山の天気って気になりますよね
情報収集
できることなら晴れた日に青空の下、山を歩きたい(走りたい)。荒れた天候で山に入って遭難したくない、事故を起こしたくない。誰もが考えることだと思う。そのために、山屋さんは天気予報のチェックを欠かさないと思います。我が家は子連れなので、天候の良し悪しはかなり重要です。
いつも山行前に必ずチェックしている天気予報ツール(サイト)をまとめてみました。あくまで個人的な視点ですが、他にもこれおすすめだよ!というのがあれば、教えてくださいね。
ヤマテン
もはや説明不要。山屋さんの中でも、利用者が多く、(自分基準で圧倒的に信頼している)有料予報サイト「ヤマテン」。利用し始めたのが2年前になりますか。これを利用してからの数々の山行は、本当に素晴らしいものばかり。荒れ模様の時には歩かない、または晴れそうな別の山域に変更する。単にそれだけのことなんだけど、歩かない選択ができるようになったのは、ヤマテンのおかげかなーと思ってます。無理をしなくなったということですね。
山単位で個別に風速と気温、どんな天気なのかというコメントを出してくれる(日本の全山ではなく現時点ではメジャーな山が中心)、大荒れ情報や週末のおすすめ山域、連休期間の長期予報があるのも嬉しいです。特に冬季は低体温やホワイトアウトなどが起こり得るので、気温・風速や注意事項などを細かな情報を提供してくれるヤマテンはとても助かっています。
もちろん予報ですから、100%的中というわけにはいかないし、あまりに信頼しすぎて、実はそこまで荒れなかった。なんてこともあります。この予報を絶対として慎重になりすぎるのも良くないなぁと思う時もあるけど、逆に我が家には丁度良いのかなと割り切って、参考にしてます。
GPV 気象予報
ヤマテンと同時に確認しているのがこちら。特に見ているのは雨量・雲量の広域予測(264時間)。ヤマテンでも、高層天気図というものがあり、雨雲の流れ予測を確認することができるけど、こちらも詳しく見ることができるので、チェックしています。最近、有料化しましたね。
SCW、より詳細に確認できますね(2017.8.4追記)
気象予報士Kasayanのお天気放談
http://blog.livedoor.jp/kasayan77/
そして、もう1つ。ヤマテンやGPVと同じ重要度でチェックしているのが、こちらのブログ。長野にお住いの気象予報士がかなり詳しく解説してくれています。例えば、4月末の会津駒ヶ岳を中止した土曜日の天気図については、過去に白馬で6名が遭難した天気図に似ている(寒冷渦)と解説されていて、天気の急変が考えらるというもの。会津駒ヶ岳で、まさにその通りの状況になったわけでして、午前中まで晴れて問題なかったのが、午後から一気に荒れ模様に。僕はヤマテンとkasayanさんの予報を見て、中止の判断をしたわけですが、結果的にはそれで大正解でした。
→その時の記事はこちら
そんなこともあって、さらに信頼度が増したというか、山行前のチェックは欠かせません。
てんきとくらす
http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/ka_type.html?type=15
個人的には、重要度は低く、念のため確認する程度です。有料プランがあるのかな?利用したことがないのでなんとも言えませんが、上記3サイトから得た情報をベースにしつつ、「登山指数」だけを確認してます。最後に、自分自身に安心感を与えるツールだと思ってますw
他にも気象庁の天気予報、yahooの天気予報、tenki.jpの予報など、複数の予報は見てますが、あくまで山の予報ではなく、都市部の予報。下界と山では、天気が違うことが多いです。
山行計画のある週の前半に、まずはGPVで雨雲の動きをチェックしつつ、平地の天気予報を確認。この段階で晴れならいいけど、微妙な場合は、好転することを祈る毎日(笑)ヤマテンは前日17時頃に翌日翌々日分の最新予報が届くので、木曜夕方に土曜日の予報をチェックして、問題がないか検討し、kasayanさんの解説を見にいき、より細かく情報収集。金曜の夕方にヤマテンから土日予報が出るので、それを見てから最終判断。念のためてんくらで登山指数をチェックして、安心感を得てからw、決定。自宅に戻り、パッキングをして出発。という感じです。
計画した山に計画通り登れるというのは、なかなか難しいことだけど、無理に強行せず、心に余裕を持って山と向き合えるので、天気のことをしっかり考えるのは、子連れだからという訳でなくて、登山においては大切な事の1つなんだと思います。
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