バックパック風ランドセルカバー/asobitogear

asobitogear

以前作ったランドセルカバーをアップデート。作りながら、いろいろ閃いて、面白いランドセルカバーができたと思います。

バックパック風

ランドセルカバーの蓋に拡張の可能性を感じた僕は、病気かもしれないw。アウトドアの視点が加わったイケテルカバーになったと思ってますが、どうでしょうか。まずは、過去に制作したランドセルカバーについて振り返り。

以前製作したランドセルカバー1号

生地にナイロンタフタを使い、防風性や撥水性があり、役割としては間違えていなかったと思います。ただ、ランドセルの上蓋に金属のリベットが2つあり、それが生地と擦れて、破れてきました。生地の薄さが原因ですね。この部分を裏から補強するのも良いけど、以前仕入れた生地で、頑丈なコーデュラナイロンがあるので、それを使うことにします。

アウトドア素材でランドセルカバーを作る/asobitogear

丈夫な素材コーデュラ

コーデュラ®とは、ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、インビスタ社の登録商標。高機能の衣服、用具、ワークウェアに使われる「丈夫な素材」。現在ではさらに耐久性が必要とされる衣服や用具から日常着にいたるまで様々な製品に使用されている。

fashion-press.net

今や、説明不要の人気素材ですね。アウトドアに限らず、鞄などでよく目にします。

以前購入していたのは1000デニールのデジタルウッドランドカモ柄で、右からグリーン・グレー・ブラウンの三種類。本当は、ASOBI-POCKETのボディに使うつもりで仕入れたんですが、想像以上に厚手なので、縫うのも大変で断念。500デニールなら問題なかったでしょうね。

というわけで、浮いてしまった素材なので、何かに活用できないか。この厚さと頑丈さは、ランドセルカバーに最適ではないか。撥水加工されているから多少の水は弾くし、そもそもの役割は「保護」なので、申し分ない素材。破れる心配もないでしょう。

今回は、ロゴも入れて、縁を黒のグログランテープでパイピング。縫製が甘い部分も多いけど、これまでのミシン経験は少し活きているかな。と思いたいw。点数はまだ50~60くらい。

完成したカバーをソウタのランドセルに装着しているとき、ふと閃いたんです。

ループ付けて、バンジーコードを付けたら、ジャンパーなどを括りつけられるのでは?

物は試し。さっそくやってみました。ループを左右計4つ付けて、ショックコードをセット。家に余っていたコードなので、ちょいと短め。

悪くない(笑)ウインドブレーカーを括りつけてみると、カモ柄と相まってバックパック感が半端ないですw

特にジャンパーは、行きは着るけど、帰りは着ないで手に持って帰ってくることが多い子も多いようで、うちもそうだよとインスタで共感してくれる方もいました。パーカやウインドブレーカーなどの上着を羽織ったりすることも多いし、そういう時に写真のように収納できたら、悪くないよね。両手が自由なのは良いことだし。

必要のないときは、コード自体を外せばいいし、もうちょっと重いものを括りつけるなら、強力なゴムやロープに差し替えればいいし。そこは使う側で自由に変えれば良い。効果的なのは、リフレクティブコード。反射性のある紐にすれば、結構目立つと思うんだ。安全面でも効果的なはず。

改善点

コードを強く締めると、ループ部分が内側に寄ってしまう。写真だと右上ループがまさにその状態
荷物の落下が気になる。今のループ数と配置だと、落ちやすい

生地が寄るのは、裏側のゴムを本体より気持ち短くしてあげれば、表と裏でバランス取れると思う。落下対策は、下側にもループを配置すれば、落ちにくくなるはず。上履きや折り畳み傘がいけたら、より便利になるので。

ランドセルカバーも、意外と面白い。asobitogearのコンセプトに合致するような、面白いアイテムにアップデートできたと思います。

嬉しいことに欲しいと言ってくださる方もいるようで、準備ができ次第、販売します。今回作ったスタンダードなタイプと、もう1つ、ハーフカバータイプもただいま準備中です。今月の受注案内と合わせて、改めてお知らせします。

*2019年、ランドセルカバーをアップデート!ポケット付きでさらに便利に!