洗わない、拭くだけの上履き入れを作りました。
素材を置き換える
3月末から、幼稚園の入園グッズ、小学校の入学グッズの制作に追われてました。いつも作りながら思うんだけど、「これを別の素材で作ったら面白いかも・・・」って。さすがにお弁当袋を、パリパリのX-Pacで作りませんけど(笑)、今使われている素材を、アウトドアで使われている高機能素材に置き換えたら、より便利に、より長く使える道具に変わるのでは?と思うんです。
例えば、プールバッグとして作ったPOOL-TOTEは、防水性が高く、軽量で耐久性のあるX-Pac生地を。ランドセルカバーのBPcoverは、頑丈なコーデュラナイロンを使い、バックパック風に荷物を括りつけやすいようにループを付けたり。
どれも世に出ている姿形の道具だけど、使う素材を換えただけ。今回の上履き入れも、同じです。
洗わない、拭くだけの上履き入れ
市販されている上履き入れは、定番のコットンや、厚手のキルト素材や丈夫なキャンバス地、デニムなど様々。そんな中、asobitogearは、HDPE(高密度ポリエチレン) Gridstopを使うというニッチな戦略(笑)でも、これ良いですよ。
HDPE Gridstopは、多少の汚れなら、軽く拭くだけで綺麗になる。外靴を入れてるわけじゃないから、そこまで汚れるとは考えにくいし(川に落ちたとか、水たまりに落としたという話なら別だけど)、持ち帰ったら、目に見える汚れた部分をさっと水拭きする程度で良いのではないだろうか。だから、洗わない、拭くだけの上履き入れ。
ただ、トイレに行ってるので、目に見えない汚れ(菌のたぐい)は気になるところ。その場合は、除菌シートで拭いたりすればいいのかな。個人的には、水拭きで問題ないと思うけど、洗わない事自体がNGの人もいるでしょう。
僕個人としては以下2点でメリットを感じてます。
- できれば同じものを長く(6年)使いたい
- 洗う手間が省ける
6年使えるかどうかは、今の時点では不明。我が家も今年から使い始めたばかりなので、結果が出るのは6年後w。ただ、素材の持つ能力や、過去の経験から、問題ないと思ってる。なにより、こういうキワモノな上履き入れがあっても良いかなって。もしかしたら、アウトドア山好きクラスタの人の琴線に触れるかもしれないので、一応販売します。在庫生地のみなので、数点だけ。詳しくは、asobitogearのブログ でお知らせしまーす。
サイズ
横:約20cm
縦:約28cm
マチ:約5cm
チェーンスパイクも入る
チェーンスパイクを入れたりして、兼用するもよし。ビール数本入れて、ピクニックに行くもよし。子供の名前が付いてるけど、そんなの関係なしw。山で落とし物をしても名前があれば、きっと見つかるはず。むしろ、お名前ラベルには僕のフルネームを書きたいくらい(笑)
School Label
改めて思うのは、学校生活で使う道具には、アウトドアで使っている高機能素材が向いているということ。もちろん、全部が全部ではないけど、軽さ、頑丈さ、まだまだ置き換えることのできるアイテムはたくさんあると思う。asobitogear は、今後も、この視点で、学校の道具作りを続けていきます。このシリーズは、「School Label」と名付けることにしました。
楽しみは尽きません。
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