久々のMyog(Make your own gear)ネタ。シルナイロンでソロタープを作りました。
タープ作り
今年掲げた目標の1つに「シルナイロンでソロ用タープを作る」というのがありました。3人目が生まれ…ソロで出かけるなんて無理だったので中々着手しなかったのですが、今週末にソロで出撃できる山行許可をいただいたので、それに間に合わせる為に一気に仕上げました。
海外から購入も検討しましたが、タープの色にこだわりたかったのでアウトドアマテリアルマート(OMM)さんにてファブリックを購入。
左から、エレクトリックブルーのシルナイロン、XPacイエロー、ダイニーマブラック。ソロ幕(Rab superlight Bivy)に合わせたかったので、この色にしました。念のため言っておきますが、ブルーシートではありませんので(笑)
※XPacのイエローは別用途で購入。今回のタープでは使用しません
今回作ったタープの概要は以下になります。
カラー:エレクトリックブルー
サイズ:5’×9’(約150cm×約270cm)
収納サイズ:10cm×23cm
本体重量:246g
総重量:255g ※スタッフサック込
タイアウトループ:計14箇所
糸は30番のブラックを使用。ループ部分の補強には奮発してダイニーマ X グリッドストップ。ループはグログランテープ12.5mmを使用し、四隅だけラインロックを付けました。
★記録のため諸費用も記載しておきます
ダイニーマ:1,000円
グログランテープ他:1,000円
計:6,500円
参考までに、LocusGearさんで販売されているTarp X Solo Sil は7,500円(2014年11月10日現在)で購入できますので、既製品を買われた方がお得かもしれません。3色選べますし、色にこだわらなければ断然こちらかと。そういえば、カスタムオーダーもできたような…
作業スタート
まずはループ部分。ダイニーマとグログランテープを準備して補強パーツを縫います。
三角形を12個、菱形を1個、小さな長方形を1個。計14個
そして、いよいよ本体に取り掛かります。
シルナイロンが滑る…..。意外と難しいですw。縫製の本職の方からマステや半紙などを使うと良いよとアドバイスをいただきました。なるほど、マステは常備しておこうかな。
*2016.1.7追記
テフロン押さえが有効でした。1000番くらいの紙ヤスリを使うのも良いそうです
格闘しながらも徐々にコツを掴んできて、作業から4時間ほどでなんとか完成しました。
満足のいくタープができました。かなり嬉しい!
細部をみていきましょう。
四隅のループ部分。それっぽく見えますよね?個人的には満足しています(笑)
ラインロックを逆向きに付けてしまいました(汗)まぁ、実用上問題ないのでこのまま…
長辺・短辺もダイニーマで補強してループを取り付けています。
このループはタープのど真ん中の表側。ガイラインで引っ張る用です。これがあると張り方のバリエーションも増えますよね。裏側にもライトなどが吊るせるようにループを付けています。
最後にスタッフサックを作って完成!丸底の巾着を縫うのに難儀しましたが、何度か作れば慣れると思う….
早く張りたくてしょうがないのですが、今週末まで我慢したいと思います。
今回は去年作ったTyvekタープよりも余裕を持って作れたし、補強もダイニーマを使っているので強度の問題も大丈夫そうです(たぶんw)。シルナイロンにも慣れてきたので、他にも色々作ってみたくなりました。来年はソロ用のシェルターかな。とりあえず、次はX-Pacを使って、ペグケース・お財布・アイゼンケースを作りたいと思います。
MYOGタープ使用レポ
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