初めて尽くしの高尾山歩き

2015.6.28、初めての高尾山で、ゲンタは初めての山登り。初めて尽くしのゆる〜い山歩きを楽しんできました。

初高尾

日曜は雨予報から一転、暑い一日だった。自宅でのんびり過ごすのも良かったんだけど、せっかくの良いお天気。家族みんなで山でも歩きたいね〜なんて話をしていた。ゲンタの山歩き練習もしたかったので自宅から近くて、ゲンタでも歩けるだろう易しいコースがある高尾山に行くことに。僕は初めての高尾。混雑のイメージしかなくて足が向かなかったんだよね。でも一度くらいは行ってみたいような。怖いもの見たさってやつ?

8時過ぎに高尾山口駅の駐車場に到着。準備中、元気いっぱいのソウタ・ゲンタを横目に、三男ユウタがなんだか熱っぽい。検温してみるとなんと38度を超えていましたww。歩かないとはいえ、炎天下でずーっと抱っこされていてはキツイでしょう。よってファミリーハイクは中止!(笑)車山に続き、またしても中止。まぁ、いいですよ。次があるからさ…(涙)

山モードに突入しているソウタとゲンタ。せっかく歩く準備をしたのでこのままでは終われない!一旦帰宅して、ママとユウタを置いて、電車に乗って高尾山口駅を目指す。清滝駅前にあったムササビの銅像を前にして、ムササビの真似〜。な〜んて遊んでいたら、けいすけさんとバッタリw

今回はゲンタ(3歳)の山歩きがテーマなので、ケーブルカー(往復)を利用して一番易しいコースである一号路をピストン。ソウタにはかなり物足りないけど我慢してもらって、三人で楽しく歩く予定。

清滝駅前のベンチでランチしてからケーブルカーに乗車。

ケーブルカー高尾山駅からの眺め。もうこれで十分かな(笑)なんて思ったりしてね。さて、ゲンタがどこまで歩けるだろうか…。普段の彼の行動を見ていると歩くことが大変なことだとわかっていたけど、やっぱり大変だった。

何故かサル園のサルがみたいと泣き出したので、なだめるのに必死でしたw。今日の目的は山頂まで歩くこと。サルは次に来た時に観ようねと約束して納得してくれました。(しょっぱなから僕の心が折られたかも)

歩き始め、さすがにこの時点では問題なし。

ゲンタも山っぽい格好で。高尾の一号路ではこの手の格好は浮いていた。みんなジーパン・スニーカーとか、そんな感じだもんw

順調に歩くも、20分も経たずもう疲れたといって半べそかくゲンタ。なんとか違うことに意識をそらそうと、探し物ゲームをやることにした。道に落ちている木の実などを10個集めよう!と言ったら、夢中になって探している。そのまま20分くらい普通に歩いたね。なんとかクリア~

ソウタのふとした一言に笑ってしまいました。「パパ〜、土の道はいつ出てくるの。山の道はいつ始まるの?」

今までこういうところ歩いたことがないからね。山に行くと言ってたのに山はどこ?的な感じでした。次は6号路や稲荷山コースを歩かせてみたいな

ゲンタに付き合ってるソウタも天狗とか色々みながら、それなりに楽しんでいたようです。

山頂手前で、またしてもゲンタの電池切れ。次は、何に見えるかな?ゲームをやることに。木の枝や葉っぱなど、なんでも良いので何に見えるかを言い合うゲームですw。恐竜の尻尾〜とか、鹿の角〜とか、楽しそうに答えてくれました。これも、なんとかクリアw

そして山頂に到着!大変だと理解してきたけど予想通りだったなぁ(笑)ソウタと歩き始めた頃に味わった感覚でした。日陰でおやつタイム。

山頂まで歩いたということで記念撮影。近代的な山頂標識。最近、山頂もコンクリート化されたと聞いてたけど、すごいなぁ。もはや小高い丘にある綺麗な公園。

人が多くて写真を取るのも一苦労(汗)お姉さんの後ろ姿も入っちゃうよねw(ナイス、タイツ!w)

この日は暑かった。。でも気持ちよく歩けました。

実際に来てみて高尾山の人気ぶりを実感。ここは公園だw。

お昼を過ぎてもまだまだ登ってくる登山者?観光客?

山頂でお菓子を食べて写真を撮ってジュースを飲んで下山。

登りほど電池切れになる回数は減ったけど、それでもお菓子休憩を何度も取りました。本人も頑張る!とは言ってるので、気持ちの面で前向きなのは良かったかな。

最後にタコさんを触ってゴール。

ケーブルカー待ちの間、遊具で遊ぶ二人。こっちのほうが楽しそうにみえるが(笑)

最後に清滝の駅前でご褒美のかき氷を食べて終了。電車に乗って家まで帰りました。お疲れ様でした。

※ゲンタ、帰宅後に水疱瘡発症。ソウタが感染してからきっちり2週間でした。しばらく幼稚園に行けないね。

総括

今回のルートは距離にして4kmくらいと短く、標高差も110m程度だけど、抱っこすることなく初めて自分の足で全部歩いた。そして初ピークハント。すごいなぁって褒めてあげたら、ゲンタはとても喜んでいたね。

「ぼく、疲れて嫌だと言ったけど最後まで頑張った。頂上まで言ったよ」

地道だけど、こういう成功体験を積み重ねていくのが何より大事だなと改めて思う。ソウタも最初の一年は本当に地道な山歩きをしていたからね。それぞれ個性があるからお兄ちゃんと同じくらいのレベルになる必要はないので、ゲンタの歩ける範囲で自信と経験を積ませていこうと思います。こう考えるとソウタの体力と気力は特別に思えてきたw

怒らない、怒鳴らない

子供と山を歩く時に気をつけていること。特に幼児との山歩きは、親の忍耐力が問われている気がする(笑)パパも良い勉強になった。精神的に疲れたけどねw

今回のトホホ

足りるだろうと思って、お金をあまり持って行かず、山バッジ(2人分)を買えなかったw。

パパ「お金が足りなくてかき氷を食べたら山バッジ買えないなぁ」
ソウタ「じゃ、ソウタはかき氷いらない。バッジ買う」

涙が出そうになった。次から、たくさんお金持っていくね。