コング リーフ KONG LEEF/子供の登山ヘルメット

子供の登山道具

子供の登山ヘルメットのご紹介
選んだ基準は、ズバリ重量のみw。

軽量ヘルメット

案外、ヘルメットを被り続ける時間って、そこまで長くない=ザックに括りつけてる時間の方が長い。というのが僕の個人的な見解。穂高の最難関ルートを縦走するなら別だけど、そんな機会が訪れるのは間違いなく何十年後w。いや、もしかしたら訪れないかもしれない(笑)

僕らがこれから登るかもしれない槍ヶ岳や奥穂高岳、赤岳など。さすがに登山口のスタート地点からずっ〜と装着するものではない。ザックに括りつけ、アタック時にヘルメットを装着する感じ。ならば、軽さで選んで良いかな。という結論(あくまで個人的見解ね)

早速、各メーカーが出している200g台の軽量モデルを比較してみる。
できることなら、200g台前半の軽いものを選びたいな。

  • ブラックダイヤモンド ベクター 230g〜240g
  • ペツル メテオ 220g
  • ペツル シロッコ 165g
  • モンベル アルパインヘルメット 225g
  • ワイルドカントリー フォーカス 230g
  • KONG Leef 210g
  • サレワ(Salewa) Vayu 245g
  • マムート ROCK RIDER 250g
  • グリベル AIR TECH Helmet 290g

世界的なメーカーが出しているものだから、素材や強度の差って、あまりないだろうね。国際山岳連盟のUIAA規格とヨーロッパ規格(EN12492)のどちらにも適合しているのがほとんど。だから数字だけ見て、より軽いものを(笑)それと、「子供用」も除外。確かに子供用はサイズも小さく頭に合うものが多いのはわかるんだけど、軽量モデルが少ないのでね(^^;;。

実際、店舗で大人用のヘルメットをいくつかのメーカーで被らせてみたところ、ダイヤル式アジャスターでかなりサイズ調整が効いたので、大人用でも問題なくフィットした。首のベルトも顔の大きさに合わせて長さを調整すれば、ほぼグラつくこともなく。
ヘルメットはあくまで頭部保護が目的。多少の誤差は気にしないw。

 


サイズ調整の部分が写真のようなラチェットタイプ。これ、2つとも試着して確かめたけど、サイズを一番小さくした時に横のバーがソウタの耳に当たってしまったのでNGに。頭が小さいのが仇になってる感じ。大人の頭なら、これが耳にぶつかることはない。

ということで、ラチェットタイプを消去。ダイヤル式に絞る。
あとは好みと予算の問題。ソウタは青か緑が欲しいと言っている。
それらを考慮して購入したのが、こちら。

 

コング リーフ/KONG LEEF

イタリアの老舗クライミングメーカー コング(Kong)が出している軽量モデルのLEEF(リーフ)
カラーはグリーン、イエロー、ホワイトの3色しかないので、ソウタ希望のグリーンをチョイス。

素材:ポリカーボネイト
色:グリーン
重量:210g
サイズ:51cm-62cm
適合規格:CE/EN12492/UIAA

 


KongのLEEFは国内での取り扱いもほとんどなく、もちろん試着もできず。サイズも51cm〜62cmのワンサイズのみ。海外通販で購入したので、届くまで多少の不安はあったけど、実際に被らせてみたら何の問題もなくて、一安心(^^。
50cm前後の大きめサイズを事前に被らせていたので、問題ないのはわかっていた。
それと、冬の雪山でも使用するから、バラクラバ&フリースキャップを被った状態でこのヘルメットを被るとなると、やはり少し大きめが良かったりするもの。大人用にして正解だったかな。

 


LEEFの最大メリットは、軽さじゃなくて、もしかしたらこれかもしれない。両サイドにある赤丸部分。これを取るとネジ穴が出てきます。つまりは・・・そう!バイザーが装着可能なんです。スキーやボードにもイケる?または、雪山でゴーグル代わりにも?まだ情報不足で謎が多いけど、拡張の余地を残しているこのワンポイント機能がニクいのであります(^^

 


裏面。うん、涼しそう。
軽量モデルだけあって、ベンチレーション(通気)多め。同時に、スカスカ感も高めw

 


高さ調節も可能なダイヤル式アジャスター。シンプルだから子供でも簡単に調整可能。
他にもヘッドランプクリップが付いてたり、最低限の機能は備わっている。

 


210gという軽さは他と比べても圧倒的にインパクトあり。2個買っても420gだしねw。自分用は違う色にするつもりだったけど、親子でペアルックなんて、こういう機会くらいしかないので、敢えて同じ色にしてみた(笑)いずれ、ゲンタにお下がりするので(^^

早速、今週末に出番だ!と思っていたら、白馬の大雪渓が通行止めのため出番なしw
秋の赤岳でフィールドデビューかな。デビューレポはこちら