PrimaLoft(プリマロフト)を購入したので、ブランケットを作ってみた。
プリマロフト
まず、プリマロフトって何もの?という方も多いはず。
プリマロフト®は、アメリカ国軍の要請を受けたALBANY社が開発した、羽毛に代わる画期的な超微細マイクロファイバー素材です。プリマロフト®は羽毛のように軽くて暖かい保温性と柔軟性を発揮するだけではなく、羽毛にはない撥水性も発揮。それまでにはない画期的な機能性(断熱・防寒テクノロジー)と、どんな環境でも使える高い実用性を兼ね備えた画期的な人工羽毛として誕生しました。(※HPより引用) 米国陸軍・海軍の寒冷地用防寒着に採用されていたプリマロフト®は、「保温性」、「軽量性」、「撥水性」、「柔軟性」、「通気性」、「収納性」が高く評価され、高級グースダウンの代替素材として、ダウンジャケット・寝袋・寝具・枕などさまざまな分野に広がりました。
という素材。様々なアウトドアメーカーがインサレーションで採用していて、よく見かけるようになりましたね。僕もプリマロフトが使われたジャケットを着てます。
モンテインのファイヤーボールスモックというプリマロフトを使ったジャケットで、結構あたたかい。水濡れに強いのでダウンのように濡れて保温力が下がることもないし。テン場について汗のかかない状況ではダウンを着るけど、行動中のちょっと寒いな?という時に活躍する。
−5度程度までならダウンを持たずにプロマロフトのジャケットで過ごしてます。保温着として、時には強風下のアウターとして活躍しているわけです。(ファイヤーボールスモックは廃盤?VERSOという名前でパワーアップしてますね)
ソウタもノースフェイスから出ているプリマロフトパンツを愛用。ダウンほどではないけど、寝る時や朝晩の冷える時に身に付けています。今や父子テン泊ハイクのマストアイテム!
※プリマロフトを使った子供用パンツについての過去レポです。
→The NorthFace PrimaLoft Pants Kids
そんな素晴らしい素材であるプリマロフトを、既製品ではなく、素材で購入しちゃった。しかも、いくつかあるプリマロフトの中で最上位モデルのプリマロフトゴールド。よく使われてるのは、PrimaLoft sportやsilverが多いのかな。ゴールドですからねー、テンション上がる。
以前からアレコレ作りたいという構想はあったけど、いつも優先順位は後ろの方。そろそろ着手したいなと思っていたので、思い切ってアメリカから仕入れたのだ。
一見するとただの綿(笑)。でも侮るなかれ、触るとほんわか暖かいのだ。外の生地はRipstopナイロンのHyperDというもの。こだわってPertex Quantumを採用しようかと思ったけど、売るわけじゃないし…。これはこれで良い生地みたいだし。
で、さっそく縫ってみたわけですが、これがまた苦労の連続(汗
HyperD+プリマロフトゴールド+HyperDを重ね合わせて縫うわけですが、生地がつっちゃって。押さえに問題があるみたいで、ナイロン生地とかで使うテフロン押さえを購入しました。結果はいかに・・・
ダメでした〜(涙)もうね、何度も縫って解いての繰り返しだから、生地もキリトリ線状態に(笑)ミシン始めて一番ツラいと思ったw
試行錯誤の末、糸調子を緩めて、生地を引っ張り気味に縫うことでなんとか解決。いや、解決したように思ってるだけかもしれないけど、とりあえず最初ほど生地がつることなく、許せる範囲になったということ。
ミシンと格闘すること○時間。なんとか完成
あんまり見せたくないけど、恥ずかしさを糧にスキルアップしたいから写真UPしちゃうw
素材l:PrimaLoft gold×HyperD
サイズ:100cm×70cm
重量:126g
モンベルのダウンブランケットSとほぼ同じサイズになります。自分のはドローコードもスナップボタンも付けてないです。4700円+税で販売されてますが、それより安く作れてるのでちょっとホッとしましたw
もちろん値段だけを単純比較しても意味はないし、ダウンをプリマロフトにしたことで、利用方法次第ではメリットになる部分もあるから全然OKなんですけどね。
さっそくオーソドックスな膝かけとして使ってみました。うん、プリマロフトゴールド、暖かい!
次はプリマロフトのテントシューズ。ハードルは高いけど、パンツも作りたいな。しばらくはミシンとの格闘が続きそうな予感。頑張ります。
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