しているので、肝に銘じておきます。
      たしかに、お風呂もあって、あれほど居心地の良い場所も少ないでしょうね…

      甘えまくりでしたね。普段、弟にあれこれやってあげることが多いので
      こういう時に目一杯わがまま言ってる気もしますw
      エスカレートしなきゃいいけど(笑)

      もう1回いきましょう!盛大な卒業ハイクを!

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    ABOUT US

    u10
    1976年生。30半ばまで山とは無縁の人間が、子供と一緒に山歩きできたら子育てにも良さそうだし、楽しいだろうなぁという単純な考えで始め、そのまま山にどっぷりとハマってしまう。趣味で始めたミシンも小さいながらもブランドとして立ち上がり、我が家の子供達はパパが作った道具を身に着けてアウトドア活動に励む日々。そんな40代パパが、子供達(三兄弟)と一緒に山で遊んだり、キャンプをしたりと、外遊びの記憶をブログに綴っていきます。