パッキングリスト:父子雪山テント泊編

パッキング

父子で行く雪山テント泊のパッキングリスト。
雪山は荷物が多くなり、そして重くなります…

ザックを新調

雪山テント泊。夏のテント泊と違い、格段に荷物が増えます。
シュラフが重くなったりウェアが増えたり、マットが2枚になったり・・・持っていく道具自体は無雪期とあまり変わらないけど、重量は増える。さらに、アイゼンやピッケル、スノーショベルなど雪山道具が増える。単純にこれだけで4kg近くあります。2人分なので仕方ないんですけどw

今までのテント泊(無雪期)では、2人分の荷物を食料飲料込みで10〜11kg程度に抑えることができていました。ザックも40リットル(KS40)+マット外付けで、2人分と考えれば十分軽量コンパクトな部類に入るのかなと。子連れULハイカー見習いってことでw
しかし冬の雪山装備では、手持ちのザックでは重量的に限界です。推奨荷重が10kgですからね。。
パッキングリストにまとめましたが、雪山テン泊装備はどうしても総重量が18kg前後になってしまうので、ザックを新調することにしました。

グラナイトギアレパードAC58
グラナイトギアのレパードAC58
58リットル、18kgまで担ぐことができます。

年末の三条の湯ハイクで試しに担いでみました。雪もなくKS40でもパッキングできたのですが、パッキング具合や背負い心地などを検証したかったのであえてこちらを。
背負った結果、ザック自体には何の不満もないのですが・・・ザックが大きくなるとパッキングも甘くなり、何故か荷物も増えてしまう気がします(笑)やはり小さい方が、工夫してパッキングもするし、無駄な道具も持たなくなるような気がします。個人的な感想ですがw

グラナイトギアのザックは冬専用と割り切って、それ以外は出来るだけKS40で行きたいなとw

 

以下、雪山テント泊を想定したパッキングリストです。
厳冬期、外気温マイナス20度でなんとかなるかなぁ(我が家基準)という装備です。

Pack 重量 数量 合計(g)
Pack Granite Gear Leopard AC 58 1,400 1 1,400
1,400
Tent & Sleeping 数量 合計(g)
テント montbell ステラリッジ3 1,840 1 1,840
ペグ・ガイロープ他 easton 30inch 30 5 150
easton 12inch 19 5 95
グランドシート AWB 300 1 300
シュラフ NANGA POLISHBAG 600DX 1,000 2 2,000
isuka コンプレッションバッグ 151 1 151
シュラフカバー sol escape bivvy 235 1 235
sol エマージェンシーシート 80 1 80
マット Locusgear ヒプノスマット 270 1 270
プロモンテ エアーマット180 545 1 545
nemo zor M 378 1 378
枕兼座布団 Klymit cush 91 1 91
背面パッド 33 1 33
6,168
Cooking 数量 合計(g)
ストーブ Olicamp kinetic ultra titanium stove 49 1 49
ガス缶 primus ウルトラガス220 375 1 375
ガス缶カバー montbell 45 1 45
クッカー wanderlust equipment グリースポット&コジー 116 1 116
trangia ミニトランギア 320 1 320
バーナーシート カーボンフェルト(25cm*24cm) 27 1 27
カップ GSI ネスティングマグ+リッド 68 1 68
wild folding a cup small 24 1 24
montbell 野箸 27 1 27
ライター bic ミニライター 21 1 21
ファイヤースターター 16 1 16
1,088
Lighting 数量 合計(g)
ヘッデン petzl ティキナ2 80 1 80
ハンドライト gentos 104 1 104
ランタン solar puff ソーラーランタン 84 1 84
268
Clothing 数量 合計(g)
着替え予備 予備ソックス、手袋等 200 1 200
montane フェザーライトスパッツ 132 1 132
滞在着 marmot 800fillダウン 610 1 610
The North Face primaloft pants 140 1 140
montbell ダウンネージュパーカ 250 1 250
myog primaloft ソックスS 42 1 42
myog primaloft blanket 126 1 126
1,500
Other 数量 合計(g)
ポケットティッシュ 10 3 30
ウェットティッシュ 25 2 50
救急セット 絆創膏、ガーゼ、テープ 30 1 30
歯ブラシセット 10 2 20
キジ撃ちセット 57 1 57
ハクキンカイロ 79 2 158
ベンジン 40 1 40
バッテリー anker 286 1 286
iPhone充電ケーブル 17 1 17
スノーショベル Black Diamond トランスファー3 650 1 650
スリング+カラビナ スリング80cm、60cm、カラビナ 162 1 162
アイゼン カジタックス 12本爪 766 1 766
Black Diamond コンタクトストラップ 800 1 800
ピッケル petzl スノーウォーカー 438 1 438
Black Diamond レイブンウィズグリップ 505 1 505
ヒップソリ 300 1 300
4,309
ベースウエイト 14,733

 

雪山道具

これだけで約3.6kgもありますね…(汗
アイゼン、ピッケルは最初から装着していれば背負う重量も減りますが、担ぐことを前提としました。自分とソウタの2人分になるので、そりゃ重くなるわけです。
スリング+カラビナは危ない場面で簡易ハーネスにしてソウタを確保できるように。お守りとして。
スノーショベルは、雪が多ければテン場を整地する必要があるため。整地済みの良い場所が取れたら良いですけどねw。重さもあるし、ちょっと迷ってしまう道具かも…

 

就寝関連

テントは安心安全の4シーズンテント、モンベルステラリッジで。子連れなので保守的ですいません(笑)ソロなら迷わずLocusgearのカフラシルです。雪山でフロアレスのシングルウォールはソウタがもうちょっと慣れてからにしたいと思いますw。

マットはソウタが2枚(クローズドセル+インフレータブル)、自分はインフレータブル1枚だけ。
シュラフは共にNANGAの600DX、それにSOLのシュラフカバーをかけます。

断熱層は多ければ多いほど良いと聞きました。
下から、グランドシート > テントフロア > SOLエマージェンシーシート > マット > マット > シュラフカバー > シュラフという順。マットの下にエマージェンシーシートを入れてみることにします。

就寝時のウェアは、パタゴニアのキャプリーン3を上下、フリースとダウンを着て。下はプリマロフトパンツMYOG:プリマロフトブーティーを履いて。さらにハクキンカイロを足元に入れます。

2月の八ヶ岳だと、朝はマイナス20度に達することもあるので、就寝装備はしっかりしたい。これでも寒くて眠れないと言われたら、その時は小屋に泊まります。お金もしっかり持っていかなきゃいけないねw

 

調理関係

火器はアルコールストーブではなくガスバーナー。雪を融かして水を作ることも想定しているので。
クッカーは炊飯と調理用で2個。寒いのでご飯炊いて熱々の鍋をつつく感じでしょうね。なんとなく想像できます(笑)

リストに入ってないですが、サーモスの山専ボトルは900mlと500mlの2本持ち。
お湯を持参して、調理にすぐ使えるように。また、寝る時にお湯を沸かしてボトルに入れておけば凍結防止にもなります。500mlには、温かいミルクティーを入れて行動中に飲めるように。

 

上記の装備に一泊分の食料と水を加えて、総重量が18kgを超えるくらいです。
そもそも2人分ということもありますが・・・普段より圧倒的に重くなります…(汗

実際にこれらを担いでテント泊するのは、来月の八ヶ岳になるのかな。
不安もあるけど、、、楽しみでもあります(^^